怪文書にはこう書かれていました。
「私は全てを見ていました。子猫はあなたが殺したのです。」と。
1. 談合やインサイダー
談合やインサイダー取引が悪いことだということは、日本人ならほぼ全員が周知の事実です。
それでもお金持ちたちは、もっともっと私欲を増やす為に、談合もインサイダーも影でこそこそと続けています。
本来なら全て上手くいくはずですが、仲間の誰かが裏切られて、1人儲けがでないだけではなく、大金を支払わされるとばっちりを受けたとしたら・・・さぁ怪文書の登場です。
「どうして俺だけがかぶらないといけないのか・・・」
ここ最近で、そんなとばっちりを受けたのはきっと◯◯学園と名の付く、総理までをも巻き込んだ問題だったに違いありません。
結局信じ湯は闇の中、、権力で全てを揉み消し、それでも内閣の支持率が下がってくれば、今度は世界をコントロール?
だからお金がないはずの北朝鮮のミサイルが飛んでくるのだろうか・・・全ては誰かと常に繋がっていたり、支配されているのだろうか、国民の心はきっと誰かに支配されていて、怪文書だけが真実をどうにか伝えようとしているツールの一つ・・・なのかもしれません。
2. 殺人犯の挑戦状
怪文書は時に、犯人側から作成されることもあります。
気の狂った犯人は、無残にも、誰かの大切な人を奪ったにも関わらず、平然と、いや、彼はそれよりもっともっと興奮しながら、怪文書を作成し、国民やマスコミなどを刺激し楽しんでいたのです。
怪文書の内容はただのいたずらだと思われていました。
しかしその内容は、見るも、聞くもおぞましい結末を辿ります。
彼は今も刑務所にいるのかと思えば、未成年だった彼はとっくに刑務所を出所しています。
いたいけな子供、まだたった10歳にも満たなかった子供を無残な方法で殺害した犯人は、怪文書までも作成して世の中に衝撃を与えたというのに、今社会の中で自由に生きているのです。
3. 政治家のやり取り
政治家のやり取りは、本当に巧妙で、一般人には想像もつかない内容が、虎視眈々と交わされているに違いありません。
今回は降りてもらう代わりに、次のチャンスは彼を選考しなくては・・・とか、あの件はあの人にかぶってもらう代わりに、あの時のあれの尻拭いはこちらでやっておこうとか。
最近は政治家に関する怪文書よりも、小池百合子さんのように、真正面から都議のドンと闘う状況に勝利したり、あるはずのないものが「記憶にない」で終わらせられたりと、パッションはあるものの、大きなスキャンダルを生むような状況ではなく、静かに淡々と日々を過ぎているようです。
怪文書は、時に嘘のものが存在するけれど、国民が真実を知る数すくないツールとして、もっと数多くの文書が世に出て来て欲しいものです。
4. 企業の不祥事の告発
告発した人のその後は大体不幸なものになっているイメージがあるのは、企業の不祥事の告発をした怪文書の存在です。
数年前に某イタリアの有名ブランドの下請け会社が、高級ブランドの実態を告発した時も、悲惨な状況が起きていました。
告発内容は次のような内容でした。
高級ブランドが使用している革は本物であることに変わりはありませんでしたが、職人は同じ皮の鞄をたった数千円で販売しているのに、高級ブランドは最後にそのブランドのロゴを付けるだけで、数十万円の品物に変えてしまっているのだと。
この話が出てからというもの、その下請け会社には一切発注はなし、他のブランドもお店も彼らを助けることはせず、彼は路頭に迷う結果となってしまったのです。
後日日本のマスコミからインタビューを受けた際、怪文書を作成したオーナーは暴露したことをとても後悔していました。
怪文書は所詮怪文書です。
法的な効力など微力くらいにしかならないはずです。
だって書いた人が匿名なのですから。
でも、皆さん、これからはもっともっと怪文書に興味を持って読んで行きましょう。
怪文書の中には自分の実を削ってでも真実を伝えようとするものがあるのですから。
もしかしたら物凄い真実を見つけ出すことができるかもしれません。
但し、心臓が止まるくらいの内容が書かれているかもしれません。