極端に雑な言い方ですが、頭が悪い人に見られかねません。
これは常日頃から曖昧な印象を言語化する癖をつけることで回避することができます。
言語化といっても理屈っぽいとは意味が違います。
理屈っぽい人はくどくどと回りくどい言い方をしますよね?
ここでいう言語化は端的です。
一言で言い表すキャッチコピーのようなものです。
「色々」や「なんとなく」をぜひ一言で端的かつ明確に言い表せるよう日々トレーニングしてください。
複数の話をまとめて話そうとする
複数の話をまとめて話そうとするということは、つまり回りくどい話になってしまいます。
一つ一つはいい話でも、それらをまとめることで、一つ一つの良さが失われ、くどくどと理屈っぽい印象だけが残ります。
この時に必要なのは、「話の削除」です。
無駄を省き、良いと思える部分だけ伝わるように一つ一つの話を演出し、まとめてではなく、きちんと一つの話を完結させ、次の話に入ることが大切です。
全部話したくて、話をまとめた結果、かえって悪印象になるということはよくあります。
時間も限られていますし確かに話の効率化は必要です。
だからといって、まとめて話すと要点が散ってしまいます。
相手は「で、結局言いたいことは何?」となるでしょう。
筋道たてて一つ一つをアピールしなければかえって悪印象を与えてしまうでしょう。
肩書だけの自己アピール
肩書きがあっても、相手にとって大事なのは、その肩書きにきちんとした中身があるかどうかです。
肩書き自体には特に意味はありません。
それを調子に乗ってアピールすれば、逆に印象が悪くなってしまう可能性もあります。
もちろんその肩書きの中身を伝えることができるなら、その肩書きは充分大きな武器になります。
自己アピールが長い
話しが長いのは、最も嫌われる自己アピールかもしれません。
誰でもそうですが、相手の言葉に真剣に耳を傾ける集中力には限界があります。
それが公の場であれば「今、君にだけ耳を傾けてる場合じゃないんだよね」ということになるのは明白です。
自己アピール以前に、空気が読めない人として大事な機会を失うことになるでしょう。
自己アピールに必要なことは、端的かつ明確です。
具体例を用意する
分かりやすい例を挙げれば、たとえ言ってる内容が理解されなくても、例を通して伝わるということが多々あります。
でもこれもまた諸刃になるのでご注意ください。
例があまりいい例じゃないと「え?全然分からない…」ともなりますし、「それ例になってないでしょ」ということもありえます。
自分の言いたいことをきちんと例えられる例を事前に準備しておく、というのも自己アピールの成功の可能性を高めてくれるでしょう。
結論を簡潔に伝える方法を考える
少し話がずれてしまいますが、アメリカのディズニー映画などでは結論を上手く伝えるための「ルール」があるらしいです。
物語を「起」「承と転」「結」という三幕に分けて、1対2対1の割合で時間を区切って作品を作るそうです。
彼らいわくこの割合が最も結論が伝わりやすいとのことです。
このように自己アピールを「時間で区切る」なども効果的な方法です。
初めの一分で紹介、次の二分で説明、最後の一分で結論など、そこまで正確に時間は測れないでしょうが、いい目安にはなるかもしれません。
くどくどとつい説明してしまう無駄に長い話を回避することもできます。