品をもって爽やかにがテーマですね。
もちろん場所によっては品も爽やかさも必要ない場所もありますが、そういった場所ならば、よりリラックスできるはずなので、特に問題はないでしょう。
貢献できるか
ここからが勝負です。
自分の何をもって貢献できるかのアピールタイムです。
特殊技術、性格、目的と目標などを5W1Hをベースに端的に表現しましょう。
話す内容の段取りはもう前日に決めているはずです。
その段取りに沿って、緊張と戦いながら、語りつくしましょう。
この時面接官は緊張してうまく話せないだけか?もしくはビジョンの構築が甘いのか?を、きちんと見極めます。
半端な嘘は間違いなく見抜かれるので、こちらも本音と建て前を武器に応戦しましょう。
まるで台詞を暗記しているような「完璧さ」も逆効果ですから、前日までのイメージトレーニングを模倣するのではなく、その空間に合わせた自分で話すことが大切です。
もしうまく返事ができなくても、あせることはありません。
うまく返事ができないようなことをあえて質問して「リアクションを見る」ということも面接官の仕事です。
あせらずじっくり対処すればなんの問題もありませんから、真摯に対応していきましょう。
もし最悪、頭が空っぽになったのなら、とびっきりの笑顔で乗り切りましょう。
立ち振舞い
質問に対する返答、そのスピード、話すときの姿勢なども、もちろん面接官は見ています。
面接官も人間ですから、立ち振る舞いは特に気にしています。
それこそ困った時の笑顔などもチェックポイントの一つです。
屈託のない笑顔であれば、好印象に繋がりますし、作り笑顔では悪印象になります。
立ち振る舞いはほんの些細な一瞬で判断されるものです。
例えミスをしても誠実な態度で立ち振る舞えばミスもカバーできるでしょう。
終始できる限り落ち着いて立ち振る舞いましょう。
立ち振る舞いにおいて一番のNGはあせることです。
説得力
最終的にものを言うのはこれです。
これは面接時にがんばればいいというものではありませんよね。
日常生活でどこまで自分と深い場所で対話してるか?
自分の中の理論を実践しているか?
本音を建て前という武器に上手く加工しているか?
など、日ごろの行いそのものが直結して、初めて人の言葉には説得力が宿ります。
同じ言葉でも伝わり方は人によって違いますよね?
それこそまさに説得力の問題です。
大事なのは、自分の言葉が説得力をもって相手に通じているかどうかの「見極め」です。
実はこれは会話してる最中に、確認することが可能です。
自分の言葉を聞く相手の表情に必ず顕著に出るからです。
自分の言葉が説得力を備えていれば、相手は自分の言葉を受け止め「咀嚼」し始めます。
相手はかみ砕いて自分なりに理解しようと努めている、というわけですね。
その時の相手は明らかにそれと分かる言動をとります。
注意深く観察すれば分かります。