そのため、その場が一番波立たないように、問題が最小限に抑えられるような方法でとりあえずその場をやり過ごした方がいいのではないでしょうか。
例えそれが自分の筋を通せない方法だったり、納得のいくような手段ではなくとも、平和裏にその人接することができるのであれば、自分を守ることができるのかもしれません。
2.無理に仲良くする必要は無い
人は、誰かとの関わりや交流を求めるものですが、友だちや恋人は選ぶべきものです。
もしかしたら、どんな人でもこちらに興味を示してくれた人に対して、それに応じなきゃと思う親切で優しい人もいるかもしれません。
しかし、もし相手が周りの人を傷つける言動や行動をなんとも思っていなかったり、自分勝手すぎて周りの人を追い詰めるようなタイプの人なら、その人と無理に仲良くする必要はありません。
誰とでも仲良くなりたい、と思うことは良いことかもしれませんが、それでも世の中にはこちらの力ではどうしようもできない人もいるのです。
わざわざその人を避けるということはしませんが、それでも仲良くなる必要はないのです。
もし、あからさまにその人を避けるような態度をとってしまうなら、「態度が気に入らない」と逆にその人に目をつけられてしまうこともあります。
そのため、他の人と同じように接しつつも、一定の距離を保ち深入りしないようにしたほうがいいでしょう。
3.反論してはいけない
筋の通っていないことや、あからさまにおかしい行動や言動をしている人に対して、注意したり、反論したりしたくなることもあります。
でも、もし反論してしまったら、自分をもっと苦しめてしまうことにもなりかねません。
その人は、自分の考えが間違っているとか、他の人はどう感じるか、なんて全く気にもしていないし、考えたこともないかもしれません。
そのような人に「あなたはおかしい」とか「あなたは間違っている」というような反論をしたり、常識とか、当たり前を突きつけてもただただ争いが大きくなるだけでしょう。
人の意見なんてもともと聞く気もない人には、何をどのように言ったって、結局こちらが悪者になってしまう可能性が高いです。
こちらが、反論すればするほど問題は大きくなり、こちらへのダメージが大きくなります。
もちろん、悪いのは相手だったり、こちらの言うことが全く正しいとしても、気がおかしい人に対して相手を責めるようなことを一言でも言ったり、何か反論するようなことをすると
相手はもっとキレてもっと無茶苦茶なことを言ってくることもあります。
ですから、基本は争わないようにする、ということです。
4.理解する必要はない
きっと、普通の人が「は?」「何言っているの?」「おかしでしょ!」「人間として信じられない!」と思うことを、平気でやってしまうのため、キチガイと思われがちなのでしょう。
実際に、世の中には普通の感覚を持っていない、という人がいます。
もし、そういう人のことを「理解したい」と思って努力しても、結局相手は”普通”が通じない人なのです。
「理解したい」ではなく、「こうゆう人も世の中にはいるんだ」という一種の受け入れ態勢でとどめておくとよいかもしれません。
その人を理解しようと気に病んだりする必要もなく、だからといって自分の生活の中から存在を締め出そうと必死になっても、それができないなら逆にストレスが溜まってしまうこともあります。
「自分には理解できないような人間も世の中にはいるんだ」と認めて、あまりその人に乱されないように、距離を保って付き合っていくほうがいいのかもしれませんね。
自分で異常に気付いていない
周りからおかしい人、普通じゃない人と思われているとしても、本人は自分が「おかしい」とは思っていない場合があるでしょう。
自分が間違っているとか、何か人と違うんだ、ということに気付いているのなら、まだ人の意見や反応を気にして自分を改善する努力をするかもしれません。
ですが、自分の異常さに全く気付いていないなら、その人が変化し、”普通”になることは簡単ではないし、あまり期待してもがっかりするだけかもしれません。
それに、自分が言っていること、やっている行動がどんなに道理から外れているのか、ということを理解できていないので、反省もしない人もいます。
逆に、人を傷つけておいて、いつも自分が被害者だと思い込んでいるケースもあるでしょう。