自分に負担になる案件であっても、それをやることによって自分が成長出来たり、職場の中で優位な立場に立つことが出来たりと、パッと見だけでは見ることの出来ない隠れた利益を追求出来るのも賢い人の特徴です。
ですから、結果失敗したとしても決して落ち込んだりせず、次に生かしていけるのも賢い人ならではかもしれませんね。
13.自分だけでなく周囲の人のことも常に思い遣っている
賢い人というのは、その場の空気を読み、雰囲気や空気に合わせて行動することが得意です。
雰囲気や場の空気を読むだけであれば、ちょっと神経質な人であれば比較的簡単に出来ます。
しかし、通常は場の空気に溶け込もうと自分の意見を変えたり、あえて発言しなかったり、安易に賛成したりするものです。
その結果、あとから反省したり後悔したりすることが多いです。
ですが、賢い人は自分の意見をしっかりと通すことが出来る上に、場の空気を乱すこともしません。
自分だけではなく、周囲の人にも気遣い、みんなの機嫌を損ねることなく行動することができます。
もちろん、機嫌を損ねないというのは単に八方美人というわけではなく、不必要な争いやもめごとを避けるという意味です。
常に相手を思いやり、自分もみんなも後悔することなく話が出来る、そういう行動を取ることが出来ます。
賢い人は勉強が出来るとは限らない
「賢い人」=「勉強が出来る人」ではありません。
賢い人というと、知識が豊富で試験の成績も良くて、仕事もバリバリこなして…というイメージを持たれがちですが、単に勉強が出来るだけでは賢いとは言えません。
職場にもいませんか?
知識が豊富で学校でも優等生で、期待されて入社してきたのに、実際の現場ではうまく仕事が出来なくて怒られてばかりの人。
「勉強は出来る人なんだろうけどね…」っていう人です。
賢い人とは、物事を多角的に捉え、適格に物事を判断できる人のことを言うことが多いです。
それは、決して勉強が出来ることとは違います。
例え試験の成績が悪い人でも、賢い人はたくさんいますし、その逆もあります。
最近の就職試験で筆記だけではなく、面談や集団面接など、さまざまな採用方法が出てくるようになってきたのも、単に勉強が出来る人ではなく、真に賢い人を採用したいという企業が増えてきているからです。
単に高学歴や知能指数などでは判断出来ない内面的な部分で判断するのが本当の賢さなのです。