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本末転倒とはどういう意味?難しい言...(続き3)

7.パニックになりやすい

ちょっとしたことで、気持ちが動揺してパニックになりやすい人は、強い意志がないので、混乱すると行動できなくなってしまうのです。

度々このような状態になってしまう人は、楽な方へ楽な方へと気持ちが向かってしまうため、目標に到達する前に迷いがあって、本来の目的とは逆の方向へ向かってしまうのです。

8.想像力が不足している

夢を叶えるため、目標を達成するためには、どのような過程を進めば良いのか?

想像力が不足している人は、その過程を想像することも、目標を達成した時の喜びも想像できないので、意欲も弱くなってしまうのです。

想像力がある人は、目的を達成しているイメージを描くことができるので、目的達成する意欲もわくのです。

9.学習能力が不足している

学習能力が不足している人は、目的を達成するためには、どんなことをやらなければならないのか分かりません。

その過程を進む途中でも、何をすれば良いのかさえ分からなくなってしまいます。

そして、本来の目的とは逆の道を辿ってしまう結果になりがちです。

10.物事の価値を判断できない

どちらの方が価値があるのか、どちらを優先した方がより良い結果を得ることができるのかということが、正当に判断できない人は、やはり優先順位も正しく判断できません。

物事の価値を正しく判断できないと、間違った方向を選んでしまい、本来の目的とは逆の結果になってしまうのです。

11.誘惑に弱い

「あっちの方が面白いよ。」と、友だちに誘惑されてしまうと、あっちフラフラ、こっちフラフラと気持ちが移ってしまいがちになります。

それでは目標が明確に定まらず、「本末転倒」の結果になりがちですよね。

本末転倒の例文

次に、「本末転倒」を使う例文を用いて、「本末転倒」の正しい意味を分かり易くして覚えていただこうと思います。

どのような時に使われる四字熟語なのか分かれば、本来の意味と使い方が分かると思いますよ。

1.バイトばかりして勉強の時間がなくなれば本末転倒だ

夢を叶えるために大学へ進学して、親の負担を減らそうと高い学費の一部を自分も稼ごうと思ったため、いっぱいアルバイトをしていたら、身体を壊して勉強がおろそかになってしまい、留年してしまったなんて、「本末転倒」だった。

2.バイトが忙しくて高校中退したなんて本末転倒だ

せっかく大学へ進学するために、学費をためようとアルバイトをしていたら、忙しくて勉強をする時間がなくて、試験の結果も成績も悪く留年をすることになり、やむを得ず、中退することになってしまった。

このように、アルバイトに夢中になって中退してしまったら、「本末転倒」だ。

3.高級ブランドを買うために食事をしないで病気になるなんて本末転倒

高級ブランドを買いたくて、一生懸命仕事をして、食費を削ってお金を貯めようと食べずにいたら、身体を壊して入院して、莫大な入院費がかかってしまった上に、仕事も退職することになってしまったなんて、「本末転倒」だった。

4.節約のため暖房を使わなかったので風邪を引いて、本末転倒だった

とても寒い日に、光熱費を節約していたので、ブルブル震えながら我慢して暖房を使わなかったら、風邪を引いてしまった。

結果、病院へ行くことになり、診察料と薬代がかかってしまって、せっかく節約したつもりが、「本末転倒」だった。

5.材料を全部揃えたのに作らないなんて本末転倒だ

通信販売で「ミニチュアのお城」を作ろうと、毎月手作りキットを少しずつ定期購入して集めていた。

毎月送られてくる部品を見ては、ワクワクしていたけれど、仕事が忙しくて作る時間がなくて、結局、一部分も作れず、部品だけ全て揃えてしまったなんて、「本末転倒」だった。

6.節約のために遠くの街まで買い物に行くなんて本末転倒だ

遠くのドラッグストアで、いつも行っているドラッグストアより、トイレットペーパーが安く売られていたので、わざわざバスに乗って買いに行ってしまった。

あとで冷静になって家族に話してみたら、交通費の方が高くついてしまって、節約のためなのに、これではいくら安く買えても、わざわざ交通費をかけて、遠くまで行ったのに、「本末転倒」だったねと言われてしまった。

7.ダイエットの運動をし、お腹が空いて逆に食べ過ぎて太ったのは本末転倒

最近ちょっと太り始めたのが気になって、ジムに通うことにしました。

しかし、トレーニングが終わって帰宅する途中、ラーメン屋の前を通ると、美味しそうなラーメンの匂いがしてきました。

我慢できずに大盛りラーメンと半チャーハンと餃子セットをガッツリ食べてしまった。