自分がびっくりしたり、すごいと思ったりして周囲の人に話したとき、その内容に対して、「それって普通じゃない?」なんて言われたこと、ありませんか?
内容によっては、カルチャーショックを受ける時もあったりして…意外と何が普通なのかわからなくなる時ってありますよね。
人によって「普通」の基準はさまざまなようです。
普通とはいったいどんなことを言うのでしょうか。
️普通普通って言うけれど…
普通という言葉は非常に便利で使い勝手の良い言葉です。
しかし、自分の「普通」と相手の「普通」が違うことってよくありますよね。
例えば目玉焼きにはソースか…マヨネーズか…醤油か…。
あなたならどれでしょうか?
どれを選択した人も、それが自分の中の普通であることに間違いはありません。
もしかしたら塩こしょうの人もいるかもしれませんね。
自分にとって、「げ~、こんなのかけたら食べられないでしょ!」と思うものでも、相手にとってみたらそれが当たり前だってことはよくあります。
普通とは、小学生でも簡単に使える言葉ですが、非常に意味合いの難しい言葉でもあるのです。
普通っていったいなに?
「普通」の意味を聞かれても「普通であること」くらいしか誰も思いつきませんよね。
普通とは、誰もが気軽にたくさん使う言葉でありながら、意味を正確に理解している人は少ないのかもしれません。
また、普通という感覚がどういうものかも人によって違うでしょう。
そんな「普通」の意味について考えてみたいと思います。
「普通はこうだよ」って言われてもわかんない!
会話の中のどの部分が普通で、どの部分が普通じゃないのか。
これは誰にもわかりません。
特に仕事上で使用される場合、普通という言葉は非常に危険です。
なぜなら、「普通にやってもらえばいいですから。」なんてお願いの仕方をしてしまったとき、返ってきた結果が自分の想像とかけ離れていた場合でも、頼んだ相手を責めることは出来ないでしょう。
それは、説得や議論、物事をお願いするような場での会話に「普通」という言葉を入れてはいけないからです。
「普通」は人によって違います。
ですから、「普通にやってほしい」ではなく、もっと詳しく、どのように取り組んでほしいかを伝えないと、相手と自分の方向性はズレていくことでしょう。
普通は人によって違う?
人によって、「普通」だと感じる場面には違いがあります。
例えば、携帯の充電は何%から充電する対象に入るでしょうか。
50%を切ったら充電する人、20%を切ったら充電する人、100%でない限りは必ず充電する人…さまざまいると思います。
でも、どの人にとっても自分の携帯を充電する基準が普通であり、他の人の基準は普通ではないのです。
「あ~、あなたはそのくらいで充電するのね~」と一応理解は示せても、決してそれが普通なんだとは思わないでしょう。
きっと「私のほうが多数派だと思うけどね。」なんて思うのではないでしょうか。
「大多数の人がこれを普通であると認識している」と自分で思っていることを人は普通であると言います。
️普通とはどういうことか
「普通においしい」とはどういうふうにおいしいのでしょうか。
「普通におもしろい」とはどの程度のおもしろさなのか…。
いざ言葉にしてみると難しいものですね。
普通とは、一般的なこと、特別ではないことなどの意味がありますから、この場合「きっと大多数の人がこれはおいしいというだろう」と自分で思ったメニューに対して「これは普通においしい」という発言になるように思います。