こうやって自分の中の価値観というものは形作られていくのです。
ランチにかかるお金の普通
ランチにかけるお金は日々の積み重ねで大きな出費となるため、その人の価値観や性格、金銭面によって大きく左右されます。
ワンコインランチが普通の人
仕事などで、毎日ランチを買う人にとっては、毎月のランチ代はとても大きい金額になりますね。
そういう人は、ランチ代をワンコインで抑えたくなるものです。
つまり、節約志向の強い人がワンコインランチを好む傾向にあり、ワンコインで食べることの出来るランチが普通だと思っている可能性があります。
また、節約志向はそこまで強くなくても、おつりが増えるのが嫌だったり、キリの良い数字で買いものをしたかったりするような、こだわりのある人もワンコインを好みます。
ワンコインランチは、幼い頃から節約して生活するのが当たり前の人や、数字にこだわりのある人にとっての「普通」であると言えます。
1000円前後が普通の人
普段外食をせず、休日だけ外でランチをするなんて人に多いのが「1000円が普通である」という感覚です。
外食のメニューにも1000円前後の金額のランチが多く、ランチ=1000円前後ならお金を払っても良いという感覚が日本人の感覚の多数を占めているのだということがわかります。
毎日ランチをする人にとっては、1000円を支払うのは多いような気もしますが、単身者であったりすれば、この感覚は普通かもしれません。
また、普段節約している人でも、「頑張って節約して500円のランチを食べている」ということは、その人の普通は500円よりも高額であることがわかります。
節約するために、普通よりもランクを下げて食事しているということですからね。
そのため、ワンコインでランチをする人の中にもランチの金額は1000円前後が普通だと思っている人はいるかのかもしれません。
2000円くらいが普通の人
ランチで2000円が普通という人も単身者が多いかもしれません。
自分の自由に出来るお金が多めの人はたとえ毎日ランチしていたとしても、2000円支払えるでしょう。
また、そこまで自由なお金は多くなくても、食事に気を遣っている人や、食事を毎日とても楽しみにしている人、食事を大切にしている人などは、他にかける金額を削ってまでもランチにお金を使うかもしれません。
そういう人はランチ2000円くらいが普通だと感じるのでしょう。
それ以上が普通の人
ランチが2000円以上が普通の人は、お金持ちである人が多いでしょう。
単にお金持ちと言っても、お金持ち全員がランチに2000円以上かけているわけではありません。
先ほども書いたように、食事に気を遣っていたり、他にかけるお金を削ってまでもランチを大切にする人でなおかつお金がある人がこのように高額のランチを普通と感じていると考えられます。
他にも、お金持ちが自分自身のステータスとして、高額なランチを食べるようにしているなどの場合にも、高額なランチを好んで食べていると言えます。
恋人と会う頻度の普通
「普通」という感覚は、人によって違うのはもちろんですが、一人の人の中でも「普通」の概念はよく変化します。
だからこそ、より「普通」という言葉は複雑で難しいのです。
毎日が普通の人
恋愛が始まったばかりで二人がとても盛り上がっている場合、恋人と会う頻度は毎日であることが多いでしょう。
ここでポイントなのは、元から毎日会うのが普通の人もいれば、今だけ毎日会うのが普通な人もいるということです。
元から毎日会うのが普通な人は、たとえ年月がたって恋人との仲が落ち着いてきても、毎日会うべきと思っています。
ですが、盛り上がっている間だけ毎日会うのが普通と思っている人の中には、普段は一週間に1回会えばいいくらいだと思っているけれど、今は付き合いたてで毎日会っても足りないくらい!だから毎日会って当たり前、という人もいるでしょう。
「普通」という感覚は一人の人の中でも感情や状況によって変化していきます。
毎日会うのが普通だからと言って、一生そういう感覚であるとは限らないのです。
3日に1回が普通の人
お互いに仕事をしていたり、少し遠距離ぎみだったりすると、3日に1回会うのが普通なのかもしれません。
ですが、これも前に書いたことと同じように、本当の自分にとっての「普通」と今の現状が異なっている場合があります。
本当は毎日でも会いたいなら、その人にとっての「普通」は「毎日会う」ということになるでしょう。