一匹狼な人の8個の特徴
言葉の意味からも、一匹狼と呼ばれる人には「カコイイ」「クール」など魅力的な一面と、「スタンドプレー」「自己中心的」など嫌な面が共存していることがわかります。
そしてこの印象の差は、一匹狼の人本人の態度が違うというよりは、受け取り手の性格や、シチュエーションなどにより、どちらかの面を強く感じるからと言えるでしょう。
ですから一匹狼の人の特徴を理解しているなら、自分が振り回されないですみます。
さらに彼らをよく知るなら、上手に付き合えるだけでなく、その懐に飛び込むことが許される数少ない人になれるかもしれないので、これから具体的な特徴を見ていきましょう。
1.プライドが高い
一匹狼の人は、「自分でなんでもできる」と信じているので、人と群れないのです。
ですから当然、プライドは高いでしょう。
自分にも厳しく、ストイックな職人のような気質の人が多く、昔から、必要な知識を蓄えることに励み、仕事も、誰にも止められたわけでもないが、自分自身が満足できる高いレベルでこなすために妥協はしません。
ですからどうしても、自分は優れた人間と思うのです。
しかし面白いのは、一匹狼の人はあまり周りを見たり、他人と自分を比較したりしないので、人を見下ろすつもりは全くないのです。
ただ、言動のいたるところに「自分は優秀」という感じが出てしまうので、周りの人が嫌味に感じ、プライドが高くて付き合いづらいと取られてしまうことがあります。
しかし本人は「実際にできるし、それなりの努力はしている」と一向に謙遜する気はないでしょう。
2.ナルシスト
ナルシストとは、「自己愛」ということもでき、語源は、ギリシャ神話に登場するナルキッソスが、水面に映る自分の姿に恋をしたというお話から来ています。
ですから、自分に陶酔すること、また少し悪い意味を込めて、うぬぼれなどと言われることもあります。
つまり、自分のことが大好きな人のことをナルシストと言いますが、一匹狼な人も、自分を好きなことが多いです。
ナルキッソスのように自分の見た目に陶酔するわけではなく、自分自身の能力や性格を完全に肯定しているからこそ、自信を持って一人でも戦うことができるのです。
自分を認めてあげれない人は、周りの人の意見に左右されたり、誰かに引っ張ってもらうことを望みます。
ですが、自尊心がしっかりしてあり、意志も強くそれをやり遂げる自信がある人なら、自分のすることを自分一人で決定し、実行することを負担とは感じません。
むしろ、独創的な考え方ができる自分をどんどん評価するようになるのです。
3.人目は気にしない
人目を気にしないことは、まさに長所であり短所でもあります。
人にどう思われるかを気にしすぎると、良いアイデアであっても黙っていたり、やりたいことを我慢して周りのゆっくりなペースに合わせてしまい、できることの幅を狭めてしまうかもしれません。
しかし、上の人に可愛がられたり、周りと歩調を合わせることによって人間関係もうまくいき、仕事上必要な助けや支えを確保できるでしょう。
一方、スタンドプレーをするなら、「出る杭は打たれる」という言葉通りに、上の人や周りに叩かれることもあるでしょう。
しかし、人目を気にしないからこそ思い切った行動がとれたり、独創的なアイデアが浮かぶのです。
その結果、仕事で認められたり、憧れられる存在になることもあります。
ですから、人目を気にしないことには一長一短があるのです。
一匹狼の人は、人ではなく自分はどう思うか、人からの評価ではなく、自分が納得できるかという物差しで行動する人です。
ですから、煙たがれたり、叩かれることもありますが、カリスマにもなり得るのです。
4.頭が冴えてる
一匹狼に憧れる人もいますが、実際にポテンシャルがなければ、ただのわがままな人や、自己中心的で尊大な人や、無謀な挑戦をする人で終わってしまいます。
つまり、本当の一匹狼になるには、頭脳明晰、キレ者でなければなれないのです。
ですから、一匹狼の人は、経営者であったり、作家、哲学者、芸術家、発明家であることが多いです。
自分と向き合ったり追い込むことができる人は、自分に必要と思えることは夢中で学び、知識を蓄えます。
そしてその知識を活かせるように、理解力や知恵を身につけるように、自分をさらに成長させます。
また、一匹狼の人は、取り乱したりすることが少なく、常に冷静なことが多いので、的確な判断を下せます。
パニックになると頭が良い人でも、愚かな決定や、意味がわからない判断を下してしまうことがあります。
冷静なら、自分の持っている思考を最大限生かし、論理的で道理になかった決定を下して、頭が冴えていることを示すことができるでしょう。