ありがたい、ありがたいのだけれど、他の大人たちの目が、ツンツン突き刺さるのです。
幸い、ずっと抱っこでご機嫌だった我が子は大人しくしてくれていたのだけれど、順番も椅子も全て優先してもらえる新米ママに投げかけられた視線は、とっても冷ややかなのでした。
どーしても出社しないといけないの!!育休中のママには厳しい、お昼間のオフィス街
ほとんどの会社には、育休中のママが何度か出社しなければならない制度があると思います。
長期間、職場から離れるのですから、復帰日までに人事担当と話せたり、オフィスの雰囲気を味わえたりする必要な制度です。
当日、運よく祖母が預かってくれたり、旦那さんがお休みを取れるといいですが、そうではなかった私。
かつ、「せっかくだし子どもも連れておいでよ!」なんていう、優しい先輩ママの声に気を良くして、ひょいひょいと子をつれて大都会に赴くことを決めたのです。
その時は、産前に一人で悠々と歩いていた大都会が、今まで見たことのない姿を見せることを知らなかった。
平日はどの時間もサラリーマンでごった返す大都会には、バギーをひく人は一人もいません。
歩くスピードも違えば、放っているオーラそのものがすでに全く違います。
オフィスのあるビルに入ると、私の放つオーラの異様さはさらに増しました。
ロビーでもエレベーターでも廊下でも、そこにいる全員の大人が私たちを見るのです。
”異様なもの”を見る目、今でも忘れられません。
個室の魅力はどこに!?授乳が一苦労の個室カフェ
都会には、個室を謳うカフェがいくつか存在します。
一般的に思い浮かべる飲食店の個室よりもさらに独立した部屋で、仲間内で使えるのですが、言うならばカラオケ店からカラオケ機能を抜いたようなスタイルです。
小さな子を連れたママ会にはぴったりで、子が泣こうが騒ごうが、周囲に音が盛れないので、気兼ねなくママ会をすることができます。
そんな情報を聞きつけた私と友達も、早速利用してみることに。
私たちが利用したお店は、小ぎれいにされていて、おしゃれとはいえないまでも、自分の部屋にいるようなアットホームさがありました。
案の定、個室内で泣いたり暴れたりする子どもたち。
私の子どもはまだ授乳が必要だったので、その場で安心しておっぱいをあげられる!と安心したのも束の間、スタッフの若い男性が授乳する私の方を、料理を運びがてらじっと見ているのです。
背中を向けてはいたものの、友達も感じるほどの不自然さ。
ママ会の利用も大歓迎なはずのそのカフェですが、そうならば、スタッフ教育(というかスタッフ選び)を徹底してほしいものです!!
数少ない息抜きの場なのに!”ベテランママ”が出没するスーパー
乳児を抱えるママなら全員が感じることですが、自由に動けない子どもとほとんど家にいることが多い日常において、スーパーは貴重な息抜きの時間です。
私も煩わしいと感じていた家事の一つがこんなにも新鮮で楽しいものに感じるとは思いもよりませんでしたが、外の空気を吸って、大人社会と触れ合えるスーパーは、とってもいい息抜きなのです。
知らなかったのですが、自分で歩けるようになった子どもは、スーパーのカートに座らされることが大嫌いになる時期があります。
自分でスーパーの中を探検したいのです。
限られた時間でメニューを考え、安いものを探し、不足がないかチェック・・・と買い物に夢中になっていると、子どもから少し目を話すことも。
そうすると必ず出てくるのが”ベテランママ”(言い換えると元気なおばあちゃん)!
「可愛いね〜」と言ってくれる人がほとんどですが、中には「迷子になる!」「お母さん何してるの!」「あ〜、危ない!大丈夫?」と、大きな声が聞こえてきます。
その声に驚いて、周囲の買い物客もこちらをみる。
い、居ずらい・・・。
せっかくの息抜きのスーパーも、大人の白い目が気になる子連れママなのです。
乳児を連れて車を洗う方法はコレ以外思いつきません!大泣きの洗車機
子育て中には何かと重宝する車ですが、洗車は一苦労です。
旦那さんがお休みの時に、ママが部屋で赤ちゃんを見ていて洗いに行けるような時はいいのですが、どうしても目立つ汚れが着いてしまって、なるべく早く取りたい時など、活躍するのは洗車機です。
数百円で、乗りながらにして車をピカピカにしてくれるので、赤ちゃんと2人きりでも楽チンのはず!!そう思った私は甘かった。