最近はメディアの発達などで様々な日常の問題などが取り上げられる世の中になりましたが、時代の変化とともに新しい用語なども生まれていますよね。
例えば、〇〇ハラスメントという言葉を聞いたことがある方はかなり多いのではないでしょうか。
セクハラは以前から存在していましたが、最近ではパワハラであったりとか、モラハラという言葉も生まれてきました。
セクハラは皆さん知っての通り、異性に対して性的な嫌がらせをするという言葉の意味として存在しています。
例えば、時代の変化の例としては昔は男性が女性に対して行う性的な嫌がらせという事が一般的な意味合いでしたが、最近では逆に女性から男性への嫌がらせなども存在していますね。
そういった意味で様々な細かい問題も最近は取り上げられていますが、併行して先ほどお伝えしたパワハラやモラハラという事も目立つようになりました。
では、名前は聞いた事があっても内容は良く知らないという方も存在しているのではないでしょうか。
今回はモラハラをメインでご紹介していきたいと思います。
それでは見ていきましょう。
数々のメディアで取り上げられている”モラハラ”
最近耳にするようになった〇〇ハラスメントですが、代表的な例では先ほどお伝えしたセクハラ、パワハラ、モラハラという言葉になるかと思います。
セクハラは先ほどご紹介しましたは、パワハラも聞いた事があるかと思います。
一般的に多い事例としては、立場が上の者が立場が下の者に力にものを言わせて無理難題を突き付けるような行い、発言をする事をいいます。
これも広く認知されているかと思いますが、最近話題になっているのがモラハラです。
こちらの意味がわからないという方も多いかと思いますのでご紹介させていただきます。
モラハラは元々フランスの精神科医が名付けたとされており、肉体的な暴力ではなく、言葉や態度などで精神的な暴力を行う事と表現されています。
見えない暴力になるので、なかなか発覚しづらいような問題であり、なおかつ深刻な問題として定義されているかと思います。
このフランスの精神科医いわく、精神的な殺人とまでいわせるほど、それほど精神的に負担をかけるような問題だと言われています。
実際にあなたも今までの人生で特定の人が特定の人に対して極端にひどい態度、行動、発言をしているのを見かけた事があるのではないでしょうか。
これがいわゆるモラハラという事になります。
離婚問題で話題になったモラハラ
モラハラが原因で離婚になったケースも数多く存在するといわれています。
確かに自分に置き換えてみると、自分自身がモラハラを受ける立場になったと考えてみてください。
恐らく毎日が苦痛であり、何かをするにしてもいちいち萎縮したり、恐怖を感じながら生活をしていかないといけないのではないでしょうか?
こうなってしまうと夫婦の絆という物は存在せず、存在するのは恐怖の身となってしまうかと思います。
それほど申告な問題であり、当事者にとっては本当に恐怖そのものであるかと思います。
それほどまでに精神的に追い詰められるという事は危険な事ですし、時には自殺に繋がりかねない問題なのです。
モラハラはマインドコントロールに近いもの
モラハラはマインドコントロールに近いともいわれています。
考えてみてください、毎日暴言を吐かれたり、制限を付けた行動を要求されたり、すべて都合の悪い事があると自分のせいにされり。
こういった事が日常的に行われている生活がずっと続くとします。
そうなると、モラハラを受けている方は最初こそ自分は悪くないのにと思うかもしれませんが、その状況がずっと続くと自然と自分が悪い、自分のせいだと思うようになります。
そうなってしまうと、自分自身をせめてしまう、自分がすべて悪いと思い込むようになってしまい、それを信じて疑わなくなってしまうのです。
そうなってしまうとまさにマインドコントロールをされている状態に近いものになります。
そのような意味では、モラハラは見過ごせないものすごく大きな問題だといっても間違いはないでしょう。
双方とも自覚が薄いので発覚しにくい
このモラハラの問題点として、双方の自覚が薄いという事があげられています。
一般的に多い事例としては夫が妻に対してという構図が浮かびます。
女性は基本的に受け身だったり、優しい性格の人が多いです。
それに対して男性は強い発言をしたり、女性と比べ暴力的な面を持っている事があります。
ただ、多いのが自分自身に自覚がないという事なのですが、これは言われる側がそういう事を言われた事がある、もしくは経験があったりすると自分が悪いとあきらめてしまう、認めてしまうという事でそれが当たり前になっているケースです。
本当は嫌なのに、認めざるを得ない、またはそういう状況を作らされている事により、自然に受け止めてしまうという事です。
また、言う側もそれが悪気があって言っているわけではない、自分はそれが当たり前だと思って行動をしているからこそ、反省をする事もないですし、言い過ぎたと思う事もないのです。
個人が当たり前だと思っているからこそ、なかなかこの問題は改善できない傾向にあり、時には自分は被害者だと気づかないで精神的に追い詰められてしまうというケースもあります。
だからこそ、個人個人が冷静に客観的に物事を見るという事を意識する事が大事です。
これは当たり前ではないという事にいかに気づく事が出来るかで問題の早期の解決に結び付くといえるでしょう。
あなたは大丈夫?モラハラ行動の9個の特徴
モラハラの言葉の意味、そしてモラハラがいかに深刻な問題であるかという事が理解いただけたかと思います。
さて、それでは実際に自分自身がモラハラをされていないか、そしてモラハラを受けていないかという事をチェックする必要があります。
必要ないと感じている方こそ、しっかりと行う必要があり、今自分がそういう立場にいなくても過去に自分はそういう事をしていないか、受けていないかという事を確認するためにも自分自身を振り返ってみてください。
これからご紹介する事に当てはまっていると、危険かもしれません。
1、密室で行う
モラハラでありがちなのが、密室で行われるという事です。
例えば、外にいる時には普通なのに、家の中では言動や行動などが変わってしまうという事です。
なので、誰かが周りにいる時であったり、外にいる時には普段と全然違うのに、二人っきりになると態度が豹変したりするケースがこちらです。
あなたがもし自然とそういう状況(ふたりっきり)になると精神的にびくびくしてしまう、ふたりっきりになる事を自然と避けているという経験がもしあれば、それはモラハラを受けている可能性があります。
先ほどお伝えしたように、なかなかしている側は自覚できない問題にもなっていますので、受けている側がしっかりと当てはまるかどうか考える事が一番重要です。
自然とふたりっきりになる事を避けて、外出しようとする傾向にありませんか?
もし自然とこういう事を考えていると、危ないかもしれませんよ。
周りから理解を得られない
密室で行われる事が多いので、当然ながら二人っきりというケースが多いでしょう。
なので、周りに誰もいないので、周りがそれに対して気づくという事がないのです。
例えば、DVなどであれば、暴力を受けた時に生じるあざなどで視覚的な情報が生まれますよね。
それが良いか悪いか、解決に繋がる時もあるので、周りに気づかれる可能性が生まれます。
ただ、モラハラはそれに比べると見えない暴力になるので、当然見える傷がつく事がないんです。
だからこそ、周りからすると一見理想の夫婦のように見えたりもします。
なので周りに相談をしても、良い人そうだよとか、素敵な人という風に受け止められてしまい、周りから賛同を得られないのでふさぎ込んでしまう、泣き寝入りしてしまうというケースに繋がります。
なので、判断をするのは周りではなく、自分自身なんだという事をしっかりと考える事、受け止める事が必要です。
自分はこういう事にはならないだろうと思っていると、いつかこんな事になってしまう日がくるかもしれません。
いつ被害者になるかわからないという意識を持って、しっかりと自分自身を持つ事が大事であるという事を覚えておきましょう。
2、自慢話が多い
自慢話が多いという事もモラハラに繋がりやすい傾向にあります。
あなたも人生の中で、一人くらいは自慢話が大好きな、自分大好きな人に会った事があるのではないでしょうか。
当然周りはあきれながらそのような話をまたか…という思いで聞いているかと思うのですが、自慢話をするという事は、裏を返せばかまってほしい、自分のすごさを周りに知ってほしいという事の裏返しです。
それだけ承認欲求も強いですし、自分が偉いんだと思い込んでいるという事です。
自分が大好きなので、否定される事を極端に嫌いますし、こういった性格が自分が間違っていると思わずに自然とモラハラのような行動を取る事に繋がったりするでしょう。
相手を見下す発言をする
このように自分自身が間違っていない、正しいと思いこんでいる人は自分が都合の悪い状況になったり、間違っていると認識されそうになると相手を極端に否定したりする傾向があります。
また、自分自身が偉いと思っているからこそ周りに対して見下すような発言を平気で行ったりします。
見下すような発言もその人からすると自分という存在を否定されたくないからこそ取る行動なのではないでしょうか。
そういう人は自分の事ばかり考えて、周りの事を考える余裕がない人が多く、そしてそれが当たり前の行動だとインプットされているかのように自分を疑いません。
このような言動が日常的にみられる人は、モラハラ認定されてしまうかもしれません。
自分自身が普段からこのような発言を無意識のうちに行っていないか確認してみてください。
3、偉そうに教える
人に何かを教える機会というものは誰しも経験があるかと思いますが、教える時に教えている人の態度が様々ありますよね。
人によっては丁寧に教えてくれる人もいれば、偉そうに高圧的に教えるような人も中にはいます。
偉そうに教えるから絶対にモラハラを行う人という定義はありませんが、偉そうに教えるという事は多少なり相手を見下しているという部分を持っている人です。
人を見下すという事は相手に対して敬う、相手の気持ちを考えるという事に対して配慮がない人です。
それを無意識のうちに人に対して行うという人は、気づかないうちに相手に対して嫌な事を行ってしまう可能性が高いです。
無意識のうちに相手に対して偉そうな態度を取っている事は絶対にやめましょう。
自分自身にとって損をするだけで、得な事は何もないという事を学ぶ事が大事であるといえるでしょう。
教えられると怒る
逆に相手から物事を教えられると怒る人がいます。
これは自分の存在を否定されているように感じるからではないでしょうか。
また、バカにされていると感じ、相手に対して怒る事で自分を守ろうとしている証になります。
物事を教えてもらうのは恥ずかしい事でもないですし、興味のない人に対して物事を教えてあげようとも思わないという事を意識する事が大事であるといえるでしょう。
4、平気でバカにしてくる
相手の事を平気でバカにするような人もモラハラを行う可能性があります。
基本的に相手の事をバカにするような態度を取っている事自体が相手の気持ちを考えていない行為になります。
もちろん、人によって好き嫌いはあるでしょう。
ただ、嫌いだからといってそのような行動をとる事自体が子どもっぽい考え方になります。
本当に嫌ならうまく立ち回り、その人と行動を極力減らしたりなど様々な対処方法があります。
相手をバカにする行動をとる事はこちらも損になるので、無意識でこういう行動をとっている場合は注意が必要です。
怒鳴る事も日常茶飯事
相手に対して怒鳴るという事も同様です。
もちろん生きているとどうしようもなく腹が立つ事もあります。
ただ、ムカつく事があってその都度怒鳴っているようでは周りから痛い人だと思われてしまいます。
時々、怒る事がかっこいいと思っているような人がいますが、自分の武勇伝を話した所で周りの雰囲気は凍り付く事しかないですよね。
すぐに怒鳴る人は怒りの沸点が低く、それが日常的になっているからこそ怒りのハードルが低くなっているので、すぐに怒りだして、暴言を吐く場合が多いので注意しましょう。
5、自分の非は認めず相手のせいにする
人によっては自分が間違った時には人のせいにするくせに、相手が間違うととことんまでに詰めてくるような人はいませんか?
このような人は相手の気持ちを考えず、自分の事ばかりを考えているような人です。
恐らく客観的に自分の行動を振り返った事もないような人が当てはまるのではないでしょうか。
表面上では何も言われなくてもこの手の人は自然と周りからも見放される傾向があります。
周りでこの手の人がいれば、あまり深くかかわる事はやめておいた方が賢明でしょう。
非を認めても話をすり替える
時には間違っている事を認めずに話をすりかえるような事も行ったりするでしょう。
こういう事をしていると自分自身の成長にも繋がりませんし、頼りない人、弱い人間だという評価にも繋がります。
また、この手の人は人に対して厳しいので、自然と相手にきつい事を言ったりもしますので、自然とモラハラになりやすい傾向になります。
また、こういう性格については一度いってもなかなか治らないので、そういう面では非常に厄介な性格をしているといっても過言ではないでしょう。
6、外面は良い
先ほどご紹介した通りですが、モラハラを行う場合、密室である場合が多いです。
自然と人の前ではモラハラととらえられるような言動をせずに、ふたりっきりになった時に初めて発言を行うような場合が多いです。
この手のタイプは外面が良いので、周りからは気づかれないで、モラハラの言動を行ったりもします。
これも人前では良い自分を演じるくせに、周りからの干渉を受けない所では偉そうな発言をしたりする事に繋がるでしょう。
周囲の評価が気になる
総じてこの手のタイプは人からの評価を気にしてびくびくしている場合が多いです。
なので、こういう人に対して相手を否定するような事を言うと先ほどの例と同じように、自分を否定されたような気持ちになり激高する場合が多いです。
自分の弱さを受け入れず、相手のせいにして自分を守る行動をとるので、ひとつこのような性格を持っていると連結して他の面も引き出てくるようなタイプになります。
少しでも、この人危ないなと感じるようであれば、他の特徴も連動して出てくる場合があるので、注意が必要であるといえるでしょう。
7、お金に五月蠅い・執着している
お金に対して執着している人、そして以上にお金に関して五月蠅い人は注意が必要です。
例えば、夫婦として生活している場合、多くの場合は男性が多く稼いでおり、奥さんがアルバイトをしたりして家計をやりくりしている場合が多いですよね。
子育てがある場合はそもそもアルバイトなんかも出来ないわけなんですが、常識として夫婦でいる場合は二人でお金を共有して生活をしていきますよね。
ただ、お金を稼いでいるのは自分のおかげだ、自分の力だ、だからお金はすべて自分のものだという風に考えているような人もいます。
お金に対してではなく、自分の所有物、権力を保持したいと考えているのではないでしょうか。
自分の為の浪費は気にしない
こういう人の場合は、例えば相手が無駄遣いをしている事に関して五月蠅く注意したり、必要な金額でももっと押さえろなどと無理な難題を突き付けたりします。
ただ、一転して自分自身がお金を使う場合に関しては何かと言い訳をしたり、時には怒ったりしてその場を逃れようとします。
自分を正当化するためには、道理に反したり、相手が傷つくような態度を平気で取る人です。
自分の消費に関しては正当化しようとする節を見た時にはちょっと注意した方が良いかもしれないですね。
8、態度で追い詰める
モラハラを行うような人の特徴として、自分を正当化するためには強硬手段に出て相手を納得させようとする人がいます。
恐らく、過去に同様の事をしてその時に味をしめてしまったので、それ以降同様の事をしていると捉える事が出来ます。
その時の相手は恐らく注意が出来なかったり、泣き寝入りをしたからこそ、この方法なら大丈夫という確信をもって行っている場合が多いです。
なので、こういう方法を取っている時点で過去から今に至るまで何度も同じ事でその場しのぎをしている常習犯だととらえる事ができるかと思います。
無視などで相手を調教する
時には無視などを使って、相手が折れるまで自分の日を認めない場合があります。
無視をし続け、相手が面倒だから折れたりするとそれに乗じて自分の事を正当化しようとします。
こういう方法を取り、相手を自分の都合の良い事に関して納得させるように普段から調教している人はモラハラを疑っても間違いはないでしょう。
相手がどういう風に思うか、感じるかという配慮が出来ない人の典型的な例であるといえるでしょう。
9、暴力は振るわない
モラハラを行う人の特徴として、暴力などは行わないという事があげられます。
先ほどお伝えしたように、外面が良い面があります。
なので、周りからの目線などを気にするような傾向があるので、暴力を行ってあざをつけてしまっては自分が悪いと判断されてしまうからです。
なので、こういう点に関してはある程度頭を働かせて行動しているのです。
非常に悪質なケースですよね。
威圧と恐怖心を植え付ける
相手を威圧させるような言動、行動、態度などを取り、相手に恐怖心などを植え付けて自分の行動を正当化しようとする、もしくは相手に不満を言わせないように自分の都合の良い道具にしてしまおうと考えています。
実際にこういう行動を平気で取っている人はそれが当たり前、常習化しているケースばかりなので、早い段階でこの傾向が見て取れる場合には専門機関に相談するなどの対処が必要であるといえるでしょう。
なぜモラハラ行為をするのか
モラハラ行為をなぜするのか?と誰もが問いたいかと思います。
普通の人間であればこのような行動はしませんし、当然ながら理解ができないですよね。
実際にモラハラを行っている人の場合、相手の持っている自信を失わせる事によって、相手に自分がいないと生きていけないように上手に相手をコントロールしたいと考えているからだといわれています。
ただ、これは一つの動機に過ぎず、そのほかにもたくさんの行う動機があるので今回は他にもまとめてご紹介していきたいと思います。
不満を解消したい
自分が持っている不満を相手をいじめる事で解消したいという弱い心の現れである場合もあります。
本来であれば、自分自身が持っている不満や不安は自分自身が行動をする事で手に入れた自分自身の自信で補おうとしますが、これを努力する事を避けて、周りをいじめる事で解消している場合が多いといえるでしょう。
失敗を押し付けて楽になりたい
同様に、失敗などの恐怖を相手に押し付ける事によって、相手が失敗したと認識し、自分を守ろうとする弱い心の表れです。
自分自身が常に楽をしたいと考えているからこそ、優位な状況に立ったり、周りに自分よりも弱い立場の人を作ろうとする傾向があるのでしょう。
ストレスを解消する為
生きている限り、様々なストレスを感じるのは当然ですが、ストレスを感じた時に自分で上手に処理ができず、相手をいじめる事、相手を陥れる事でストレスを解消しようとする場合があります。
相手を見下し、弱い立場の人を作りストレスを解消しようとする事は非常に人間として最低の行為であるといえるでしょう。
自分の保身のためであれば周りがどうなっても良いと考えている人の行動であるといえるでしょう。
劣等感を紛らわしたい
自分自身で感じている劣等感から逃げ出すために、相手に対して強気な態度を取る、相手をしもべのようにする事でその劣等感から解放されたいと考えて行動している場合もあります。
特徴としては、すべて自分の事だけを考えており、相手がどうなろうと知らんぷりという場合が多いです。
また、自分自身が本当は弱い事を周りに悟られたくない、思われたくない、自分自身で認めたくないと思ってこのような行動を取っている事が多いかと思います。
周りにこのような人がいても、弱い人間だなと心の中で笑ってあげるのが一番でしょう。
あまり関わる事はやめておいた方が良いかと思います。
過去のトラウマ
自分自身が過去にうけたトラウマに関して起因して現在の行動に結び付いている場合があります。
例えば、過去に周りから嫌われて友達がいなくなってしまったという事があり、それが原因で周りの人を失いたくない、裏切られたくないという強い思いから強制的に相手を自分が必要とさせたり、強引な手段で自分の意見に同調させようとするなどの行動を取ったりします。
なので、自分自身が過去に受けたトラウマを乗り越えられないから、自分をだますために強硬手段を取ってしまうという事にも繋がっているのではないでしょうか。
モラハラ被害を受けた時の対処法は?
ここまででモラハラに関する様々な特徴、行ってしまう理由などをご紹介してきました。
では、実際に自分自身がモラハラを受けてしまった場合どのように行動すべきかという事が必要だと思われたのではないでしょうか?
いつ自分がモラハラを受けてしまうかわからないですし、対策を考えておく事は必要です。
ただ、具体的にどうすればいいのかわからないという人のために、対処法をご紹介していきたいと思います。
是非危険を感じている、もしくは現在モラハラを受けていると感じている人は早急に実行してみてください。
それでは見ていきましょう。
毅然とした態度で無視する
まず、一番大事なのがこちらが折れてしまわない事です。
なぜなら、こちらが相手に対して折れてしまうと向こうは調子に乗ってしまいます。
また、同じような事が起きた時にこれをすれば前は大丈夫だったからと同じ事を行ったりもします。
なので、相手の行動に対して一切毅然とした態度を無視をするという事が大事です。
相手は自然とこれをしても意味がない、効果がないと思い諦めたり、違う方法を取ってくるかと思いますが、これも毅然とした態度で無視をする事で相手が思うようにいかないようにすることが大事であるといえるでしょう。
自分の意思を明確にする
また、自分がどういう風に思うのかという事をはっきりと相手に伝える事が大事です。
モラハラを行う人は自分の事ばかりを考えているので、しっかりと自分がこういう風に思うという事を明確にして伝える事で、相手がいけない事をしている、相手の意見を聞かないといけないという事を認識させる事が大事です。
もしもここで相手の要求を呑んで我慢をしてしまうと、そこから継続的に相手が同じことを言ってきたりしますので、はじめが肝心だという気持ちを持つ事が大事です。
日記やボイスレコーダーなどで証拠を集める
もしもどうしようもないくらいエスカレートしている場合には、日記やボイスレコーダーなどでしっかりと録音をする事が大事です。
実際に自分がどういう状況にいるのか、相手からどういう言葉、行動をされているのかという事を周りにしっかりと判断してもらう、そして証拠として提出出来るようにしておく事が大事です。
時にはこれがあるかないかで大きく判決が変わる事もありますし、非常に重要な行動であるといえるでしょう。
自分が間違っているのではないかと考えてしまっている人ほど、第三者の公平な意見を聞くためにも行うべき対策といっても間違いではないでしょう。
周囲に助けを求める
自分自身ではどうする事も出来ない、恐怖で何もできないという場合にはまずは周囲に助けを求める事が大事です。
その場合、友達などではなく、家族だったりなどの密接な関係にある人、もしくは相談できる機関などに助けを求める事が大事です。
あまり良い言い方ではないですが、結局は他人なので友達などに相談しても解決できない場合がありますし、外面が良いとそこまで真剣に聞いてもらえない場合もあります。
なので、深刻であるという事をしっかりと理解してくれる、または一番にあなたの事を心配してくれる人にまずは相談すべきであるといえるでしょう。
表面的な付き合いをする
根本的な解決に結び付かないので、緊急時の対応という所にもなるかもしれませんが、表面的な対応をする事も大事です。
相手があまりにもひどいモラハラを行う場合は変に反抗をしても助長する場合があります。
なので、時間を稼ぐという意味合いでは、表面的な対応をするという事は自分の身を守るという事において非常に大事であるといえるでしょう。
とにかく離れる、逃げる
相手からとにかく離れて、逃げてしまうという事も最終的には大事な行動です。
あまりにも相手の行動がひどく、恐怖心でしばりつけられてしまった場合、精神的に病んでしまう可能性もあります。
なので、早めに、かつ行動をする事が大事なので、自分自身が追い込まれてしまう前に逃げるなどの行動をする事は非常に大事な行動であるともいえるでしょう。
ずっと耐える必要はない。
心身共に健康に生きれる道を選んで
いかがでしたでしょうか?
今回はモラハラに関する内容をまとめてご紹介していきました。
最も大事なのは、自分自身を大切にするという事です。
真面目な人ほど、相手からのモラハラに耐えてしまったり、我慢してしまう事が多いでしょう。
でも、大事なのは自分自身を守るという事、そしてしっかりとそのために行動をするという事です。
相手はどんなに愛しい人、そして家族であっても傷つけるような行動をとる権利はありません。
自分自身の幸せを守れるためにすぐに行動できるのはあなただけなので、まずは行動をするという事を大事にしましょう。