なんだか最近あの人にひどいことばかり言われているような気がする…なんて感じているそこあなた。
もしかしたら、あなたは「モラハラ」を受けているのかもしれません。
「モラハラ」というのは、簡単にいえば暴力など形に残るものではなく見えない形で“心の暴力”“精神的なダメージ”を受けること、もしくはそのようなことをする人のことを言います。
一昔前では、そのようにハラスメントが問題になることはほぼありませんでした。
しかし、それって誰もがそのようにされるのを当たり前に感じていたのでいちいち主張しなかっただけ、ということもありますよね。
現代ではそんな甘ったるいことは言っていられません。
一昔前では「普通だ」といわれていたことでも、現代では大きな問題に発展しやすいのです。
そのなかでも特に“モラハラ”で悩んでいる人はたくさんいます。
あなたの周りにも明らかにモラハラを受けているような人はいないでしょうか。
もしくはあなた自身がモラハラを受けてしまっているかもしれないですね。
そのように“モラハラ”という言葉を聞いてもなかなかそれがどのようなものを指しているのか想像できない方もいるのではないでしょうか。
それに実はモラハラを受けているのにそれに気づかずに精神的なダメージを受けるだけ受けて、普通の社会生活を送るのが困難になってしまっている人もいるはず。
それじゃあ、人生楽しめないですよね。
ということで、今回の記事では近年増加しているといわれている“モラハラ”について特集しています!
モラハラの意味とは?また、どのようにしてモラハラをする人に対応していけばいいのか…などなどモラハラにまつわる”気になること”を特集しています。
ぜひこの記事を参考にして、あなたもモラハラから身を守るようにしましょう!
モラハラを解析しよう
これまでにモラハラを受けたことがある、もしくは現在に誰かからモラハラを受けている人にとって”モラハラ”というのは身近なものですよね。
そのため、「モラハラ」で何をされるのか、それによってどのようなダメージを受けるのかは一番に理解していることでしょう。
しかし、そのようにモラハラに悩まされる人もいれば、まったくもってモラハラとはかかわりのない人生を送るような人もいるはずです。
モラハラを受けている人からみれば「なんて幸せなんだろう」とか「私もそのような平凡な人生を送りたい」と考えているはずです。
ずばり、”モラハラ”というのは、それを体験したことがある人とそうではない人ではまったくもって理解の深さもそれに対する被害者意識も異なります。
そりゃあいやな思いをしていれば「それはよくないものだ」と認識できますが、「世界ではこのようなことが起きている」と”聞くだけ”だとどうしても意識しにくいものがありますよね。
つまり、モラハラを語る前に、さらにモラハラを防ぐためには”それがどういうものなのか”ということをしっかり理解しておく必要があるんですね。
モラハラを体験したことがない人でもそれがどんなものなのかを理解して、そしていつ自分に起きても対処できるようにしておきましょう。
この記事では、あらゆる角度から”モラハラ”を解析し、どのようにしてモラハラと付き合っていけばいいのかについてもお蔦しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
モラハラとは?
あなたは、“モラハラ”という言葉を聞いたことはありますか?すでにそのようなことをだれかからされている人にとっては、とても身近に感じられる言葉でしょう。
しかし、そのようなことを全く受けることもない人にとっては、その言葉が存在することさえもまったく知らなかったはずです。
今ではモラハラを受けていない人も知らない間に誰かに対してモラハラをしないように、多くの人に認知されるような社会になってきています。
会社によっては研修の際などにハラスメント特集をしたり、テレビニュースのちょっとした特集でそれを紹介する機会も増えています。
また、これまではとりあげられることのなかったモラハラ関連のニュースもメディアで多く報道されるようになりましたね。
それによって「どこかでモラハラという言葉だけは聞いたことがある」と感じている人もいるのではないでしょうか。
では、そのように社会現象まで引き起こしている“モラハラ”っていったいどのようなことをいうのだと思いますか?
この記事の冒頭にて、簡単にそれがどのような意味を持っているのかお伝えしましたけれどもそれだけでは理解が不十分なはず。
ということで、ここでは今回の記事のメインテーマでもある“モラハラ”とはどのようなことをいっているのかについてお伝えしていきます。
この意味をしっかり理解することで、次の章での理解が変わってくるのでぜひ頭に入れておいてくださいね。
モラルハラスメントの略
「モラハラ」という言葉は、それが正式名称ではありません。
正しくは「モラルハラスメント」といい、それを略して言いやすい形にしたのが“モラハラ”という言葉になります。
もともと英語圏から出てきた言葉なので、スペルで確認するとmoralharassmentになります。
モラル(moral)とは、「道徳」、ハラスメント(harasment)というのは「いやがらせ」という意味ですね。
つまり、モラハラとは「道徳に反するような嫌がらせ」であるということができます。
もっと詳しく意味を見ていきましょう。
モラハラは”精神的な嫌がらせ”
モラルハラスメントという言葉は、「目に見えない心の傷を負わせられること」をさしています。
例えば、”暴力”といえば、あなたはどのようなことを思い浮かべるでしょうか?
おそらく、殴られるとか蹴られる…なんていう”目に見える暴力”なのではないでしょうか?それももちろん”暴力”のうちのひとつとしてとらえることができます。
しかし、そのように目に見える暴力というのは、現代社会では減ってきているような気がしませんか?
ひとむかし前では学校などの教育の現場では、必ずのように体罰が行われていました。
現代社会でそのようなことをするとすぐに問題になるだけではなく、社会生活を営んでいくのがとても難しくなるんですよね。
それでも人々というのは、相手に感じている感情を抑えることができないこともあります。
そんなときに起こしてしまうのが”モラルハラスメント”なんですね。
意識的にモラハラをする人もいれば、無意識的にやってしまっている人もいるので大問題です。
ずばり、「モラハラ」というのは、言葉による暴力、もしくは態度による暴力によって行われる”精神的ダメージを与える暴力”のことをさしています。
また、目に見える暴力とはちがい、これってなかなか他者に伝わりにくいですよね。
身体的暴力であればアザができたり、傷を負うので周りの人も助けることが可能です。
しかし、モラハラを受けてもその受けた本人が我慢してしまえば、それは「なかったこと」にもできるわけです。
要するに現代社会でいわれている”モラハラを受けている人の数”というのは氷山の一角にすぎず、潜在的にはもっと多くのモラハラを受けている人がいると想定できます。
イルゴイエンヌという人が提唱した
どの言葉でも誰かが作り出したり、どこからか誕生しているものです。
今回テーマにしている「モラハラ」という言葉は、イルゴイエンヌという学者さんが提唱した言葉になります。
彼は「目に見える暴力は罰せられるのに、そうではない罰に関してはなにもいわれることはないのはおかしい」と感じたんですね。
つまり、精神的なダメージもれっきとした”暴力”であり、肉体的にあびせた暴力と同じように罰則されたり、犯罪として認められるべきだと主張しました。
おそらくモラハラを受けている人こそ、そのように感じたことは一度でもあるのではないでしょうか。
もともと彼はセラピストだったこともあり、モラハラで悩んでいる患者さんと多く接していました。
そして、そのモラハラというものが普通のストレスとは違って、かなり深い精神的な傷を負わせることまでも知り、警笛を鳴らしたのです。
このままではまずい…と。
それもその患者数が増えていることも問題としてあげています。
このような人が気づかなければ、現代になってもなお”モラハラ”である精神的な暴力は見過ごされていたかもしれません。
また、彼はモラハラのことを”殺人鬼”とまで表現しています。
最近認知度が上がってきた
「モラハラ」というのは、今になって始まったのではありませんよね。
ひとつ前の項目でお伝えしたモラハラの提唱者イルゴイエンヌは、1998年にそれを考えています。
とはいっても、「モラハラ」という言葉がこれほどまでに普及したのは、最近になってからなんです。
さきほどもお伝えしましたが、そのようなモラハラで悩んでい潜在的な被害者がぞくぞくとそれを主張するようになったり、社会全体としても「これはまずい」というような視点をもつようになったんですよね。
これまではヤ◯ザなどに代表される肉体的なダメージ・暴力が注目されていましたが、それが減った世の中ではモラハラのような目に見えない形の暴力がいたるところに隠されているのです。
それにまさか自分がモラハラを受けているとはわかっていない人も、テレビや雑誌などで特集されることによって“モラハラ”を受けていたこと、そしてそれが大問題になりつつあるということを認識しています。
おそらくこの記事を読むまではモラハラという言葉に対して深い理解をしていなかったものの、その言葉だけでも「どこかで見たこと」があったはずですよ。
芸能人夫婦の離婚のいざこざで
モラハラというと、どうしても「上司から受ける」とか「友人から言われる」なんていうのを想像してしまいがちです。
たしかに会社の上司や同僚などの仕事関係の人、友達、恋人などから言葉の暴力、精神的な暴力を受けることもありますよね。
それも大問題視されています。
しかし、それ以上に“夫婦関係におけるモラハラ”というのがもっと注目され、そして問題視されているんです。
もしかしたら、あなたは旦那さんや奥さんから“モラハラ”を受けているのかもしれません。
そのように配偶者からモラハラを受けている人はあなただけではなく、この世界にたくさんおられるのです。
その一例として、芸能人のある夫婦が「旦那のモラハラに我慢できずに離婚をした」なんていうニュースまでも流れました。
まぁあの夫婦はかなりの年齢差もあったので、旦那さんのほうが奥さんのことを“下”に見ていたのかもしれないですね。
その夫婦だけではなく、今でも離婚調停をしたり、わざわざ記者会見を行うなどして「モラハラを受けていたので離婚した」と主張する芸能人夫婦は少なくありません。
にしても、松◯一代さんは少しやりすぎなような気もしましたが…。
海外でも多い?
モラハラというと、日本だけの問題だと感じていませんか?
日本人はもともと繊細な性格をしている人が多いので、傷つきやすい面を持っているんですよね。
そのため、モラハラを受けやすかったり、ちょっとした精神的ダメージを受けるだけでモラハラと認定します。
では、海外に目を移してみればどうなのでしょうか?ずばり、海外でもモラハラは多くなっています。
国にもよりますが、日本のように目に見える暴力が減ってきている、一見平和そうに見える国こそがモラハラで悩んでいる人がたくさんいる国になります。
それにもともとモラハラという言葉は、イルゴイエンヌというセラピストによって提唱された言葉でしたね。
つまり、日本よりも海外での発見のほうが早かったということになります。
ハラスメントを敵視する風潮
モラハラを受けている人にとっては、このような言葉があることによって助けてもらえる機会が増えることになりました。
そのおかげで社会生活を送ることもできるし、モラハラをしてきた人と同じ職場で働くこともなければ、最悪の場合に慰謝料を請求することも可能ですよね。
そのようにモラハラという言葉に恩恵を受けている人もいれば、まさか自分がモラハラをしているなんて気づかなかったけれど、モラハラをされたといわれ慰謝料を払うことになるような人もいます。
そのような人たちにとっては、「何がモラハラだ!」「自意識過剰にもほどがある!」なんて主張する気持ちが芽生えるんですね。
つまり、モラハラを受けたと感じる人がいるのであれば、モラハラなんてした覚えはないと感じる人もいるということです。
モラハラをするほとんどの人は“無意識的”にそれをしてしまっているので、このような感情になりやすいんです。
とはいえ、モラハラを受けた人は、精神科医などでも判断できるくらいの心のダメージを受けたり、その後に普通の生活をすることのできないような心的外傷をおっていたりするので逃げも隠れもすることができません。
でも納得いかないんですよね。
そのため、現代で認知されはじめているあらゆる”ハラスメントに反対する”人たちもいます。
「そのように感じるのは弱いからだ」「もっと立ち向かえばいいのに」「うじうじしてるのが悪いんだ」なんて、まったくもって自分が悪いとは感じない人こそハラスメントを敵視しています。
モラハラの具体例5個
これまでにモラハラとはどのようなものをいうのかについてお伝えしてきましたね。
その意味について納得できたでしょうか?
また、今ではまだ私生活の中でモラハラに出会ってなかったとしても、これから先もそのように平穏な生活を送ることができるとは保障できないんですよね。
しかし、始めてモラハラを受ける人というのは「まさかこれがモラハラじゃないよね」「気のせいだ」なんて自分に言い聞かせてしまい、潜在的な“モラハラの被害者”になってしまいます。
それじゃあ、気づいたころには最初よりも深い心の傷を負ってしまうことになりかねません。
そのようなことにならないように、もしくは今すでに「これがモラハラなのかわからない」という人もいることでしょう。
ということで、ここでは実際のにおきているモラハラの具体例をご紹介しています。
モラハラをする人ってどんな性格をしているのか?どのようにふるまってくるのか?…なんていうポイントを押さえておくだけでも変わりますよね!
プライドが高い
モラハラをする人というのは、基本的に高いプライドを持っています。
人はそれぞれに自分なりのセオリーだとかプライドを持っているものですが、モラハラをする人というのはちょっと普通の人とは違うプライドの高さをしているんですね。
ひとつのことにかなりこだわりまくっていたり、ほかの分野ではいつも弱気なのに特定の“得意としている”分野になるとたちまち性格が変わるような人っていませんか?そのような人は、モラハラをしている可能性があります。
自分が全て正しいと思っている
プライドが高いということは、その分野に対しては“自分が正しい”と思っているということになりますよね。
人によってはある特定の分野だけではなく、あらゆるすべてのことに対して“自分がすべて正しい”と感じています。
それは親からの育てられ方に問題があるんですよね。
あなたにもあなたなりに感じている“世界に対する当たり前や常識”というものがあるはずです。
しかし、それって当たり前でもなんでもないんですよね。
当たり前や常識というのは、立場によって、もしくはそれを見つめる人によって異なります。
ある宗教を信じている人は「神様がいるのは当たり前だ」と思っていますが、宗教を信じない人は「神様がいないのが当たり前だ」と感じていますね。
これくらいの差があることになります。
しかし、自分の気持ちやこれまでに親に教わってきたこと、信じている人に教わったことなどを信じ切っている人は応用がききません。
一つの物事でもあらゆる角度から見ることができるようになったとき大人になれるものですが、まだ完全に大人になり切れていないんですよね。
そのため、自分がこれまでに体験してきたこと、これまでにかかわってきた人がしてきたことができない人を罵倒したりします。
また、「あなたのその考えのほうがおかしい」なんていえば、手を出してくるような人もいます。
喜怒哀楽が激しい
あなたは、ご自身の喜怒哀楽についてどのように感じていますか?子供であれば感じたことをそのまますぐにアピールしても「かわいいなぁ」で済みますよね。
しかし、大人がやっていたらどうでしょうか。
素直な性格というのは一見とても良いものに見えるものですが、あまりにも喜怒哀楽が激しすぎると社会生活を営んでいくのは難しいですよね。
本来であれば、大人になるにつれて誰もが感情をコントロールすることを覚えます。
「ここでこんな風に主張しても意味ないな」とか「ここぞというときにアピールしたほうが効果がある!」なんて、社会生活の中で学んでいるんですよね。
しかり、モラハラをする人というのは、それができておらずいつまでたっても喜怒哀楽が激しい性格をしています。
自分の感情を抑えることが出来ない
つまり自分の感情をコントロールできないってことなんです。
大人になれば誰もが冷静に物事を見るように意識するものですが、そんなのをするのはふつうではない、自分の気持ちを素直に表現するのを当たり前に感じているんですね。
そのように感情をコントロールできない人と一緒に過ごしたことはありますか?人間関係では、あらゆることがいつも発生しますね。
信頼していたと思っていた人が急に裏切ることもあるでしょう。
そんなときにすぐに怒り狂うのではなく、どうしてそのようになってしまったのかなんて考えるものです。
しかし、モラハラをする人は「その場で感じた感情」に絶対的に従ってしまうので、そのように冷静に物事を見つめることができません。
一緒にいてつかれるタイプのはずです。
突然態度が豹変する
感情をコントロールできない…ということは、感じたことをそのまま表現するということですね。
そのため、急に態度が豹変することがあります。
「穏やかな人だな」と感じていたけれども、相手にとって少し気に食わないことをあなたがしたのであれば、たったそれだけでめちゃくちゃキレます。
キレるだけではなく、怒鳴ったり、その人をバカにするような発言をするんですね。
まるでまったりしていた猫がライオンに変化してしまったかのような、まさかこんな人になるなんて想像もできなかった!なんていえるくらいに豹変します。
いちどでもそのように豹変している姿を見てしまえば、その後はその人の顔色を窺って過ごすようになるんですよね。
なぜかといいますともう二度とそのような豹変した姿を見たくない=傷つきたくないからです。
それもまた精神的なストレスにつながり、モラハラになります。
相手からは「だまって気を遣えよ」と言われているように感じますよね。
最初の頃は優しい
ひとつ前の項目でもお伝えしましたが、モラハラをする人というのは感情のコントロールができずに豹変します。
それも多くの人が「こんな人がそんなことをするわけない!」なんていわれるような、いわゆる“いい人”であることが多いです。
どうしてそのように思えるのでしょうか?ずばり、最初の頃は優しく接してくれるからなんですよね。
人は優しくしてくれる人が好きですよね。
おそらくあなたもそうなのではないでしょうか?そこで優しい人が現れたらそちらに気を向かせます。
仲良くなります。
…すると相手の態度が豹変するようになるんです。
それは相手があなたに心を許すようになったというサインでもありますが、それと同時に“平等な関係”としてみてくれなくなるということでもあります。
まるで虫が甘い蜜に吸い寄せられて、最終的にはその花に捕食されてしまうのと同じ状況になります。
身体的なダメージを与える家庭内暴力(DV)なんかも、最初の頃は優しかったのに後になって豹変したという話をききますよね。
平気で嘘をつくことが多い
また、モラハラをする人というのは基本的に嘘つきです。
しかし、自分が嘘をついたことを忘れてしまいます。
そのため、相手との話のつじつまが合わなくなるんですよね。
でも、いつでも“自分が正しい”という気持ちを持っている彼らですから「悪いのは相手」「うそをついているのは相手」と思うようになります。
すると「だましやがって!」「うそをつきやがって!」なんていって、お決まりの感情をコントロールできない自分が登場してしまうわけです。
そのため、モラハラをするタイプの人とお付き合いするのであれば、なにかにつけて記録しておくのが重要になります。
文面もそうですが、音声なども記録しておくと相手を納得させる材料になりますよね。
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力の暴力はふるわない
モラハラをする人というのは、基本的に言葉や態度で人を傷つけるのを楽しんでいます。
もしくは知らぬ間に相手にそのようなことを感じさせることをしてしまっています。
でも心の底では「人を傷つけるのはよくないこと」ってわかっているんですよね。
そのため、あまり手をあげるような力の暴力はふるいません。
むしろ、力の暴力を振るうような人を見て「あれはありえない、おかしい」と主張します。
その人からモラハラを受けている人にとっては「あなたも同じようなことしてるのよ」なんて思うものです。
あくまでも言葉の暴力
彼らは、手をあげません。
それは自分がまさか相手を傷つけていると感じていない、もしくは手をあげることによって相手に被害者ツラされたら困ると考えているからです。
そのため、どんなときでもどんな場所でも“言葉”や“態度”で暴力を振るいます。
相手が傷つくだろうな、弱ってしまうだろうなというような言葉や態度をわざととり、そのように仕向けて行くんですね。
いつもは優しそうに見えるけれど、怒り狂ったときに人が変わるような人には注意が必要になります。
モラハラをする人への対処法
これまでにモラハラをする人とはどんな人なのかについてお伝えしてきましたね。
いかがでしたか。
あなたの周りにはいたでしょうか。
もしもそのような人が身の回りにいたと判明したり、すでにその人からモラハラを受けてしまっているというのであれば、“対処する方法”を知りたくなるはずです。
本当はその人と完全に離れることができればいいのですが、そうもいかないこともありますよね。
しかし、そのままにしていてはあなたの精神がもちません。
せっかく生まれてきた一度きりの人生なのに、たった一人のそいつのせいで人生を無駄にしてしまう可能性があります。
そうならないように、モラハラをする人への対処方法を学んでおきましょう。
言われたことは受け流す
モラハラをする人は、意図的に「相手を傷つけてやろう」と思っていることがあります。
そのような場合に相手が思っているかのような反応をしてしまえば、相手の思うツボなんですね。
それに相手が意識せずに、あなたを傷つける言葉をいっていることもあるので、もしも傷つくようなことを言われても受け流すようにしましょう。
全て受け止めて気にしてはいけない
人の話を聞かないわけにはいきませんが、傷つける要素だけを水に流すだけでもあなたのメンタルの持ちようがかわってくるはずです。
すべてを絶対に受け入れないようにしてください。
「ああ、またこいつ変なこといってるよ」くらいに思ってもいいでしょう。
モラハラの弊害を知らしめる
モラハラをする人というのは、モラハラをするのはいいことだとかあまり被害にならないと感じていることが多いです。
誰だって「悪いな」と思うようなことはしないですよね。
その気持ちがないから、平気で相手に傷つくようなことをいうことができるんです。
そのような人には、モラハラをした人が受ける弊害について知らせてやりましょう。
モラハラで解雇や裁判になった人の話をする
とはいっても、直接的にもら腹をする人に対して何かを主張できないかもしれません。
そんなときは相手の耳に入るような場所だとか相手も見るSNSなどに、モラハラをしたことによって解雇や裁判になった人の話をするようにしましょう。
そうすることで「ああ、やばいな」と感じるようになりモラハラがストップすることがあります。
人がどれくらい傷つくか具体例を話す
それだけではなく、できれば「モラハラによってどれくらい傷つくのか」も具体的に話すようにしてください。
自分が受けたことのある悲しい出来事、つらい出来事を感じている人に対しては、だれでも優しくすることができます。
それはその痛みを知っているからなんですね。
しかし、モラハラをしている人はそれができないので、教えてあげるしかありません。
別居期間を設ける
もしも夫婦間でモラハラを受けているというのであれば、思い切って別居期間をもうけてみましょう。
いつもは近くにいるはずの相手がいないことで、自分のした悪いことへの気持ちを整理できるものです。
会話を録音しよう
別居するにも難しく感じてしまう人たちもいることでしょう。
さきほどもお伝えしましたが、彼らには何でも証拠を示すのが重要になります。
そのため、会話を録音するようにしてください。
それだけではなくラインやメールの画面を保存しておくのも忘れずに。
その証拠をつきつけて、別居するという理由にしていいんです。
モラハラ被害は早めの対策を!
今回は、モラハラについてお伝えしてきました!あなたはもしかしたら、ご自身がモラハラを受けているのとはわかっていなかったかもしれません。
最近になって認知され始めている“モラハラ”ですが、そのように潜在的気づいていない人というのはたくさんいるんですね。
気づいた時にはもう手遅れ…なんてならないように、ぜひモラハラの被害を早でわかってめに感知し、そしてそれに対して対策をしていってください。
それがあなたの人生を守る一歩になります。