生きていると人間関係や仕事などたくさんのことがありすぎて、次第に考えるのが疲れてしまうこともありますよね。
忙しすぎたりやることがありすぎると、すべてのことを把握することがとても面倒に感じてしまったり、複雑になりすぎて解釈するのが難しくなってしまうこともあるでしょう。
今回はそのような状況、つまり言ってみれば「混沌」という状況をテーマにしていきます。
具体的に混沌はどういう状況なのか、混沌から抜け出すためにはどうすれば良いのかということをご紹介していきたいと思います。
️混沌ってなに?
そもそも混沌という言葉がどういうことを意味しているのか、全くわからないという方もいるかもしれませんね。
確かに日常生活であまり使うような言葉ではありませんので、意味がわからないのも当然の話です。
しかしながら、最近は若い世代が混沌という言葉を、「カオス」という言葉でよく使っているのです。
カオスと聞くとなんとなく意味が分かる人も多いかもしれません。
混沌の意味
では具体的に、混沌という言葉がどのような意味を持っている言葉なのかということを解説してきます。
物事が入り混じって、区別がつかない状態
混沌という言葉は「物事が入り混じって、区別がつかない状態」を意味しているます。
混沌という言葉のほとんどは、この意味で使われることが多いかもしれませんね。
先ほど口頭でもご紹介したように、日常生活を過ごしているとたくさんの物事が入り混じって、時々自分の中で整理がつかず、訳が分からなくなってしまうことがあります。
例えばビジネスの場面においてもそうですが、自分が抱えているタスクだけが仕事ではなく、その都度起こった問題にも対処していかなければなりません。
そのハプニングが運が悪いことに複数重なってしまうようなこともあるでしょう。
そして、気づいてみれば四方八方問題だらけになってしまって、何から対処すればいいのかわからなくなってしまったり、区別がつかなくなってしまうのです。
この状況では、「頭の中が混沌としている」という使い方をすることができます。
まさにこのように、たくさんの物事が入り混じって、自分でも訳が分からなくなっている状態を混沌と表現することができます。
秩序がなく、まとまりがない
混沌という言葉には「秩序がない」という意味もあります。
秩序という言葉には、「①物事を行う場合の正しい順序、筋道②その社会・集団などが望ましい状態を保つための順序や決まり」という意味があります。
この秩序がないということは、「①物事を行う場合の正しい順序、筋道がない②その社会・集団などが望ましい状態を保つための順序や決まりがない」という意味として解釈することが出来ます。
例えば、あなたがある会社に就職が決まったとしてその会社に出社したとします。
一般的な会社であれば始業時刻になれば、当然その会社の社員が一丸となって朝礼を行ったり、一つの目的に向かってそれぞれが業務を開始したりすると思います。
ですが、もしもその会社は始業時刻になっても誰一人として会社に出社していなかったり、出社している人は昼寝していたり、ゲームをしていたりすればまさにその状況は秩序がなくまとまりがないという言葉で言い表すことが出来ますよね。
そして、それを「混沌としている」という言葉で言い表すことが出来るのです。
これは現実的には絶対にありえないようなかなり極端な例になったかもしれませんが、わかりやすく言えばこのような状況が混沌という言葉を使って表すことができるといえます。
混沌を言い換えると
混沌という言葉意外にも似たような表現があります。
では、混沌という言葉を言い換えて他の表現にするとすれば、どのような表現があるのかいくつかご紹介していきます。
カオス
混沌という言葉は、カオスという言葉に言い換えることができます。
最近では、中高生などがSNSなどでこの表現を使っていることが多いです。
例えば、忙しくて気づいたら部屋の中がたくさんの物が散らかっていたとします。
このような状況をカオスという言葉を使って表すとすれば、「部屋の中がカオス」という使い方ができます。
カオスを使えば、あまり混沌という言葉を難しく捉えずに、単純にたくさんのものが入り混じっているという状況を表すことができるため、誰でも気軽に使うことができるのです。
無秩序
次にご紹介する混沌を言い換えた時に表現される言葉は無秩序という言葉です。