例えばフリマアプリやオークションに商品を出品した時に、最初の投稿で書き忘れたことがあれば、詳細に説明を補足したり画像を追加することで補足をすることがあります。
大人っぽい表現をするなら「それによって相手がよりわかりやすくなるような状況を整えるための行動」となります。
4.質問に補足する
ネットを利用して疑問を解決しようと専用サイトに質問をすることがありますが、書き忘れたことがあった場合に後から文章を追加する時に使います。
また回答に対して新しい疑問が生まれた時にさらに別の質問をすることは「補足質問」になり、少々ニュアンスが違います。
5.書類の補足情報
既に作成された書類に足りない部分を見つけた場合につけ加えるのが「補足情報」です。
そもそも「補足」という言葉は「補う」「足す」という言葉を堅苦しくした言い方なので、「補足情報」は説明書や会議、契約時などオフィシャルな書面や場面で使われる言葉です。
本題ではなく難しい用語の説明や、プライバシーポリシーなどが補足情報として記載されている場合が多いです。
6.補足給付
国が行っている生活保護の中に「補足給付」があります。
施設に入居している障害者や介護施設に入居している低所得者の生計を助けるために、生活費を軽減することを目的として支給されるのが「補足給付」です。
収入に応じてそれぞれ金額は違いますが、毎月生活費として使えるお金が手元に残るように金額が設定されています。
身近に該当する人がいる場合は耳にする機会もありますが、普段は見慣れないのでなかなか使いこなすことが難しいでしょう。
しかし日本の医療保障制度の不十分さや貧困などの社会問題は社会人としての常識となるので、覚えておいて損はない言葉でしょう。
7.補足文書
本題の内容に関する追加の情報を提供するのが「補足文書」です。
ネット上で契約をする際によく使われる補足文書には、著名が必要な文書に添付されている「利用規約」「開示条件」「同意を求める文書」などがあります。
しかし補足と言ってもただ付け足される文書ではなく、それがなければ契約するためには不十分といえる文書でもあります。
8.補足事項
マニュアルや説明書などに最後に記載されていることが多い「補足事項」は、本文内の※印が付いているワードの説明文が記されています。
また取扱説明書内に変更があった場合や、直接製品とは関係ないサポートについて記載している場合が多いです。
9.補足オプション
ネット検索をした時に検索ワードに関連した広告サイトが上部に表示されますが、広告の下には様々なオプションが表示されています。
yahoo!で表示されている広告オプションは、電話番号が表示されている「電話番号オプション」。
青い文字で表示されていてクリックするだけでそのサイトに飛ぶことができる「クイックリンクオプション」。
そして20文字前後でサイトのアピールが表示されているのが「テキスト補足オプション」です。
広告だけでは十分なアピールができなかった場合に言葉を付け足すことができるので、よりクリック率が上がるという効果が期待できます。
10.言語補足
翻訳ソフトなどでシステム化されている言語以外を使用する場合には他の言語で置き換えられますが、その時に使われるのが「言語補足機能」です。
例えば英語と日本語にしか対応していないソフトで翻訳する時に、テキスト内にそれ以外の言語が含まれていた場合は「言語補足機能」を使うことで、対象言語が英語か日本語に変換することができます。
11.補足コンテンツ
「コンテンツ」というのは日本語で言うと「内容」「中身」という意味です。
中身と言っても冷蔵庫やカバンの中身を「コンテンツ」と言うことはなく、サイト内やDVDなどに含まれている情報の内容のことです。
よく耳にするのは「コンテンツが充実している」というフレーズですが、これはサイト内で提供されている情報の内容が充実しているという意味です。
「補足コンテンツ」はすでに提供されているコンテンツの内容に付け足すコンテンツの意味です。
スマホなどをアップデートする際に追加されるコンテンツも「補足コンテンツ」になります。
12.追記補足
「追記」と「補足」は同じ意味のようで微妙にニュアンスが違います。