女子高生の間では常識となっている「テヘペロ」というワードの意味を知っていますか?
なんとなく意味がわかるから使って見ようかな…とSNSなどで使うと恥をかく結果になるかもしれません。
そこで今回は「テヘペロ」の意味や、使って違和感のないタイプについてお伝えしたいと思います。
テヘペロを徹底分析!
芸能人の中にも「テヘペロ」を使う人は多いですが、一体いつどこで誰が最初に使い始めたのか?
どんな人がどんなシチュエーションの時に使うのか?
「テヘペロ」に該当する絵文字はあるのか?など徹底的に分析してみました。
1.テヘペロとは?
失敗した時に照れ笑いをする時や笑ってごまかす時に使われる言葉です。
文字通り「テヘッ」と笑って「ペロッ」と舌を出すという仕草を言葉にしていています。
照れ笑い
失敗をした時や恥ずかしい思いをした時に思わず笑顔になってしまうことを「照れ笑い」と言います。
決して大きな口を開けてガハガハと笑うのではなく、肩をすくめながら「エヘッ」というイメージが近いです。
失敗した時の気持ちを自分なりに緩和しようとする方法であり、緊張をほぐすための手段とも言えます。
ごまかし笑い
ミスを指摘された時や嘘がバレた時などはその場をごまかしたいという気持ちになりますが、そんな時に自然とでる笑顔が「ごまかし笑い」です。
こちらもワッハッハと豪快に笑うのではなく、頭を掻きながらペロッと舌を出すイメージが強いですね。
もちろん嘘をごまかすだけではなく「嬉しい」「恥ずかしい」「ムカつく」など様々な感情をごまかすために笑う場合もありますが、テヘペロの場合はポジティブな意味を持つごまかし笑いです。
2.誰が言い始めた?
テヘペロの語源はアニメ「けいおん!」「クレヨンしんちゃん」「名探偵コナン」などの声優として活躍する日笠陽子さんが、自身のラジオ番組やブログで使ったのが始まりです。
その後ネット上や女子高生の間で多用されるようになり、ソフトバンクのCMで使用されてから一般的にも知られるようになりました。
2012年には「女子中高生ケータイ流行語大賞」の金賞にも輝いています。
3.どんな人が使っている?
「世の中の流行りは女子高生から始まる」と言われているように、テヘペロはそもそも女子高生の間で使われるようになりました。
アニメの声優さんが使っていたということもあり最初はネット上で使われることがほとんどでした。
しかし芸能人がブログで使用したり、メディアでテヘペロ顔を披露したり、CMのセリフにも使われるようになり、様々な方面で認知度が高くなりました。
4.どうやって表記される?
テヘペロの本来の表示は元祖である日笠陽子が使用している「テヘペロ☆(・ω<)」又は「テヘペロ(・ω<)」となります。
女子高生が良く写真を撮る時にやるポーズで、指でピースマークを作って顔の横にあてるイメージですね。
5.流行語大賞にも登場
「テヘペロ」は2012年「女子中高生ケータイ流行語大賞」で見事金賞に選ばれました。
ちなみに前年度は銀賞だったので根強い人気があったことを証明しています。
こちらの賞は女子中高生850人にアンケートを行った結果であり、非常にリアルな声が反映されていると言えます。
2012年度は銀賞が「きゃわたん」(可愛い!という意味で使われる言葉)で、銅賞が「ワイルドだろぉ」(スギちゃんのギャグ)という結果になっています。
6.仕草やジェスチャー
「テヘペロ」の仕草として外せないのが舌をペロッと出す仕草です。
あっかんベーのように真下に出すのではなくペコちゃんのように横に出すのがポイントです。
ジェスチャーとしては指でピースサインを作って頭の横に添えます。
少々体勢を傾き加減にすると可愛らしくなりますね。