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真摯な態度の7個の特徴(続き2)

長年伝承されてきた伝統を守っていく責任と重圧を理解しながら、決意と熱意をもって仕事に励んでいるような様子は「真摯な姿勢で伝統を守る」と言えるでしょう。

真摯というのは「真面目」という言葉よりも更に重々しく、並大抵ではない意思の強さや確かな信義があってこそ成し得るものです。

3.怒られたら真摯な態度で謝ろう

誰かから注意を受けたり怒られたりした時に「真摯な態度で謝る」と言い表すことも多いでしょう。

ここでいう真摯な態度というのは、誠実な態度でしっかりと気持ちを込めた謝罪をするという意味です。

上辺だけで謝罪をして、何も身に染みていないようならば、謝罪相手にも、きっとそのように伝わるはずです。

心から反省し、自分の過ちを認めたうえで、どこがどのように悪かったのかを理解した状態で謝罪をすること。

さらにその後の態度を改める努力をすること。

こうした誠意ある謝罪と意欲を見せることが「真摯な態度で謝る」ということです。

謝罪に対して「誠意が感じられない」と言われるような場合は真摯さが足りていない、もしくは相手に気持ちが通じていないということです。

3.真摯な態度はどういう時に生まれる?

真摯な態度というのは、あらゆる場面で生まれるものです。

真摯という言葉は人の性格や態度について表すもので、人によって解釈や使いどころは少しずつ異なります。

自分自身を律する時、相手の気持ちに応える時、はたまた優れた人間を称賛するときにも「真摯」という言葉が用いられます。

1.とても集中している時

物事に集中して取り組んでいる時にも、真摯な姿勢が生まれます。

一つのものに熱中して全力を注いでいる様子からは、その人が真剣に頑張っている気持ちが見て取れます。

周りが見えない程、なにかに打ち込んで、一生懸命になれる人は真摯な姿勢の持ち主だと言えるでしょう。

ひたむきに努力を続けたり、こつこつと成果を出すために頑張ることができるというのは、非常に素晴らしい美点です。

2.謝罪の気持ちがある時

自分や犯した過ちや失敗を悔い改めることで、周囲からの許しを請う謝罪には真摯な姿勢がなければ筋が通りません。

不祥事があった企業の謝罪会見などでも「真摯に受け止めて~」というような言い回しをします。

決してその場限りの軽々しい謝罪ではなく、心の底からの気持ちが伴う誠実で真摯な謝罪であれば、相手にも確かに伝わるはずです。

真摯さは伝えようと思って伝わるものではなく、心の内から自然と溢れてくるものです。

本気で自分の行いを反省し、変わらなければいけない、心から謝るべきだと、自分の中の気持ちが誠実であれば自然と伝わるでしょう。

3.極めたいと思っている時

趣味や仕事など、何かしらの物事を自分のなかで極めたいと思っている人は、自分の極めたいことに対して全力を投じて努力し、成果を出そうと取り組みます。

こうした真っ直ぐで至誠な様子は正に真摯的です。

真摯には真面目な姿勢と熱意という2つの意味が込められています。

ただ真面目に取り組むだけでなく、そこに情熱的な熱意が加わることで、より結果に本来の意味の真摯に近づき、結果に結びつきやすくなります。

4.怒られた時

怒られた時には、真摯な態度で自分の行いを改めて自分自身を見つめ直さなければいけません。

何かミスをしてしまった時などは、テンションが落ち込んでマイナス思考になったり、ネガティブになってしまいがちですが、きちんと前を向いて改善案を見出す上昇志向を持つことが大切です。

こうした発想の転換ができるようになるには、真摯な姿勢で物事と向き合うことが必要になります。

5.二度と失敗したくない時

さまざまな困難や苦難と直面した時、失敗してしまった時など。

人は人生の再起をかけて、奮闘するべき瞬間が訪れます。

二度と同じ過ちを繰り返さないように、自分自身を奮い立たせて、再挑戦していく勢いと覚悟を持たなければいけません。

こういう時は生半可な気持ちではなく、真摯な姿勢で取り組まないと結果を出すことはできないでしょう。

一度大きな挫折を味わった人は、その時の辛さを糧にさらに成長していくことができるか、それともそのまま停滞するか、気持ちの持ちよう次第でその後の進路が大きく変わります。