「言霊」といえば宮崎駿監督の映画に出てくるようなキャラクターの名前のような言葉ですが、この言葉は実は大変深い意味のある、大切な意味を持った言葉なんです。
言霊のルールに沿って、ライフスタイルに少しでも変化を取り入れていけば、今より幸せで安定した人生が待っているかもしれません。
言霊のある言葉を話そう!
言霊が導くままに言葉を話す練習をしてみましょう。
1.言霊とは?
言霊とは、言葉に宿ると信じられた霊的な力のことのことを言います。
2.何と読む?
言霊はなんと読むのかというと、「ことだま」と発音します。
読み方がちょっと難しいですよね。
3.言魂とも書きます
言霊は「ことだま」という発音の通り、言魂とも書いたりします。
4.言霊にはどんな力があるの?
どこかで一度くらいは聞いたことがあるような言葉「言霊」ですが、一体言霊にはどんな力があるのでしょうか?
1.一度声に出した言葉は現実に何らかの影響を与える
例えば、言霊の世界で「ありがとう」という言葉にはプラスのエネルギーが宿っていると考えられています。
逆に「うざい」とか「許さない」などのちょっと汚い言葉にはマイナスのエネルギーが宿っているといわれているんです。
人が「ありがとう」という言葉を使う時は優しい気持ちでそれを口にしているはずですが、その逆で、「うざい」とか「ムカつく」などの汚い言葉や相手を傷つける言葉を口にしている時は、人は冷たい気持ちや邪悪な気持ちがしているはずでです。
そんな風に思い出しながら考えてみると、ほんのちょっと言霊の意味が、何となくでも分かって来たのではないでしょうか?
2.祭祀などで間違えて読んだら大変なことが起こる
言霊に似たような考え方は、日本だけにとどまらず、世界中に存在しています。
その中で、日本の立ち位置や日本の場合はどうなっているのかというと、言霊の力で国が豊に幸せになれると信じられており、言霊を神格化した一言主大神(ぬしのおおかみ)が存在すると信じられています。
この神様は大変大切にされているので、もし祭祀などで間違えて読んでしまった、なんて事態が発生したら大変なことが起こると言い伝えられているんです。
年末年始だけ神社に行く人は、「神社でアルバイトするのもいいかも」なんて軽く考えてしまいそうですが、神様の近くで働くには相当の覚悟、絶対に自分は失礼を働かないぞという覚悟が必要です。
3.良い言葉を浴びた植物はよく育つと言われる
普通の人なら「植物には気持ちがない」とか「話掛けるものじゃない」と思いますよね。
誰かが植物に話し掛けているところを目撃したら「あの人おかしいんじゃないの?」なんて思ってしまうはずです。
でも、言霊の世界では「良い言葉を浴びた植物はよく育つ」と言われているんです。
誰かに見られている時に話かけるのも平気なのですが、近所の人から「変な人」と思われてしまう可能性があるので、誰もいない時に「良く育つといいね」とか「今日も凄く綺麗に育ってるよ」なんて言いながらお水をあげると、何も話かけないで水やりをする時よりも、何倍も元気に長く育ったり・生き続けることができるんです。
4.悪い言葉を浴びて育った生き物は長生きしないと言われる
逆に悪い言葉をいいながら「あ~今日も水やり面倒くさい」「もう欲しくないのになんで私にくれたのかな」なんて言いながら水やりをすると、その植物は長生きしないと言われているんです。
5.励ましの言葉が生きる勇気を与える
最近は「頑張っている人に頑張れっていうのなんだかおかしいよね」という風潮がありますが、厳しい状況を努力して乗り越えようと必死にもがいている人に、「頑張れ」とか「応援してるから」とか「無理し過ぎないでね」なんて、一見ありきたりな言葉をかけるだけでも、その励ましの言葉が生きる勇気を与えるくらい力を与えることがあると言われているんです。
選ぶ言葉を考えすぎるよりも、気持ちの籠った言葉を掛ければ、同じ言葉でも結果はより効果がアップしてくれます。
6.たったひとつの冷たい言葉が人を自殺にまで追い込むことも
その逆で、たったひとつの冷たい言葉が人を自殺にまで追い込むこともあるんです。
冷たい言葉を放った人は、相手のことが羨ましくて、根拠のない酷いことをいっただけのつもりなのかもしれません。
でもその小さな冷たい言葉に悪い言霊が宿ってしまうと、その相手を自殺に追い込む程、邪悪な力を引き連れてしまいます。
言葉は暴力と同じだけの力や影響があるということを知った上で、言葉は慎重に選ぶ必要があるんです。
7.自分の人格を変える力もある
子どもに対して、お母さんがいつも「あんたダメな子ね」と言っていると、その子は本当は能力が人より備わっているはずなのに、本当に「ダメな子」に育ってしまいます。