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日没はだいたい何時なの?季節によっ...(続き2)

3.お風呂にゆずを入れてゆず湯に入浴する風習も

我が家はカボチャを食べた後に、かならずお風呂にゆずを入れて「ゆず湯」に入浴する習慣がありました。

毎年母が「今日はゆず湯だから早くお風呂に入りなさい」というと、姉妹で競って「私が先!」と取り合いながらお風呂に入ったのを覚えています。

ゆずの香りのする湯舟は、数ある入浴剤では出せないフレッシュな香りとお湯の柔らかさが特徴で、湯舟に入りながら、タオル袋の中のゆずをつぶすのがなんと言っても楽しみだったのです。

ゆず湯に入った後は「あさってもまたゆず湯にしようかな・・・」なんて思うものの、再びゆず湯を思い出す頃にはまた1年が過ぎてしまっていて、母が「今日はゆず湯よ~」と言ってくれる度に「今年ももう冬至が来たんだ」としみじみ思ってしまいます。

日没の時間の目安


日没の時間の目安を覚えておけば、万が一腕時計が壊れても、スマホのバッテリーがなくなってしまっても、大体の時間は分かるようになるので便利です。

1.夏至で19時くらい

夏至の日の日没は、19時くらいが目安です。

2.冬至で16時45分くらい

冬至だと夏至の19時より2時間15分早い16時45分が目安になります。

夏至と冬至で2時間15分も日没の時間が違うなんて、これは知っていて得する情報なのではないでしょうか。

3.春は17時50分くらい

春の季節になると、冬至よりもやや昼の時間が長くなるので、日没は17時50分が目安です。

4.秋も17時50分くらい

秋の日没は春より寒い分、昼が短くなるのかな、と思いましたが、実は春と秋の日没の時間は17時50分でほぼ変わりはないんです。

確かに、春と秋はちょうど、夏至と冬至の間にあたるので、計算上は日没の時間が同じになって当たり前なのかもしれませんね。

日没の時に起こること

太陽が地平線の下に完全に隠れた状態になっても、地球はすぐに真っ暗闇にはなりません。

太陽はもうそこにないはずなのに、なぜか薄明るさが残っていますよね。

それはどうしてかというと、太陽光が大気中に散乱しているため、太陽の光が大気に反射して残ってくれるからなんです。

まだ薄明るいこの時間帯は「薄暮」と呼ばれています。

通称「マジックアワー」とも呼ばれ、様々なことが起こると予言されています。

一体どんなことが予言されているのでしょうか?

1.動物が移動する

マジックアワーになると、世界では動物が移動すると言われています。

確かに動物には人間のように腕時計で時間を確認したり、スマホでアラームをセットするなんてことはないので、日没や「薄暮」でもって「あ、もうすぐ太陽の光が完全になくなって暗くなるから、今のうちに安全な場所に移動しよう」なんてことを考えているのかもしれません。

2.動物が鳴き始める

きっと動物の中のリーダーとか、ムードメーカー的な役割をするものが、マジックアワーになると、鳴くことで仲間に「時間が来たぞ!」「さぁみんなで家に帰ろう」とか「安全な場所に移動しよう」なんて合図を出しているんだと思います。

3.日没症候群という症状もある

日没に関するある症候群があると話題になっています。

一体どんな症候群なのでしょうか?

1.高齢者に多い

日没症候群は主に高齢者に多い症状です。

年をとっていつかたった一人になってしまうのではないかという孤独感や、日々老いてくる体の調子から「癌になってしまってすごく苦しむことになるんではないか」「お金は大丈夫なんだろうか」などなど、死への恐怖やこれから生きていくことの不安を考え過ぎてしまって、精神疾患を引き起こしてしまいます。

昼間の明るい時間帯は平気でも、夜日没後に暗くなってしまうと、外出するのが怖くて家から出られないなんて症状を発症します。

家族の中でこの日没症候群らしい兆候が見られたら、無理に外出させようとせずに、優しく「大丈夫だよ」と言葉を掛けたり、決して相手を焦らせないで、相手のペースに合わせてできるだけ一緒に外出してあげることが大切です。

特に初めて行く場所が苦手になるはずなので、できるだけスケジュールを合わせてついていってあげるようにしましょう!

美しい日没を見よう

皆さんは美しい日没を最近どれくらい見ましたでしょうか?