仕事やプライベートで、「朝イチでやっておくね」といった言葉を耳にしたことがある人もいるでしょう。
私たちは普段、何気なく朝早くからやっておくことを「朝イチでやる」と言いますが、この「朝イチ」が何時のことなのか、あなたは詳しく知っていますか?何となくの感覚として使われることの多いこの「朝イチ」が一体何時を示しているのか、シチュエーションごとにご紹介します。
また、今話題の「朝活」についても詳しくご紹介していきます!
朝イチとは?
朝イチという言葉をプライベートで使う機会はそう多くはないと思います。
その代わり、仕事の場面では使う機会が多いことでしょう。
例えば取引先から仕事を依頼され、「明日の朝イチでお願いします」と言われた時や、上司から「明日の朝イチまでに今の仕事を終わらせてくれ」と言われた時に、一々「朝イチって何時のことですか?」とその場で聞き返すことは中々出来ませんよね。
ですから、大抵は個人の感覚で動いていると思います。
しかし、その個人の感覚が、人によって違っているため、こちらが思う朝イチの時間で動いたとしても、相手からすれば早く、または遅く感じた場合にトラブルの原因となることも考えられます。
そのため、一般的な朝イチの感覚を身につけた方が無難でしょう。
では、一般的に朝イチとは何時ごろのことを指すのでしょうか?
朝一番早い時間
朝イチは、単純に考えれば朝一番早い時間を指します。
とはいえ、目が覚めた直後に、まだろくに外に出たり人に会ったりする準備も整っていない内から行動する人はあまりいませんし、自分は良くてもそれを相手にも求めた場合に、相手から「非常識だ」と思われてしまうこともあります。
そのため、朝一番早い時間とは言っても、最低限自分の準備が整ってからの行動となります。
もしプライベートで友達に会いに行くのであれば、友達が既に起きているであろう時間帯に訪ねるのが良いですし、仕事であれば始業開始してからが望ましいでしょう。
詳しくは以下でご紹介していきます。
人によって朝イチの時間は違う
朝イチの時間の感覚は、人によって違います。
例えば早寝早起きの習慣が身についている人にとっては、朝イチの時間が5時や6時かもしれません。
また、遅寝遅起きの人の朝イチは、9時や10時かもしれません。
個人で朝イチの感覚は違うため、もし人と朝イチの時間を合わせようと思ったら、予め相手と時間を示し合わせておくか、もしくは相手の朝イチの時間が何時頃かを探っておくのがベストでしょう。
知人や友達とプライベートでの付き合いであればそれも可能ですが、仕事関係で突然頼まれた場合には、朝イチが何時かを相手に確かめている暇はないと思います。
その場合は、一般的な朝イチの時間帯を調べて、なるべくその時間に合わせて自分も行動するように心がけましょう。
世間一般的な朝イチの時間であれば、非常識と思われる可能性はかなり低くなりますし、万一トラブルに遭った時でも一般的な時間の例を挙げることで言い訳が利きます。
人一倍気遣いが出来る人では朝イチが何時かをあれこれと悩んでしまうこともありますが、一般的な時間に合わせておけばひとまずは安心です。
1.仕事では業務開始直後
仕事に関しての朝イチの時間帯は、一般的に会社での業務開始直後を指します。
例えば業務開始が8時の会社なら朝イチは8時に、9時から業務開始の会社では9時が朝イチとなります。
取引先から朝イチで仕事を納めて欲しいと頼まれれば、業務が開始して最初にその仕事に取り掛かります。
もし自分の会社の業務開始が9時で、取引先の会社の業務開始が8時からだとしても、何もこちらが1時間出社時間を早めてまで仕事を納めろと要求するところはほとんどないでしょう。
その代わり、業務開始とほぼ同時に迅速に仕事を納める必要はあります。
社員のいる会社であればそのようにすれば問題はありませんが、もし自分が個人事業主として1人で会社を運営している場合には、取引先の会社の業務開始時間に合わせて仕事を納めることで、スムーズに仕事のやり取りが運べますし、また相手の会社からも「気遣いの出来る取引相手だ」と好印象を抱かれやすいでしょう。
また、同じ会社内で朝イチの期限を設けられた時にも、同じく業務開始時間を朝イチの目処にします。
2.私生活では起きてすぐ
誰にも会わない、誰の目にも触れないような状態での朝イチは、本当に起きて直ぐの時間を指します。
起き抜けの寝惚け眼の状態でも、誰にも見られていないのであれば、何を気にする必要もないため、それだけ早い時間がその人にとっての朝イチとなります。
毎朝の起床時間が5時の人であれば5時が朝イチですし、6時であれば6時が朝イチとなります。
起きてすぐの朝イチでは、新聞を読んだりストレッチをしたり、もしくは水分補給をしたりなどその人にとっての必要最低限の行動であることが多いです。