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人といないと心が寂しい「寂しがり屋...(続き3)

いつでも自分が中心でなくては嫌だ、みんなから愛されていないと嫌だ、という人も寂しさを感じやすいといえます。

つまり自己中な人ですが、その人はいつも自分のペースでみんなが自分に合わせてくれないと満足できません。

でも、実際自己中の人は周りの人からあまり好かれないことも多く、本当に信頼できる人がいなかったりします。

だから、本当の意味で心が満たされることがないのかもしれません。

自分が一番とか、なんでも自分を中心周りが動いてほしいと思っている人は、周りがそのようにしてくれる一時だけは満足しています。

ですが、本当のところ周りから自分が必要とされていたり、愛されているわけではないことを心の奥深くではわかっているのです。

そのため、時々すごい孤独になったりして、それを紛らわすためにまたわがままをしたりしてしまうのでしょう。

そのような行動は寂しさを本当の意味で癒してくれることはありません。

寂しがり屋な人はメンヘラ気質もあると言えるでしょう。特徴を見ているとよく似ているので、皆さんも見てみましょう。

寂しくなることは悪いこと?


「寂しい」という感情って、マイナスの感情と思うかもしれません。

確かに、寂しいと感じている時って悲しくなったり、不安になったりします。

それに、どうにかしてその状況を早く和らげたい、と思いますよね。

でも、寂しさを感じることって必ずしも悪いことだけでもありません。

その時にこそ、自分を見つめたり、自分の世界や可能性を広げる機会になるのです。

自分を見つめ直す大切な時間

寂しいと感じる時は、きっと一人でいる時が多いでしょう。

さらに、何か大切な存在を失ったり、自分の心の居場所というものを見つけられなかったりする場合があります。

そんな時には、自分のことをゆっくり見つめ直す良い時となります。

もし、今までは恋人がいて満たされていた時には何も考えずとも毎日を過ごしていて、すべてが当たり前だったかもしれません。

でも、恋人と別れた後などは毎日がとても寂しく感じることでしょう。

その時、自分はどんなことで恋人に癒されたり、助けられていたのか、初めて気づくこともあります。

つまり、自分にはどんな必要があるのかということに気づいたり、自分という人間を見つめるチャンスになるわけです。

誰かといつも一緒にいて、満たされているときというのはとかく自分のことを考えなくても毎日はあっという間に過ぎていきます。

でも一人の時間が増えたとき、自分自身をよく見つめ考える時間が増えるので、自分という人間を分析したり理解できるでしょう。

そして、次に人間関係を築くときに役立つ時がくるのではないでしょうか。

さらに、誰かと一緒にいても「寂しい」という気持ちが強くなる時もあります。

そんな時にも、「自分はここにいてどうしてこんなに寂しさを感じるのだろう?」と今の状況に疑問を持つことができます。

そのように、今の自分の状況を当たり前として何気なく過ごすのではなく、ちょっと冷静に考えるきっかけにもなるのです。

またひとつ大人になれるチャンス


寂しいと思うときは、自分を大人にするチャンスと思うことができます。

今まで当たり前に自分のそばにいてくれた存在を失ったとき、とても不安に思ったりさみしくなったりすることがあります。

でも、そのような変化は自分の可能性を広げるチャンスなのです。

その当たり前の存在があった時には、自分で努力しなくても満たされている部分があったかもしれません。

しかし、寂しいと思っている今は自分から新しい人間関係や輪を広げ築いていく必要があるかもしれません。