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ちなとはどういう意味?若者の言葉の...(続き3)

しかし「ちな」という言葉を完全にマスターするためには具体的な意味や使い方などを知るだけではなく、この言葉を使う際の注意点について正しく把握しておかなければいけません。

正しく把握していなければ自分にとって損な状況になってしまう可能性があるからです。

具体的には言葉の意味が通じなくて相手との距離感を感じさせてしまうようなマイナスな空気感になってしまってしまう、人によっては不快感を感じさせる場合がある、状況によっては相手に対して失礼な対応になってしまうということが考えられます。

私たちが一般的に使っている日本語は尊敬語、謙譲語、丁寧語など様々な形式が存在しています。

日本語はこれらの種類を上手に活用して組み合わせている言葉になりますので、全ての言葉を若者言葉で対応しようとすると無理があります。

なので上手に状況を把握した上で使うようにしないと間違った使い方になってしまうということです。

それを踏まえた上でこれからご紹介する項目に注意しながら、使用するようにしてみてください。

高齢者には使わない

まずはじめにご紹介する「ちな」を使う時の注意点としては高齢者には使わないということです。

これはちょっと考えてみれば分かるようなことかもしれませんが、もしも自分の仲間内で一般的に使っているような言葉だったとしても自分と年代が違ったり立場が違うような人間に関して当たり前のように使ってはいけないということです。

特にそのような中でも高齢者を相手にして若者言葉を使ったりするようなことは極力控えるようにしてください。

なぜ控えなければいけないのかと考えた時に当然高齢者の方は若者言葉について把握していない可能性がとてつもなく高いです。

むしろ高齢者の方で若者言葉を知っている人の方が一般的にはありえないと考えた方が良いかもしれません。

高齢者の方はそろそろインターネット自体がよくわかっていない形が多いのです。

時代の変化ということもあり、インターネットをビジネスなどのシーンで活用する経験もしていなかったりするので、疎いのは当たり前です。

そして若者言葉は一般的にインターネット上で生まれるような言葉になっていますので、そもそもインターネットを利用していない人間が分かるような言葉ではないのです。

元々「ちな」という言葉も今回ご紹介して初めてその意味に気づいた方がいるように、一般的にインターネットを利用している人間でもわからない場合も多かったりするので、むしろしていたら少し怖いくらいなのです。

なので高齢者相手に若者言葉を当たり前に使ったりすると相手は当然分からないですし、わからない言葉を当たり前のに使われると不快感を感じる方もいるかもしれません。

なので自分の立場が違う人間に対しては自分たちが当たり前に使ってる言葉だったとしても当たり前に使わないようにしなければいけません。

相手と良い関係を築きたいと思うのであればなおさら気を付けなければいけないことなのでその点は注意して若者言葉を使うようにしてください。

仲いい友達同士で使う

次にご紹介する「ちな」を使う時の注意点としては仲の良い友達同士で使うということです。

なぜ仲の良い友達同士でしか使ってはいけないのかと考えた時に、先ほどご紹介した内容に触れますが自分たちと同じ年代の人達であれば、ある程度若者言葉を使ったとしても違和感なく受け取れたり、分からなくてもそれって何?と話が広がったりするんですが、年代が全く違う人間であったり、特にそこまで仲良くない友達に対して使ったりすると意味がわからない事によってお互いの距離が離れてしまう可能性があります。

あなたもそこまで仲良くない人間から意味のわからない言葉を言われたらおそらく多少なり不快感を感じることがあると思います。

優しい人であればそこまで表には出さないかもしれませんが、自分の意見をはっきり伝えるような気の強いタイプの人間に関しては文句を言われる可能性も十分考えられます。

なので極力若者言葉を使う場合は自分の仲の良い友達同士の輪の中で使うように意識してください。

ちょっと離れた関係性にある人だったり、そもそも自分の年代が違うような人に対しては使うことによって自分自身に良くない影響を受ける可能性もありますので覚えておいてください。

できればネット上で使おう

次にご紹介する「ちな」を使う時の注意点としてはできればインターネット上で使うようにするということです。

なぜインターネット上で使うようにしなければいけないのかと考えた時に、そもそも先ほどご紹介したい若者言葉はインターネット上でのコミュニケーションを介する上で略称された言葉として知られています。

インターネット上でのレスポンスをなるべく早くして会話のテンポを上げるためになるべく短く省略できるような言葉を短くしようという意識のもと生まれていますので、特に現実の世界で使われるということを想定して生まれている言葉ではないのです。

つまり現実の世界で使ってしまうと本来の目的の意図と少し外れた使用方法になってしまうということになります。

もちろん現実の世界でも伝わるような間柄の人間関係であれば使っても問題はないのですが、日常的に使用していると思わぬ場面で発言してしまったりする可能性もありますよね。

それに仲の良い間柄だったとしても相手が特に若者言葉に関して知らないような人間だった場合は「ちな」という言葉をいきなり使われても理解できなかったりする場合があります。

ある程度察しの良い方であればすぐにわかるかもしれませんが、わからなかった場合いちいち説明しなければいけないので結果的に会話が無駄になってしまいます。

なのでできればインターネット上でのコミュニケーションにおける表現方法の一つという概念を持っておけばそこまで面倒なことにならないと思いますので、日常的に頻繁に使用している方はインターネット上でコミュニケーションを行う際使うようにするなどの工夫を行ってみるとスムーズに使うことができます。

ビジネスの場ではNG

次にご紹介する「ちな」を使う時の注意点としてはビジネスのためにはNGということです。

これはちょっと考えてみれば分かるようなことだと思いますし、ビジネスの場面で使ってるような人は多分いないと思うのですが、日常的に使用している言葉は思わぬところで発してしまう可能性があります。

日常生活の中で若者言葉を頻繁に利用している方はビジネスの場面で上司と話しているときであったり、他の会社の来客の方と話をしている時、それ以外にも自分の会社と取引、もしくは商品・サービスを購入してくれているお客様に対して使ってしまう可能性があるということです。