結婚生活も離婚も夫婦の問題なのですが、それでも周りの人たちの反応や対応とは切り離せないのが辛いところですね。
3.仕事へのやる気が出ない
男性が仕事に集中していられるのも、家庭で奥さんが支えてくれていたからでしょう。
家庭内では、女性のほうがいろいろと生活を維持管理するのに、細かな仕事をしていたことが多いようです。
食事も、季節ごとの着る服も、洗い物も、掃除もすべて自分で行わなければいけなくなります。
そして、仕事でのストレスを解消する時間が取れなくなったり、加えて誰かのために頑張るという対象をなくしたことで、やる気も出なかったりします。
今までは、会社で嫌なことがあっても家族のために耐えてきたかもしれません。
でも、いくら仕事を頑張っても労をねぎらってくれる人はいないし、家庭で自分をサポートしてくれる人もいません。
それで、心も身体も疲れて仕事へのやる気が出なくなったり、張り合いがなくなったりしたときに後悔するのです。
家族がいたあの頃を懐かしく思い、独りぼっちになってしまったことが、思っていた以上の寂しさを感じるのです。
女性が後悔する理由
次に、離婚した女性たちがその決定を後悔するときは、どんな時なのでしょうか?
離婚が女性たちの生活にどのような変化と影響を与えることになったのか、見てましょう。
1.離婚後の経済負担が大きい
「別れれば幸せになれる」、「もう一度人生をやり直せる」。
そう思って、離婚を決意した女性たちのその後の生活は必ずしも簡単ではありません。
特に、離婚後に経済的な重い負担を感じることが多いようです。
離婚後の生活費は今までの状況とは変わってしまいます。
もし、今まで家庭で夫を支えてきた立場であれば、離婚後は自分で生活のすべてと、子どもたちの養育費を賄うのは本当に大変なことです。
仕事を見つけるのでさえ大変なこの社会で、女性たちが子どもを育てながら、十分な資力を持つのは簡単なことではありません。
特に、結婚していたころに仕事をしていなかった人たちであれば、そのブランクも大きな障害となって再就職の難しさを感じることでしょう。
離婚をするときには心も身体も疲弊してしまいます。
それでも、しっかりと相手と金銭面での話し合いと、公式書面にてその内容を残すことを忘れないようにしましょう。
特に子どもがいる人は、その点できちんと相手と納得するまで話しましょう。
養育費などの面で自分だけ負担を負うことがないようにしなければなりません。
2.周囲の風当たりが強い
離婚が当たり前になっているとはいえ、それでも周囲からの「バツイチ」という目は痛いものを感じることがあります。
離婚する原因というのは夫婦間でしか理解できないことなのに、周りの人の中には無責任にあーだこーだと発言する人もいます。
他にも、責めるようなことを言ったり批判したりして、辛い思いをさせることもあります。
女性は特に、うわさや陰口が大好きです。
あなたの離婚についてもあることないこと話したり、何も知らないくせにいろいろと言ってくることがあるかもしれません。
周りがどう言おうと関係のないことでも、「離婚した」という事実があなたについての周りの人の評価や評判に関係してくることは確かなのです。
周囲の厳しい風当たりのせいで精神的に疲弊してしまって、離婚したのを後悔することがあります。
3.再婚に対しての不安
離婚というのは、精神的にもかなりのストレスとダメージを与え、それは簡単に消えるものでもありません。
そして、離婚するのが最善だと思えたはずでも、結婚生活で楽しかった思い出などを振り返ると、急に一人になってしまった不安や心細さを感じるのです。
夫婦で協力して一緒に過ごしてきたのが、まったく一人ぼっちになってしまうのです。
その寂しさと不安は思っていた以上に膨らむことがあります。
それで、再婚を考えるようになったり、離婚を後悔することもあるのです。
でも、「バツ」がついてしまった自分が再婚できるのかと不安が増してきます。
再婚できるかどうか、という点では特に、子どもがいる女性であれば自分の感情面の問題で決められることではないので、不安は募ります。
子どもが大きくなるまでは再婚しないでいよう、と思ったとしても、では子どもが自立した時には自分はどうしたらいいのだろう、と老後のことを考えると、もっと心配になるでしょう。
そんな、再婚に対する不安の原因は、人それぞれだと思います。
不安が尽きないという人は、「再婚の不安が尽きない…!上手くいく?再婚できる?不安の種類別対処法」の記事で、不安別に対処法を探してみてください。
少しでも不安がなくなるように対処していきましょう。
4.子どもに関する不安
両親が離婚して一番被害を受けているのは子どもたちです。
両親が喧嘩をしたり、争う姿をみていた子どもたちは、それだけで辛い思いをすることになります。
そして、いざ離婚したとなると、片親がいなくなります。
多くの場合、母親が親権を取り一緒に生活するケースが多いのです。