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食わず嫌いを治すための7個の方法(続き3)

つまり、人間も犬も、生れる前からの一種の記憶のようなものをDNAから取得し、「これは過去に祖先が食べて病気になった」とか「これはかつて自分と同じDNAを持っていた人が食べて好きではなかった」等の記憶を頼りに、「自分はこの食べものを食べてみよう」とか「自分にはこの食べ物は食べない方がいい」などと判断しているようなのです。

これは考え方の違いですが、人によって「人生は一度きり、死んだら終わり。

家族のことも、恋人のことも、子供のことも、すべて忘れてしまうものだ」と思っている人もいれば、「人間は輪廻転生を繰り返している生き物だから、人によっては昔の誰かの記憶を持ったまま生れてくる場合がある」「今の自分になる前に、何十人っていう人が輪廻転生をしているに違いない」と考えている人もいるわけです。

私はこれまで「輪廻転生を期待したいけれど、人間は所詮死んだら終わりなのかもしれない」と半ば諦めていたところがありました。

でも、この「食わず嫌い」とか「DNAの繋がり」を考えていくと、犬は誰かが教えなくても犬になれるし、人は誰かに教わらなくても人になれます。

だから輪廻転生があるのかもしれない、そうでないと「どうして誰にも教わっていないのに自分が何者なのかを理解することができるのだろう」と不思議に思うのです。

しかし、こんな映画も存在しています。

生まれた子供をジャングルに置き去りにしてしまった夫婦がいて、20年後に同じジャングルを訪れた時、その子供は野生のゴリラに育てられていて、その風貌はゴリラそのものだったという物語です。

この映画を考えてみると、例え輪廻転生をして人間のDNAを持った子供が生まれたとしても、ゴリラに育てられればゴリラのようになる・・・だったらやっぱり、輪廻転生は不可能なのかもしれないと・・・。

まだまだこの謎は解明されるまでに時間が掛かりそうですが、今後「食わず嫌い」を検証する上では外せない要素になりそうです。

3.他人からとても不味いと聞いたことがある

私には母と妹という家族がいます。

私たちは普段生活している中で、美味しいものを発見すると「これ美味しいよ」と教えあっています。

今流行りの食べ物にはとりあえず興味を持つタイプなので、「今度食べてみよう」なんてLINEでやり取りしながら、会話しています。

例えば、ジャニーズの嵐が出ていた番組の中で、クッキーの中に牛乳のようなミルクのような液体を入れて食べるスイーツを紹介していた時です。

母が「これ表参道に売ってるらしいから誰か買ってきてよ」というので、早速私が買いに行ってみました。

表参道について、早速お店の中に入ってみるとお店は可愛いし、肝心のクッキーは美味しそうだし、食べる前の印象はとても良かったのですが、実際食べてみると・・・嵐がオーバーにコメントしたいるのではないか!?と思ってしまう程、さほど美味しくはなかったのです。

最後にクッキーを食べることになった妹はクッキーを食べる前に私たちに「どうだった?美味しかった」と聞いてきました。

母は「・・・食べてみてよ、一応。

それから感想を言うよ」と言いましたが、「その感じだとまずいってことだよね。

なんだ~」と言って、すぐには食べようとしなかったのです。

嵐の番組を見ていた時はあれ程食べたそうにしていたはずなのに、味の好みが似ている家族が「まぁまぁだった」という感想を聞いて、妹は食べるのをやめてしまったのです。

「食わず嫌い」はこのように、誰かが不味いといったものを「食べたくなくなる」という心理も持ち合わせているようですね。

3.食わず嫌いになる人が多い食材とは?

世の中には、多くの人が「食べたくない」と思う食べ物があります。

それは一体どんなものなのでしょうか?

1.昆虫系

男女問わず嫌いな人が多いのが「昆虫系」です。

最近ナスDが出ている人気のテレビ番組、地球アースなんとか「陸海空」のような番組があるんですが、その中で、アマゾンや部族を訪れるタレントがしょっちゅう、食べたくもなさそうな昆虫を食べているシーンが映し出されています。

他の番組でも、韓国に行ってイナゴみたいなものを嫌々食べたり、台湾やタイなんかで、芋虫みたいなものを食べたりしているのを良く見かけます。

そういうシーンは大抵、いやいやでとか、罰ゲームみたいな雰囲気です。

つまり食べたくないのに食べているのです。

そもそも食べ物が24時間ありふれている今の世の中で、自分から好んで虫を食べる人はどこにいるのでしょうか?残念ながら、私は虫を好んで食べる人がいることを知っています。

もう何て番組だったのかは忘れてしまいましたが、その人(女性)はとにかくゴキブリが大好きで、日本のゴキブリでは物足りず、わざわざ海外まで行ってゴキブリを食べて感動していたのです。

私は珍しいもの見たさに、その番組をくいるように見てしまいましたが、終始気持ち悪い映像で満載だったのです。

彼女のような人は世の中に数人はいるかもしれませんが、ゴキブリは普通食べたいものではなくて、怖いとか気持ち悪いと感じる生き物ですよね。

だってゴキブリは不衛生な場所が好きなので、とにかく不潔な生き物なのです。

触れるだけでどんなことが起きるか分からないこのゴキブリを口に入れてかみ砕き、食べつくして消化してしまうなんて・・・彼女のDNAは一体どうなっているのでしょうか?

彼女の先祖はもしかすると、人間ではないのかもしれません。

もしかすると、ゴキブリを食べる何か・・・つまり、ねずみとか猫とか、私には思いつきませんが、ゴキブリよりもっともっと不衛生で大きい何かだったのかもしれません。