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警告とはどういうレベルの注意なの?...(続き3)

工事現場などでよく見かける

立ち入り禁止のトラ柵を見る機会が一番多いのが工事現場です。

そもそも工事を行う際はどこからどこまでにトラ柵を置く、どこにコーンを置くという細かい決まりがあるので、トラ柵はなくてはならないアイテムなのです。

中には工事中の内部が見られないように背の高いトラ柵で周りを囲んでしまう場合もあります。

相手に退去を求める警告音

センサーが人を感知すると点灯するライトなど、泥棒や空き巣対策として販売されているグッズがあります。

中には警告音を出して侵入者を威嚇するという非常に頼もしい商品もあります。

音で警告することも可能

セキュリティ会社に登録をすると家の中にセンサーが取り付けられ、侵入者を感知すると警告音が鳴り響き、セキュリティ会社の人が駆けつけてくれるシステムになっています。

その警告音は近所に聞こえるくらいの音量なのでかなり効果的ではありますが、間違って鳴らしてしまうと大騒ぎになるので気を付けた方が良いでしょう。

サッカーでのイエローカード、レッドカード

サッカーの試合で審判が選手に対して提示する「イエローカード」は、非紳士的な行為を行ったことによる「警告」として使われます。

1試合に2枚イエローカードを提示された時点で退場になります。

つまり警告に3回目はないということですね。

イエローカードの原因となる行為は様々ありますが、反則技で相手のプレイを妨害したり、汚い言葉で相手選手や審判をののしったりする行為など、審判にフェアプレーの精神が欠けていると見なされた時に出されます。

「レッドカード」はイエローカードとは違い一発退場です。

1試合でイエローカードを2枚提示された場合と、明らかな反則行為や暴力行為でそくレッドカードが提示される場合があります。

わかりやすく色で示す

そもそも「警告」という意味あいを含んでいる物に黄色が使われやすいのは、黄色が「警告色」「警戒色」に分類されるからです。

赤はテストの採点などに使われるイメージが強いですが、その通り「正す」「直す」ということを示す色です。

イエローカードで警告をしたにもかかわらず再び危険なプレイをした場合に「少し休んで改善してきなさい」と宣告をして何試合かの出場停止が決まります。

ちなみにサッカーの場合はもう一枚「グリーンカード」があります。

こちらは黄色と赤とは逆の意味で、フェアプレーの精神と相手に対するリスペクトが感じられるプレーをした選手に提示されます。

この3色と言えば信号の色が思い浮かびますが、緑が「進め」黄色が「注意」赤が「危険」です。

色の意味は世界共通ということがわかりますね。

安全確保のための警告表示

家電や機械製品の取扱説明書には「安全に使っていただくための警告表示について」などという項目でそれぞれの表示の説明が書かれています。

「注意」「禁止」「指示」など危険度の度合いによって表示が異なりますが、ユーザーにとってはわかりやすい配慮です。

また非常口や消火器の場所を示す表示なども、私たちにとって身近な警告表示です。

共通マークで危険性を示す

安全確保のための警告表示は共通化されているので、危険を回避するためにはマークの意味を把握しておくと便利です。

ほとんどのマークがわかりやすい表示ですが、気になる場合は「一般財団法人家電製品協会」のホームページに記載されている一覧表で確認してみましょう。

また非常口などは国によって違いがあるので、旅行に行く際はその国の警告表示について事前にチェックして多くと安心ですね。

まとめ

「警告」には軽いアドバイスから重大な危険度を表す場合まで様々な意味合いが含まれています。

それぞれのシチュエーションに臨機応変に対応するためにも、是非今回お伝えしたような様々な警告パターンを参考にしてみてください。