例えば、炭酸飲料なども嗜好品に該当します。
なぜなら人間が生きていくために、炭酸飲料を飲む必要は特にありませんよね。
なので、「栄養要素やエネルギー源などにはならないもの」に当てはまりますので、嗜好品になると考えることが出来るという事です。
このような定義を考えてみれば、ある程度嗜好品の区別がつくようになるはずです。
普通の薬ではない
「普通の薬ではない」という定義もあります。
普通の薬とは、一般的には病気を治療したりするために使用される薬です。
なので、普通の薬ではないということは、一般的に病気の治療以外の目的で使用される薬のことを意味しています。
それは例えば、マリファナや大麻と呼ばれるようなものです。
日本においては大麻の使用を許可していませんので、問題になってしまいますが、大麻の使用を許可している国もあります。
それも、医療に関する薬として使用されているような国などもあります。
しかしながら、それを日本では使用していないという事は、少なくとも日本においては普通の薬として認められてはいないという事になります。
生命維持に強い効果はない
「生命維持に強い効果はない」という定義もあります。
これは、先ほどと同じく栄養素が含まれていない食品や、エネルギー源にならない食品ということです。
お酒やタバコに関しても生命維持に強い効果を持っているわけではありませんので、該当すると考えることが出来ます。
ないと寂しい感じ
「ないと寂しい感じ」という定義もあります。
これは、なくても問題はないが、なくなってしまうと少し物足りないような気持ちになってしまうということです。
たばこはとくにないと寂しい感じがする人も多いのではないでしょうか。
たばこは一度吸ってしまうと、やめようと思ってもなかなかやめることができませんよね。
依存性も強いため、ないと不安になったり、イライラしたりする人が多いのです。
こういうものは嗜好品と呼べるのです。
嗜好品とされるもの
ここからは嗜好品と呼ばれるものには何が存在するのかという事を考えていきたいと思います。
自分自信が普段好きだと感じているようなものであったり、日常的に使用しているようなものがあればそれはあなたにとっての嗜好品になり得ます。
自分の嗜好品はどういうものがあるのか、という事を踏まえて考えてみるとより楽しいと思いますよ。
お茶や紅茶
お茶や紅茶は生きるために必要なのかと考えた場合、必要ではないと判断することができますよね。
お茶や紅茶は匂いなどの香りを楽しんだりする目的で飲む人が多く、そのもの自体の栄養素を意識して飲む人は少ないのではないでしょうか。
もちろんお茶を飲むことによってさまざまなメリットは存在しているのですが、栄養素に関してはそこまでメリットはない為、あくまで嗜好品として楽しめるものです。
私たち人間が生きるために水分は必要ではありますが、それは必ずしもお茶や紅茶から摂取しなければいけないわけではありません。
本来であれば、生きるために必要な水分は水から摂取すればよいのです。
なので、日常的にお茶や紅茶などを楽しんでいるような人は、嗜好品を楽しんでいるということになります。
コーヒー
コーヒーを飲むことは、生きるために必要な事なのかと考えると、必ずしも必要ではないと判断することが出来ます。
ですが、コーヒーを好んで飲む人にとっては、香りを楽しんだりリラックスできたりと様々なメリットがありますよね。
他にも、カフェインの影響によって脳を覚醒状態にすることにより眠気を抑える効果もあるといわれています。
ビジネスの面においてもパフォーマンスを向上させるために必要なものといえます。
このように考えてみるとコーヒーにはたくさんのメリットがあるので、たくさんの人がコーヒーを飲み続けるということも理解できますよね。