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ビジネスマンが独り立ちするために身...(続き2)

日本語の「ビジネスマン」という言葉には、厳しい経済・経営環境の中でも真に役立つ人材という願いが込められているのです。

女性の場合は何と言われる?

一点話は変わりますが、女性の「ビジネスマン」はなんと呼べば良いのでしょうか?

英語の”man”は「人」という意味もありますが「男性」という意味合いも強い単語です。

そのため、ビジネスの本場アメリカを中心に”businessman”に替わって”businessperson”あるいは”businesspeople”という単語も使われるようになっています。

オバマ大統領の時代にジェンダーフリーの運動が吹き荒れた結果です。

女性に対して「ビジネスマン」という表現をあてても失礼に当たるわけではありませんが、日本でも「ビジネスパーソン」という言い回しは増えています。

男性の「マン」に対する女性である「ウーマン」を使って、「ビジネスウーマン」という表現を時々見かけますが、あまり使わない方が良いでしょう。

英語の”businesswoman”は、昔から別の意味に使われていました。

性を商売にしているプロの女性という意味です。

国際化が今後もどんどん進み、英語圏の人たちとビジネスする機会が今後どんどん増えます。

「ビジネスウーマン」は好ましくはありません。

「ビジネスマン」「ビジネスパーソン」あたりから選ぶことをオススメします。

サラリーマンとはどうちがう?

「ビジネスマン」と「サラリーマン」とはどう違うのか?もう一度確認しましょう。

「ビジネスマン」を語る上で重要なポイントです。

端的に言えば、サラリーマンは”salary”(お給料)をもらう人、ビジネスマンは”business”(ビジネス)をする人です。

一般的な理解では、サラリーマンは社畜、言いなり、主体性がない、給料泥棒などなどネガティブなイメージで、一方のビジネスマンは、イキイキ自発的にビジネスを生み出して会社に貢献している颯爽としたポジティブなイメージで語られます。

どの解釈が絶対正しいという決まりがあるわけではありませんが、一般的な理解で間違いないでしょう。

念のため、語源に遡って比較してみましょう。

“salary”は古代ローマ帝国時代に遡ります。

古代ローマの兵士が将軍の私兵として、無茶な命令に駆り出されていた時代、対価に”salt”(塩)をもらっていた事からできた言葉です。

当時のローマ兵の戦死率は異常に高く、勝った戦いでも場合によっては6割死亡だったりします。

対価を貰うことで命を差し出して命令された通りに戦って死ぬ、という自由のないかなり過酷な意味になります。

一方の”business”は”busy”(忙しい)の名詞化です。

名詞化したので、差し詰め「忙しくしている」ぐらいの意味になりますでしょうか。

この”busy”の語源を遡ると、最終的には”bisignes”(配慮する、心配する)という単語に行き着きます。

物事を考え、配慮心配した上で共同体(会社、社会)のために主体的に動く人といった意味になります。

身分としては、全く同じ会社勤めをしている人ですが「サラリーマン」と見られるか「ビジネスマン」と見られるかで全く別の存在に見えてしまいます。

もっと大事なことは、働いている本人が自分が「サラリーマン」であると思うか、自分は「ビジネスマン」だと思うかですよね。

こうした訳で、今は「サラリーマン」は死語となって、1億総「ビジネスマン」になれ!と号令が掛けられているのです。

ダメなビジネスマンはどう見られる?

ダメなビジネスマン、すなわちビジネスマインドを持っていない「サラリーマン」気質の会社員は、本人の評価も低くなりますが、悪影響はそれだけに留まりません。

ダメなビジネスマンがどんな悪影響を及ぼすことになるのか確認していきましょう。

1.頼りないな

仕事で接した人たちに「頼りないな」と思われてしまいます。

世の中の変化がそれ程速くなかった時代ならば、先輩達がつくった前例通りに対応していれば、大抵の出来事には対処できました。

ですが、現代は驚くほど世の中の変化が速くなっています。

どんなビジネスジャンルで、どんな職場で働いていたとしても、前例通り・ルール通りでは対応できない事態に毎日のように遭遇することになります。

そんな時に「前例がないから」「マニュアルやルールに載っていないから」などと言っていたらビジネスが止まってしまいます。