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男装にハマる女性の理由と、キレイに...(続き2)

しかし、よく考えてみてください。

女性だからこそ女性らしく振舞うことができるのに、どうしてわざわざ男性の格好をして楽しんでいるのでしょうか?

あなたが男性であるのであれば、あなたが女装するかもしれないときの心情を思い浮かべてみて。

あなたが女性ならば、自分が男装したときのことを想像してみてください!

きっとその想像や空想をしている中で”なんとなく”「こんな理由なのかな?」なんていう理由を感じることができるはずです。

とはいっても、男装反対派の方は想像もしたくないですよね。

とにかくどうして女性がわざわざ男性の格好をするのかその理由さえ知れたらいい!という方もいるはず。

あせらないでください。

これから詳しく、その理由をお伝えしていきます♪

”今とは違う自分になりたい””インスタ映えする写真がとりたい!”という方は、すぐにでも男装する理由に納得できちゃうかもしれないですね。

コスプレが楽しい


あなたは、高校生のときにどんな制服を身にまとっていましたか?セーラー服、ブレザー、私服などなどたくさんありますよね♪

しかし、その制服って3年間ほぼ一緒なので自分が着ているのとは違う制服を着てみたい!と感じたことがあるのではないでしょうか?

例えば、いつもブレザー制服をきていて気に入ってたけれど、その反面セーラー服に憧れを抱いていたとか、その反対だとか、そもそも私服だったので制服全体にあこがれていたなんていうこともあるかもしれませんね。

現代では、ゲームセンターのプリクラコーナーにいけば無料でコスプレ衣装を貸し出してくれることもありますよね!そのため、その夢をいとも簡単にかなえることができちゃうんです。

それは制服に限りません。

「お姫様になりたい」「ナースになりたい」「警察官になりたい」「ちょっと一足先にOLになった自分の姿を確認したい」なんていう姿もチェックできちゃうんですよね。

ずばり”コスプレ”は、違う自分になることのできる楽しい時間なんです。

女性のなかで特にメイクにこっている方だとか、ファッションのひとつのアイテムに関しても「どうすれば自分がより美しく見えるのか?」を日ごろから研究している方は、そんなちょっと違う自分を見ることに楽しみを覚えているかもしれません。

プリクラコーナーでは、限られた衣装しかおいていませんよね。

女性であれば、女性用のものしかありません。

しかし、あるとき”男装喫茶”なんていうものがはやるようになりました。

その名前のとおりで女性が男装をしてお客さんにサービスをするというお店になります。

その出現があったころから、少しずつプリクラのコスプレコーナーにかかわらず、自らアイテムをそろえて男装する人が増えたんですよね。

わざわざ男装するために、男性の洋服やグッズを集める女性が出てきたというのです。

女性であれば、女性のコスプレがとても楽しく感じられるという段階から、女性だからこそ必ずしも体験できることのない男性になってみたい、そんな気持ちが芽生え、さらにそれをかなえる段階に入ったんです。

いつもはかわいらしく着飾っているけれど、ちょっとクールに決めることのできる男装をすることがとても楽しくて仕方ないんですよね。

だって、いつもの自分と明らかに違うではありませんか!

変身願望がある

要するに、男装女子というのは変身願望がとても強いことがあげられます。

変身願望というのは、女性たちが小さな子供のときに見ていたアニメに由来することが多いです。

セーラームーンだとか東京ミュウミュウだとか、アニメの主人公の女の子が正義を守るために変身をしますよね。

そして、いつもの自分とは違う姿、違う気持ちの持ちようで悪をやっつけるんです。

女性たちのほとんどは、小さなころにその映像を目の当たりにしているはず。

すでにその記憶は忘れてしまっているものですが、「いつまでも変わり続けることの大切さ」というのを小さいながらに学んでいたんです。

それは、大人になるにつれて忘れてしまう人もいますがお年頃になれば、その気持ちをかなえたい、いつもとは違う自分になりたいという気持ちが芽生えるようになります。

あなたも「自分とはいったいどんな人なのだろう?」「自分はこんな人のはずじゃない!」なんてアイデンティティを認めることができない時期があったのではないでしょうか?
ずばり、そのアイデンティティの揺らぎを調整するための行動ともいえます。

男装をしなかった女性たちは、極端にメイクが濃くなったり、露出の激しい洋服を身に着けるようになったり、いつもとは違う汚い言葉遣いを使うようになったなんていうこともありますよね。

今でもそのような形で自分のアイデンティティの揺らぎをどうにかしようとする人がいますが、現代っ子はそういうことはあまりしません。