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メアドって使ってる?LINEじゃな...(続き2)

しかし、ラインは一切やらずにメールのみで生活していると、どうしても不便な点が出てきてしまいます。

高齢の世代の人同士であれば、お互いにメールしかしていない人も多いため、そこまで不便に感じることはないかもしれません。

しかし、若い世代や中間世代では、メールよりもラインを利用している人の方が圧倒的に多いです。

そのため、自分はメールをやっているけれども、周りの友達や同僚は全員ラインをしているという人も少なくはないでしょう。

その場合、ラインをする人同士は気軽にコミュニケーションを取っていたり、グループラインでトークが盛り上がったりしていますが、メールしかしていない人ではその流れについていくことが出来ません。

ラインをしていないことは決して悪いことではありませんが、現代はラインが主流になっていますので、ラインで繋がっている人たちに対してはどうしても孤立感を覚えやすく、自分が時代遅れに感じてしまうことがあります。

気軽に連絡が取れない

メールをメインで利用していると、気軽に連絡を取る、ということが中々出来ないことがあります。

ラインであればトーク画面を開いて一言送っておけば、相手が気付いた時にその画面に返してくれるという気軽さがあるため、そこまで相手に気遣うことなく、また抵抗もなく連絡を取ることが出来ます。

また、トーク画面を開くと過去のやり取りも一緒に見ることが出来ますので、以前に会話をしたようなノリで「よう、元気?」と相手に連絡を取りやすい気持ちにもなれます。

一方のメールでは、例えるならパソコンで新規メールを打つ時のように、また手書きの手紙を送る時のように、真新しい気持ちで文章を考えることになりますので、ラインのように気軽に「元気?」と連絡を取るのに多少気構えがいることがあります。

また、ラインはチャット形式ですので、たった一言だけの短文でも抵抗なく送ることが出来ますが、メールとなると一言のみの短文ではいけないような気持ちになって、あれこれと送る内容を悩む人もいます。

メールに慣れている人は何の抵抗もなく送ることが出来ますが、普段はラインを好んで使っている人にとって、メールで連絡を取るということは多少の動機付けや気構えが必要になります。

そのため、ライン同士で気軽にやり取りは出来ても、メールしかしていない人に対しては、そこまで積極的に連絡を取ることが出来ないという人もいるのです。

それはメールしかしていない人にとっては、自分と他の人とで温度差を感じてしまうこともあるでしょう。

グループに入れない

メールしかしていない人は、ラインのグループに入ることは出来ません。

そのため友達同士のグループ内で、リアルタイムで盛り上がっている話題があっても、自分一人だけその話を知らずに疎外感を覚えることは少なくないでしょう。

学校や職場で、一緒に話している友達が「昨日のグループラインやばかったよね~」などと話をしていても、何のことか分からないため話に入っていくことが出来ません。

積極的な人であれば「それって何の話?」と聞くことも出来ますが、リアルタイムでの盛り上がりとの温度差があるため、話の内容を聞いても「そうなんだ」としか返すことが出来ずに場の空気が微妙なものになってしまうこともあります。

また、そうした場の空気を乱すことに抵抗がある人では、分からない話に無理に笑顔で相槌を打たなければならないため、苦痛に感じてしまうこともあるでしょう。

話題についていけない

ラインをやっていないと、ラインで他の友達が盛り上がっている話題についていくことが出来ません。

コミュニケーションを取るのが苦手な人や、消極的な性格の人では、分からない話題について尋ねることも出来ないため、もやもやとした気持ちのままでその場をやり過ごさなければなりません。

また、周りの友達によっては、その場に一人だけラインをしておらず話についていけない人がいると、本当はラインの話題で盛り上がりたくても気を遣って盛り上がれないこともあります。

友達同士で一人でもついていけない話題があると、お互いに気を遣ったり、気まずくなったりするというデメリットがあります。

連絡先の交換が面倒

ラインで連絡先を交換する場合、まずお互いの電話番号がスマホ本体のアドレス帳に載っていれば、自動的にラインの方にもラインIDが出てきますのでそこから簡単に友達登録をすることが出来ます。

もし自動追加の設定を外していたり、アドレス帳に電話番号が載っていなかったりしても、QRコードで検索したり、ID検索したりすることが出来ます。

また、近くにいればスマホ本体を振って自動で登録することも可能です。

このように、ラインでの連絡先の交換は何パターンもやり方があって便利で手軽に行えます。

一方でメアドしか持っていない場合には、連絡先の交換をする際には少々手間がかかります。

電話番号ならワンギリで登録出来ますが、メアドの場合には一々手入力になりますので、手間も時間もかかって面倒に感じる人も多いです。

赤外線で交換出来ればまだ楽ですが、携帯によっては上手く通信が出来ないものもありますので、やはりある程度手間がかかってしまうでしょう。

ラインで連絡先を交換し慣れている人からすれば、一々手入力でアドレスを登録することは面倒に思えてしまうでしょう。

すぐに気づけない

メールはラインと違って、直ぐに気づくことが出来ない場合が多いです。

ラインの場合には、スマホの画面に分かりやすく通知が表示されるため、例え通知音に気付かなくても画面が光って連絡が入ったことが分かりやすくなっています。

また、送られたラインの文章が全て読めるものから、送り主の名前を隠せるものまで、さまざまな通知の設定も出来ますので便利です。

一方のメールでは、届く瞬間こそ画面にメールが届いたと表示されますが、その後は携帯の端が点滅しているだけで、ラインのように暫く画面が光ることもないため、席を外している間にメールがくると気付けないことも多いです。