少し前の世代までは、連絡先の交換といえばメアドでした。
「メアド教えて」と当たり前に使っていた言葉が、現代では聞く機会がほとんどなくなってきています。
10代の若い人たちでは、メアドという言葉自体を使ったことがない人もいるでしょう。
そして過去に携帯電話を使っていた人たちにとっては、メアドという言葉はもはや懐かしい響きに感じられるのかもしれませんね。
メアドを今も使ってますか?
あなたはメアドを今も使っていますか?
スマホを購入すればまだ当たり前についてくる機能ですので、メアドの登録自体はしてある人が多いでしょう。
しかし、実際にメアドを使う機会はそれほど多くはないと思います。
自分の両親や会社の上司、年上の先輩など、ラインをやっていない人とのやり取りをする時くらいしか、メールを開くことはないという人も少なくはないでしょう。
また、メアドを登録しようと思うと、必然的にスマホ本体の電話帳にも登録しなければなりません。
ラインの場合にはIDさえ分かれば連絡先の交換が出来ますので、ラインに登録してある人数は多いのに、スマホ本体のアドレス帳に入っている人数は少ないという人もいるでしょう。
定期的に人間関係の整理をする人の場合、折角スマホ本体に登録してあっても、普段まったくメアドで連絡を取らない人がいれば、その内アドレスを消してしまいます。
何度もその手間をかけるのが嫌な人にとっては、わざわざメアドを登録するよりも、もっと手軽に出来るラインを活用することが多いでしょう。
メアドが必要なシチュエーションもまだまだある
日頃はラインしか使っていない人にとっては、メアドの存在は不要に思えるかもしれません。
しかし、場合によってはメアドを使うこともありますので、アドレス自体は作っておいた方が良いでしょう。
実際にメアドが必要になるシチュエーションとは、どのようなものなのでしょうか?
️メアドを使うとき
あなたはどんな時にメアドを使いますか?普段友達とのやり取りはラインの方が便利ですが、いざという時にはメアドを使う機会も案外あったりします。
特に公式サイトへの会員登録や、正式なやり取りの場合にはラインよりもメールを当たり前に用いています。
ラインは誰でも簡単にアカウントを作成出来ますし、やろうと思えば同時に複数のアカウントを持つことも可能です。
そのため、信頼性の点でも会社や公式サイトなどでは、ラインでのやり取りよりもメールでのやり取りを望むことが多いのです。
相手がメアドでのやり取りを希望する場合には、自分も必然的にメアドを用いることになるでしょう。
仕事などの連絡用
社内での連絡はパソコンのメールでやり取りをすることが多いですが、社外ではメアドに連絡事項が送られてくるという人が多いです。
一部の会社ではラインで連絡事項を流すこともありますが、まだ大半の会社はメールを用いています。
スマホが普及する以前はメールでのやり取りが当たり前でしたし、スマホが普及したからといってわざわざ連絡のやり取りをラインに切り替える会社は少ないでしょう。
若い世代が経営する会社や新しい会社では、最初から社員同士のやり取りをラインで行うところもありますが、そうした会社はまだまだ珍しいです。
人によってプライベートはスマホで、仕事はガラケーを用いているという人もいるでしょう。
何かの会員登録
例えば通販サイトで買い物をする時や、さまざまなサービスを利用する時など、主にインターネット上で会員登録をする際には必ずと言っていいほどにメアドの登録を求められます。
メアドの種類は携帯やスマホ、パソコンなど登録先によって違いますが、ラインではなくメアドの登録が必要になることには変わりありません。
また、例えばレンタルビデオ店や買い取り店など、店頭での会員登録の際にもメアドの登録が必要な場合が多いです。
サイトへのログイン
インターネット上のサイトへログインする際には、決まってメアドの確認が必要になることがあります。
例えばオンラインショップへのログイン、ヤフーやグーグルを利用する際のログイン、自分のホームページやブログサイトへのログイン、その他のさまざまなサービスを利用する際のログインなど、サイトへのログインにはメアドが必須と言っても良いでしょう。
また、利用するサイトにとってはアカウントとパスワードでログインする場合もありますが、もしアカウントやパスワードを忘れてしまった際には、新しいアカウントやパスワードを送信するためにメアドを入力しなければならないことも多いです。
LINEをしてない友達への連絡
自分はラインをやっていても、必ずしも友達も全員やっているとは限りません。
若い人は比較的メアドをメインで使っていることが少ないですが、それでも好んでラインではなくメールでやり取りをしている人もいます。