最初は隠れて騒ぎを起こしたり、何食わぬ顔をしてトラブルの種をまいているのですが、それに楽しみ過ぎてしまうゆえに、自分で自分の悪行をばらしてしまうような言動をしてしまうのです。
または、トラブルメーカーの人というのは、些細なことでもとにかく人を巻き込んで騒動にしたり、問題を大きくしたりするのが上手。
でも、そうやって騒ぎにすればするほど、自分も標的の1人になったり、自分の悪事とか失敗までを掘り起こされるような結果になったりして、結局自分にも害が回ってきたりするのです。
よく、政党の対立において、相手の政党を批判していろいろと問題を大きく取り上げたり、トラブル掘り起こそうとする人が、今度は自分の行動に注目されて自滅したなんてことありますよね?
そうやって、トラブルメーカというのは結局自分も自滅することが多いのです。
自己顕示欲が高い
自己顕示欲が高いということが原因になっているかもしれません。
自己顕示欲というのは、自分の存在をみんなにアピールしたいという欲です。
この欲求というのは、けっして悪いものではなく、本来人間ならだれでも持っているものですし、食欲、睡眠欲、性欲の次にくるほどの大切な欲求の一つであると言われています。
自己顕示欲があるからこそ、人は誰かの役に立ちたい、他人とコミュニケーションを取りたい、誰かに認めてもらいたいと思って、努力します。
しかし、自己顕示欲が高すぎると問題が発生します。
自分を認めてほしい、自分をもっとアピールしたい、目立ちたいという気持ちが強くなりすぎて、大ウソを付いて自分の首を絞めたり、他人に自分の存在を認めさせようと必死になるあまり人から嫌われるという結果を生むことがあります。
本来持っていない力を人に見せつけようとして、自分のレベルよりも高いことに挑戦して結果恥をかいたりすることもあるでしょう。
自分を大きく見せようと必死になるあまり、身の丈にあっていないことをしたり、他人をバカにして低めようとしているのを見ることがありませんか?
でも、それって周りから見ると、逆にその人は自分の非力さや器の小ささを公開しているようなものですよね?
なので、自己顕示欲が高くなりすぎて高慢にまでなると、自分を良く見せたい、他人よりももっと優れていると思わせたい、とにかく注目されたいと思って必死になってやることが、結局は自分の失態を見せびらかすような結果になったり、失敗したり、恥をかくことになって、墓穴を掘る機会が増えてしまうのです。
ある意味怖いものなし
墓穴を掘るような人は、ある意味怖いものなしの人と言えるかもしれません。
慎重に物事を進めて、神経質に自分を守ろうとする人とはちょっと違いそうです。
だから、自分の悪いところも、不利になることも、さらけ出しちゃうその肝の座った部分があるのだったら、かなり大胆な行動もできちゃうのかもしれません。
大胆だからこそ墓穴も掘るけど、それはそれで乗り越えちゃえる人は、怖いものなしのかなりの大物といえそうです。
管理能力がない
自滅しやすい人というのは、管理能力が少し足りないということもあります。
危機管理能力があれば、「ヤバイ!」という時にも対応することができますが、それがないとリスクを回避することはできません。
危機管理能力とは、もし危機に陥った時、トラブルが起きた時にどうやってうまく対処するかということをあらかじめ考えておくことが関係しています。
そのもしものときに、被害を最小限に抑えるためにどうするかということです。
さらに、関係するリスクを分析して、リスクを防ぐため、またはリスクを最小限に抑えるために対策を講じます。
そうゆうことができていないと、管理不足のために思わぬ出来事や失敗に対処できずに、自分を不利な状況へと追いやってしまうことがあるのです。
自己管理も他人の管理も苦手
管理能力の点では、自己管理も必要ですし、他人の管理も必要です。
つまり、自分の発言や行動を制限したり、調整したりすることができていないと、思わぬところで墓穴を掘ってしまうこともあります。
そして、関係している人の発言や行動を制限する必要もあることがあるでしょう。
だれかが、自分にとって不都合となる情報を持っていたり、自分を不利に追い込むような一手を持っているとすりならば、その人を管理あるいは監視しておく必要もあるのです。
墓穴を掘ることになるダメな人は必見!改善方法
自分で自分を破滅に追いやってしまうのは、あまりにも残念ですよね。
だから、できるならば仕事でもプライベートでも、墓穴を掘ることにならないように、自分を管理しておきたいと思います。
先ほどは、墓穴を掘ることになってしまう人の特徴を見ましたが、ではどうしたらそのような傾向や特徴を改善することができるのでしょうか?
改善方法について調べてみました!
人との会話の中で意識する
まず、人と会話する時には、どんな情報が墓穴を掘ることになるのか、ということをちょっと意識してみましょう。