次の特徴になりますが、長男は下に兄妹がいるぶん普段の行動が慎重になってきます。
臆病
長男というのは普段から慎重な行動を取ることが多くなってきます。
その理由ですが、下の兄妹のことを見なくてはいけない為にそうならざるを得ません。
そしてこのことは臆病ということにも繋がっていきます。
慎重な行動を繰り返していると新しい何かに挑戦することや大胆な行動というものが出来なくなってきます。
これは幼少時から幼い兄妹たちに怪我をさせてはいけない・危ない場所へは近寄らないようにしようなどの考えが大人になってもそのまま抜けきらない為です。
長男の男性の場合仕事や恋愛といったことに対しても慎重でもあり臆病になってきます。
気になるような女性が目の前に現れても普通の男性のように気軽に声をかけたりデートに誘ったりということが出来ない場合があります。
これは付き合うようになったとしても変わりはない事であり仕事などの面においても思いきった行動は出来ずにいるという場合が多くなってきます。
ただし、こういった性格の男性は自分の出来る範囲においては完璧にやりたがるので上司の信頼も厚くなり飛びぬけた出世などは望めないにしても会社での地位という面はきちんと確保できる人物でもあります。
臆病と聞くとなにか悪いイメージを持つ方もいますが長男の男性は危ないようなことは自らはしませんし、例え金銭的な面が大きく動くようなことであってもやりたがりません。
安全であり安心出来る方法を探し出しそれに向かって一生懸命に頑張るタイプが長男の男性ということになります。
次の特徴についても少し誤解をうける場合がありますが長男の男性はこういった一面も持っています。
頑固
頑固という言葉もあまり良い響きには聞こえてきませんよね。
頑固親父などのイメージが強くなってしまいあまり良い人ではないのかという気持ちも出てきてしまいますが、この場合の頑固はそのようなことではありません。
長男というと兄妹たちを守らなくてはいけません。
そうした責任感という気持ちはいつからか安全なことを選ぶようになっていきます。
弟が危ない場所へ遊びにいこうとすれば必ず止める行動を起こしますし、妹が変な男と付き合うことを考えていたらやめさせるように努力します。
こうした事の考えを変えることが出来なくなり周りからは頑固という風に見られがちになってきますが小さい時から下の兄妹たちを守るという意識から生まれてくるものになります。
頑固というと自分の考えていることを決して曲げないような人を指すことになるのですが長男の頑固さは危険なことであったり危ないような行動をしないための頑固さであるということがわかります。
常に安全な道を進みたいという気持ちから少し冒険心には欠けることになりますが、このような優しい気持ちを持った男性ということを理解してあげましょう。
そして、こういった優しさは時として自分の心をとても苦しめてしまうことにもなるのです。
うつ病になりやすい
長男というと兄妹のことを考えて母親のことを支えてと色々なことを幼い頃からやってきました。
そうした中で自分の中には他の人とは違った責任感のようなものが強くなってきます。
兄妹たちも上のお兄ちゃんがいるからと好き勝手に遊ぶようになり長男は気の休まる時がありません。
さらに母親から色々な頼まれごとも引き受けるような優しさを持っていますので自分でなんとか処理しようと頑張り続けます。
これが大人になってからも続いてしまうために完全に自分のキャパを超えてしまう場合があるのです。
皆さんの場合は自分のキャパを超えそうになってしまえば自らブレーキをかけて頼まれごとを断るという行動に出る方が多いと思いますが、長男の場合ですと断るという行動ができない場合が多くなってきます。
子供の時からの性格のクセのようなものは大人になっても中々と直ることは難しいとされています。
自分がそのことに対して意識をしても気がついた時には頼まれごとを引き受けてしまうようなケースが多くなってしまうのです。
その為に色々な問題を一人で抱え込んだ結果、うつ病になってしまう男性が多くなります。
原因は責任感の強さでもあり、幼い頃からの環境が影響しているのは明らかですよね。
うつ病になってしまうとそういったことも責めてしまいなかなか回復しないということにもなりますので長男の男性がうつ病になった場合には長期での休息が必要にもなってきます。
それでは長男の行動力についての特徴も見てみましょう。
リーダーシップがある
長男は幼い事から兄妹をまとめるということを行っていますので、どのような環境にいてもリーダーシップをとる行動が多くなります。