こうした考えというものは壁などを変えるだけではなくデザイン全体のことを指してきます。
部屋をどのように見せるかということを考えていき設計することで色々なアイデアが生まれてきますよね。
そして、その中には実際に住む人の意見や建築主の考えがプラスされていきます。
昔であれば家の設計などは設計者に一任するということも多かったのですが今は暮らしやすさであったり部屋を綺麗に見せるようなことまで考えられて設計されています。
デザインだけにとどまらず設計にもモダンな考えが取り入れられていて、自由な考えが見直されてきていることにもなりますよね。
つまり、モダンとは今の流行などを取り入れながら暮らしやすい環境をつくる考えでもあり、それを実行するためのデザインということがわかります。
今どきな様子を表す言葉
モダンというと今では食べ物などでも使われるようになりましたよね。
お好み焼きなどもモダン焼きと言うこともありますし、今どきな食べ物の呼び方としては楽しく感じられます。
食べてみては同じ味のはずが呼び方を変えただけでイメージが違ってくるのはどうしてなのでしょうね?材料も同じはずなのに何故かモダン焼きの方がオシャレに感じてしまいます。
モダンにはこのような気持ちを高ぶらせる効果というものもあり、言葉を聞くだけでもワクワクとしてきます。
この場合は新しいものとの融合ではありませんがこのような使い方もできるということを確認して下さい。
そう考えるとモダンという言葉って色々な意味や効果を持っていると思いませんか?デザインであれば納得もできますが食べ物の名前で雰囲気などを変えてしまう言葉はあまり見当たりません。
モダンという現代のものを取り入れるというちょっとした発想が今では色々な部分で大きな役割を果たしているのですね。
また、モダンに対するイメージですが一般にはこのように見られています。
今風でオシャレなイメージ
人との話の中でモダンという言葉を聞くと何かオシャレなイメージを思い浮かべることが多くなってきます。
実際に見てはいなくともどんな素敵な部屋なのだろうという気持ちになってくるのは、モダンという言葉があるからです。
これが「ハイカラな部屋になった」では明治の人間ではないのですからあまり魅力は感じませんよね。
明治時代にはモダンと同じような意味で「ハイカラ」という言葉が使われていましたが、これは主に西洋文化を取り入れた形であってモダンとは意味が違ってきます。
ハイカラの意味としては流行に乗るということがピッタリになり、新しいものと融合させるモダンとはだいぶ違ってきますよね。
但し、どちらもオシャレという点では一致しています。
モダンも融合された美しさがあり見る人の心を魅了しますが、ハイカラというものも見る人の心を踊らさせます。
どちらの言葉も人の心に感動を与えるという点では一緒になってくるようです。
それではモダンというものですが私たちの身の回りにではどういったものあるのかを見ていきましょう。
️身の回りのモダン◯◯
最近はモダンというという言葉が多く使われるようになりましたよね。
先ほどのモダン焼きをはじめとする色々なものでもモダンという言葉が使われています。
あまりに普通の光景となっているために私たちは改めてモダンということに関心を示しませんが、こういったことにもモダンの意識は使われているのだとわかると街を歩くのもさらに楽しくなってくるはずです。
それではどういったものがあるのかを一つづつ見ていくことにしましょう。
モダンアート
芸術的なものではモダンアートという言葉ばありますよね。
近代美術などとも呼ばれていて斬新なデザインでもあります。
とても細かく描かれている作品もあれば、かなり大胆なものまで幅広くありますが共通してくるのは今までにはなかった発想ですよね。
人物はこう書くといった定義もなく画家が自ら感じたものだけで筆を走らせて描いていくモダンアートはまさに生きているかのような生命力というものを感じます。
こういった芸術作品は画家がどれだけの想いを描いているかによって作品の見え方というのも変わってきますよね。
だれが見ても綺麗な絵とは違った迫力がありますし、配色などもとても斬新になってきます。
モダンファッション
こういった言葉はファッションにも使われるようになりましたよね。
着こなしなどでも今では都会的なものが好まれることが多くモダンという言葉がピッタリになります。