しかし実際には、学校イベントに参加しなかった人ほど、大人になってからそれを後悔する傾向にあります。
高校時代に学校イベントを大いに楽しんだ人は、大人になってからもその時の思い出を懐かしむことが出来ます。
しかし学校イベントには参加せずに、大人になってからそうしたものに憧れを抱く人の場合、「高校時代にちゃんとイベントを楽しんでおけばよかった」と後悔することがあります。
今は「後悔なんてしない」と思っているかもしれませんが、卒業後にどう考えが変わるかなど、分かりませんよね。
そのため、学校イベントも今の内に楽しんでおいた方が良いでしょう。
4.勉強
学生の大半は、勉強をすることが好きではないでしょう。
中には勉強を熱心にする人もいますが、親の世間体や将来のことを考えて「とりあえず勉強しておく」という人が多いと思います。
しかし、とりあえずでも良いので勉強しておくことで、将来何かと役に立つことがあります。
また、歴史や古典文学など、中には「将来たいして役に立たないだろう」と思う科目も人によってはあるでしょう。
しかしそれらも一通り学生時代に勉強しておくことで、自分の見聞や世界観を広めることが出来るようになります。
学生の内に勉強しておくことの最大の利点は、自分の知らないことを知る、つまりは世界観をある程度広げられることです。
試験や受験というものは、あくまでも日頃どれだけ勉強をしているかということを計るだけのものに過ぎません。
私たちは、試験のために勉強をしているわけではないのです。
勉強を「しなくてはならない」うちは、それが苦痛で仕方ないという人もいるでしょう。
しかし社会人になってみると、少なからず嫌々勉強したことが、自分の役に立つことがあるのです。
5.部活動
部活動を一生懸命にやっておくと、大人になってからも健康的な体作りがしやすかったり、そこで出会った部活仲間との友人関係がいくつになっても続いたりと、メリットがたくさんあります。
また、毎日のように体を動かすことに時間を使い、大会で勝敗を競ったりすることなど、それこそ大人になってからではほとんどする機会がありません。
部活動に熱中できるのも、また若さゆえに体力を限界まで使うことが出来るのも、高校生のうちまでです。
部活動にまったく関心がなく、帰宅部で過ごしているという人もいるでしょう。
運動をするのが嫌なら無理して部活動に励む必要はありませんが、部活動をやらないのなら、大人になってから「やっておけばよかった」と後悔する可能性があるということを頭に入れておきましょう。
「今さら部活動には入れないけれども、後悔しないように何かしておきたい」と思う人は、友達を誘って休日にサッカーや野球など、体を動かして楽しい時間を過ごしておきましょう。
6.英検の勉強
学生のうちはまだ頭が柔らかく、記憶力の働きも良いです。
しっかりと頭に勉強したことが入るうちに、英検の勉強をしておくと将来に大いに役に立つでしょう。
英語を勉強するメリットが感じられないという人でも、誰かが流暢な英語で外人と話をしているのを見ると、「なんとなく格好いい」と思える瞬間があると思います。
今英検の勉強をしておくことで、社会に出てからあなた自身がその格好いい人になることが出来ます。
日本に住んでいれば、日常的に英語を使うことはあまりないでしょう。
しかし、いざという時に英語が出来れば、周りの人からは頼りにされたり感心されたりしますし、何より外人とコミュニケーションが取れることで、あなた自身の見聞が深まります。
また、英語が出来れば就職活動にも有利です。
とくに外資系でバリバリ働きたいという憧れがある人は、今の内に英検の勉強をしておくと良いでしょう。
大人になってからいざ英語を話すことに憧れを持っても、時間もお金もかかり、また覚えるのにも一苦労です。
7.友達作り
友達は作っておくと一生の宝物になります。
また、友達はあなたの人生に潤いや華やかさをもたらしてくれますし、苦楽を共にする存在があることで、あなたの人生にも輝きが増します。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、これは本当のことです。
友達を必要としない人は、学生時代も一人で過ごすことが多いでしょう。
しかしいざ大人になってから友人が欲しいと思っても、今さら作り方が分からずに苦労することでしょう。
また、買い物や旅行など、友達がいなければ味わえない楽しさはたくさんあります。