自分を守るため、相手に振り回されないためにも、高校生のうちに一度は恋愛を経験しておくと良いでしょう。
13.バイト
高校生の内に一度でもアルバイトを経験しておくと、漠然と「社会で働く感覚」を経験することが出来ます。
もちろん実際に会社に就職して働き始めれば、アルバイトの頃とはまったく違った責任や重圧を感じることもありますし、仕事量や勤務時間も増えます。
けれども、「働いてお金を稼ぐ」という行為自体は、アルバイトも正社員も同じことです。
それを先に経験しておくと、働くということがどんなことなのか、お金を稼ぐことの大変さを疑似的に体感することが出来ますので、機会があれば高校生のうちにアルバイトを経験しておくと良いでしょう。
一方で、まったく働くということを経験せずに卒業していきなり会社に勤め始めると、当然苦労も多いですし、怒られることもたくさんあります。
会社で働くということに慣れるまで時間がかかりますので、それが苦痛になった時に、学生時代にアルバイトをしなかったことを後悔することがあるかもしれません。
14.マナーを覚える
誰だって、人前で恥を掻くことはしたくないですよね。
高校生になると、大学の面接や就職活動に向けて、ある程度のマナーを身に付ける機会があると思います。
その時にきちんとマナーを覚えるなり、マナーの大切さを理解しておかないと、実際に社会に出てから大恥を掻いてしまうことがあります。
会社によっては、校則のように一々服装や髪型に関する指導をしないところもありますが、そうした場面でマナー知らずだと一人だけ新入社員の中で浮いてしまったり、悪目立ちしてしまったりすることがあります。
また、怒られて初めて恥を掻き、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
まったく何も知らずに社会に出るよりは、予め最低限のマナーを覚えた上で出た方が、無駄な恥やショックを受けずに済みます。
15.学割を使う
今は当たり前に学割が使えますので、そこまで意識していないかもしれませんが、社会の中で見ると学割は大変便利で有り難い存在です。
どこかへ出かける際の公共交通機関や入館・入園料などが学生というだけで安くなるのは本当に便利なことです。
これは大人になってから実感する人も多く、学生時代にほとんど学割を使ってこなかった人は、高いお金を払う時に「学割だったら安く済んだのになぁ」と後悔することも多いです。
社会人ともなれば、生活費を自分で負担しなければならなくなります。
そうなると出費を抑えたい人にとっては、学割は今からでも使えるならぜひ使いたい便利な存在なのです。
16.やりたいことに挑戦
自分が興味のあることに挑戦することも大事ですが、「やってみたい」と思っていることに挑戦するのも大事なことです。
「やってみたい」という感情は意欲ですので、単なる興味よりも強い感情です。
やりたくても時間がなければ時間を作りましょう。
金銭的な面で不安なら、親に相談してみると良いでしょう。
やれない理由を並べてやらないと、大人になってから後悔することも多いです。
そうならないためにも、自分がやりたいと思う理由を並べて決意して行動に移しましょう。
「高校生の時、〇〇しておけば良かったな…」
あなたはどんな風に高校生活を送っていますか?
毎日しっかりと勉強や部活動に取り組んでいる人もいるでしょうし、ただ何となく毎日を送っているだけという人もいるでしょう。
どんな高校時代を過ごそうと、それはその人の自由です。
しかし、今よりもっと若い頃に戻ることが出来ないように、高校時代というものも、一生の内で一度しか送ることは出来ません。
その一生の内でたった一度の経験を、どうせなら有意義に過ごしたいとは思いませんか?
今、勉強や部活動、恋愛やバイトなど、何か夢中になっていることがあるかもしれませんし、何もないかもしれません。
もし夢中になっていることがあるとすれば、それを卒業して大人になって何年も経ってから、「あんなことあったなぁ」と懐かしむ時が来るかもしれません。
また、高校時代に取り組んだことの何が、大人になってから役に立つのかは今の時点では分かりませんよね?
ならば、自分がこの先充実した人生を送るためにも、「もしかしたら将来役に立つかもしれない」と思えることに対して、積極的に取り組んだ方が良いでしょう。
他の誰のためでもなく、あなた自身のために。
もしこれまでの短い人生の中で、小学生や中学生の時に「しておけばよかった」と後悔していることがある人は、高校生活に対しても、将来後悔することがあるかもしれません。