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能動的とはどういう意味?能動人間に...(続き2)

行動を起こさなければ、何も状況は変わりません。

能動的な行動を起こすためには、まず自らが率先して働きかけて、周りを率いていくことです。

人を動かす力を持つ人は、フットワークが軽く、自らの足でどんどん前へ進んでいける人が多いでしょう。

そうでないと、ただ受身な人と何ら変わりません。

受身でただ待っているだけの人は、些細なアクションさえも引き起こすことができません。

能動的な人となるには、自分自身で何事にもチャレンジしていくアクティブさと、挑戦を恐れないポジティブさが大切になります。

目標を持つ

なぜ能動的になる必要があるのか。

そもそも論の部分ですが、この根本が理解出来ていない人には、能動的な行動は起こせません。

能動的であるということは、人としてどんな価値のあることなのか。

なぜ受動的ではいけないのか。

自分がなぜ、どうして能動的になろうとするのか、分からずにただ“何となく”では、あなたの行動は他人に響きません。

言われるがままに行動するのは良くないことだ
→『なぜ良くないことなのか』
→『どうするのが正解なのか』

自分の意志を人に伝えられる人になりたい
→『自分はどうするべきなのか』
→『行動に移すために必要なことはなにか』

自分の行動一つひとつに、自信と責任を持つために、納得のいく答えを見つける必要があります。

目標を達成するため、または自分の信念を貫くため、自分らしくあるため。

それぞれの決めたゴールに到達するためにも、道からそれないよう能動的な行動がキモになるのです。

自分に自信を持つ

人に働きかけるという行動は、自分自身の提案する事柄に自信が無ければできない事です。

曖昧に意志を示したところで、周りは着いてきません。

むしろ発言に根拠がなく、無責任だというマイナスイメージを与えてしまいかねません。

能動的にあろうとするからには、自分に自信を持てる理由や確信があるはすです。

ただ、思いつきや勢いではなく、真の意味がある言動をすること、周りから声や疑問を誤魔化さず受け入れること、そして納得のいく形で答えを示すこと。

どんな時も誠実さを持ち、周りが認める堅実な対応ができなければ、人を動かすことはおろか、自分に自信を持つことさえできません。

時間を有効活用する

能動的に行動するということは、自らの考えにそって物事が進むよう働きかけることです。

他の人が言うまま、その場の雰囲気に流されるまま行動するのではなく、自分が主導権を握って、その場を動かしていくのです。

望まない展開にモヤモヤしたり、無駄な時間を過ごしたりすることが減るので、時間を有効的に使うことができます。

思い通りにことが進まず、「もっとこうしたらいいのに」ともどかしい思いをしているにも関わらず沈黙を続けている人は時間を無駄に浪費しています。

限りある人生を有意義に過ごすためにも、能動的な行動はとても重要です。

人の気持ちを考える

能動的な行動をする時は、独りよがりではいけません。

視野を広げて、全体のことをしっかり把握した上で、その場に最も適した選択をすることが重要。

でなければ、意見を発信したところで、誰にも受け入れてもらえません。

自分の意見はもちろんのこと、人の気持ちを汲んだ判断ができないと、人の行動を変えることはできません。

相手の立場や意見など、あらゆる角度から物事を捉える観察眼と思考の柔軟性が必要になります。