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能動的とはどういう意味?能動人間に...(続き3)

️能動的になるためにやってはいけないこと

能動的になるために、心がけるべき行動のポイントは、お分かりいただけたでしょうか。

この上で、能動的になるために“やってはいけないこと“も具体的に紹介していきます。

指示を待つ

能動的な人は、自ら周りに働きかけることができる人のこと。

ですから、人からの指示を待っているようなタイプでは能動的とは言えません。

誰かの指示がなければ動けない。

1人ではどうしたらいいのか分からずに何も出来ない。

という指示待ち状態が多い人は、とても受動的です。

受動的な人は自分の判断や思考に自信が持てずに、人に決断を委ねることで責任から逃れています。

常に考えることを放棄しているので、いざ勝負所という大切な時にも正確かつ迅速な判断ができないでしょう。

人の指示を待っている人は、判断力と思考力が衰退していくので、今後起こりうるトラブルやリスクを想定して回避するなど、先を見越した行動が出来ません。

すると仕事でミスが増えたり、トラブルを起こすようなことも増えてしまうため、周りからの信用も得られません。

誰かに言われないと何もできない人は、自ら考えて判断できない人は、頼り甲斐がなく、とても“できる人”とは言えないでしょう。

後回し・放置する

どんな時も先回りして物事の展開を予測しながら、行動できる人は、あらゆる想定に対応する備えがあります。

しかし、行動すること、考えることを全て後回しにして、常にぶっつけ本番を迎えるような人は、どうしても失敗が多くなってしまうでしょう。

目の前の課題をスグに解決していく、手の早さと適応力がある人は、常に身軽で頭がフル回転できる状態です。

しかし、目の前の課題から目をそらしわ後回しにしてしまう人や放置してしまう人は、ドンドンとやるべき事が積み重なり、自由の利かない状態に陥ります。

能動的に行動する時には、クリアな思考力とフットワークの軽さがあってこそ、的確な判断ができるものです。

いつも切羽詰まっている状態の人は、なかなか腰が重くて自分のことで手いっぱい。

人に働きかけをする余力もないでしょう。

失敗を恐れる

能動的になるためには、どんなことにも積極的に取組む前向きな姿勢が必要不可欠です。

失敗を恐れて、なかなか挑戦することができず、その場に踏みとどまってしまう人もいるでしょう。

しかし、そういう人は、自分以外の人を巻き込んで何かを成し遂げようという発想は生まれません。

失敗を恐れているということは、「失敗したらどうしよう」「うまくいくはずない」とマイナスなことばかり考えている証拠。

ネガティブで後ろ向きな人に、人はついてきません。

期待と希望を感じられる、パワフルなエネルギーを持ち、前へ前へと人を率いていくタイプの人こそ、能動的に行動することができるのです。

他人の目を気にする

周りからの目を気にするのはとても大切なことですが、気にしすぎるのは良くありません。

他人の目が気になるあまり、自分の率直な気持ちよりも、人に合わせることを選んでしまうこともあるでしょう。

もちろん、人に合わせる協調性が求められることもあります。

しかし、常に自分を押し殺した判断ばかりしている人は、本当の自分の意見を言えないようになってしまいます。

気持ちを誤魔化し、本音を隠して生きている人は、いつの間にか流されることが当たり前になってしまい、自分自身を優先することができなくなってしまうのです。

そうなってしまうと、自分から意見を発信することもなくなり、ただただ人の決めたレールに従い生きていくため、自らの力で得た達成感や充実感を感じることもなくなります。

無気力でつまらない毎日を過ごして、無駄な時間を浪費しているだけの日常は、人を衰退させることはあっても、成長させることはありません。

常に受け身な人が、自ら能動的なアクションを起こすことはほとんど無いと言えます。

考えるだけ・考えすぎ

頭では色々と考えているけれど、いざ行動に移すことはできない。