考えれば考える程、正しい答えが分からなくなってしまい、行動に繋がらないという人も、能動的になれずじまいです。
能動的に行動するには、自分自身が納得のいく正しい答えを導き出す思考と、それを周りへ発信していくための大胆さが必要です。
失敗を恐れず、チャレンジ精神を持って行動することができれば、自ずと結果はついてきます。
考えてばかりで、なかなか実行できない人は、思い切りと自信が足りていないのでしょう。
ネガティブ思考
ネガティブ思考の人は、周りに働きかけるプラスのエネルギーを生み出すことができません。
「自分なんかが」と悲観的になって、積極的な行動を取ることができず、自分自身を押さえ込んでしまいます。
自分の意見を発言することや、周囲を先導していくようなリーダー的な基質が薄く、どこか消極的な人は能動的になることはできません。
どんなに優れた観察眼や想定力を持っていても、活かさなければなんの意味もありません。
頭で理解していたとしても、それを行動に移すか移さないかで、その人の生み出せるものの幅は全く異なります。
可能性を広げられるか、そのまま無に返すかは、能動的になれるかそうでないかで決まります。
️能動的の意味
では、改めて『能動的』の意味についておさらいしてみましょう。
ここまで見ていただけたのならば、きっと能動的の本質を理解していただけだと思います。
自分から進んで行動すること
能動的な行動とは、自分から進んで行動を起こすことです。
そしてその行動は、誰かに何かを働きかけるもの。
自分のために行動するのではなく、他人に呼びかけたり、訴えたりすることで、新しい連鎖を生み出していくような働きかけです。
誰かに促されるのではなく、自らの意思で動くことになるので、能動的な行動は、アクティブで積極性のあるものだと言えます。
あらゆる選択肢や考えがある中、きちんと自分で考えて答えを出した結果、確固たる意思を持ってアクションに移すことがポイントです。
️能動的と似ている言葉
能動的と類似する言葉はいくつかあります。
言葉の意味をあまり理解しないで使ってしまうと、間違った使い方をしてしまう可能性があるため注意しましょう。
今回は、類似する言葉の中でも意味を取り違えやすいものをピックアップして紹介いたします。
自発的
自発的という言葉は、能動的と同様に『自発的な行動』『自発的な人』と言うような使い方をされます。
他者からの働きかけや干渉がなくても、自分の意思で行動を起こすことのできる人を指しています。
自発的というのは簡単に言うと、自ら行動を起こすことなので、原理としては能動的と大きく変わりません。
積極的
積極的も、能動的と自発的と同様に、自分から進んで行動するさまを示しています。
しかしこれは、積極性を持って行動する際に使われます。
能動的と自発的、どちらの意味とも取れるような言葉なので、2つの言葉よりも使用される頻度が高くなっています。
️能動的になるためのOK・NGを覚えておこう
能動的になるためには、やるべきこと、やるべきではないことがハッキリしています。
それぞの行動が持つ意味をきちんと理解し、自分の考えをしっかりと持っていれば間違えることはないでしょう。
ぜひ、能動的な人材として、活躍の幅を広げていってみてください。