様々な分野のお仕事をされているので、お笑い好きでなくても彼の声を聞いたことがある人は多いことでしょう。
6、木下優樹菜
木下優樹菜さんは、おバカキャラでお茶の間に知られるようになりましたが、今ではすっかりしっかりしたママのイメージに変わってきていますよね?
そんな木下さんは、以前は「ハスキーボイスがコンプレックスだった」と語られていました。
彼女はどうやって声のコンプレックスを克服したのでしょうか?
それは、大好きなハリウッド女優のスカーレット・ヨハンソンの映画を見た時に、スカーレット・ヨハンソンも低いハスキーボイスだが、こんなにもセクシーでカッコ良いということに励まされ、「ハスキーボイスはマイナスではなくセクシーだ」と捉えるようになれたと語られていました。
これはとても良い方法ですよね?
自分自身のことはよく思えなくても、客観的に見るなら自分の声の魅力に気付けたり、良い面に注目するように意識することによって、コンプレックスを強みに変えることができます。
きっと、木下さんの声に憧れたり、彼女の声から勇気をもらった人もいることでしょう。
7、平泉成
「ハスキーボイスの芸能人といえば、誰を思い浮かべますか?」と聞いたら、平泉成さんの名前は必ず上がります。
どれだけの人にモノマネされてきたかを考えても、ハスキーボイスといえば、平泉成さんと言っても過言ではないでしょう。
福山雅治さんや木村拓哉さんなど、有名芸能人も平泉さんの独特の渋い声をモノマネし、一般人の間にも宴会芸として浸透していきました。
平泉さん自身も、モノマネされることを応援の一環と好意的に捉えておられ、ご自身の声を出す3つのコツなども披露しておられるので、なおさら愛されているのでしょう。
1944年6月2日生まれの俳優さんで、1964年に銀幕デビューをしてから、映画やドラマなど数多く出演されてこら、今ではベテラン俳優として作品に味を加えておられます。
良い刑事役や父親役などに起用されていることが多いのも、彼の人間味あるハスキーボイスが一役買っているのではと思われませんか?
8、菊地亜美
1990年9月5日、北海道出身で、2008年~2014年まで女性アイドルグループの「アイドリング!!」として活動していました。
物怖じしない性格と、プロ意識の高さから、どんな番組でも誰に対しても積極的に絡んでいき、自分の立場を心得たコメントをするので、バラエティ番組でも重宝されています。
アイドルといえば、アニメ声のような、高くてコロコロした声の女の子が多いですが、菊地亜美さんは、ハスキーボイスアイドルとして活躍しました。
彼女自身も、自分の声を個性の一つとして、キャラ作りにうまく生かしていました。
可愛い声の子ばかりの中に、ハスキーボイスの女の子がポツンと混ざると、皆の注意を引き、そのプレミアム感からその人を魅力的に見せてくれることが菊池さんの例からもわかりますね。
9、鈴木紗理奈
鈴木紗理奈さんは、まだアイドルでバラエティに出る人が少ない時代から、可愛い顔なのに面白くてよく喋るという、今でいうバラドルの位置を確立した先駆者とも言えるでしょう。
鈴木紗理奈さんは、大阪市摂津市出身ということもあり、話し上手で、ゲストとの会話を広げたり、テンポよいコメントをすることができるので、バラエティにぴったりだったのでしょう。
日常生活でもノリやツッコミが求められ、面白い人が人気者という大阪は、おしゃべりな人が多く、お店でも街を歩いていても話しかけられることが多いですよね。
だからこそ話術を磨かれるとは思うのですが、喉を酷使する県民性なのか、本当かどうかは定かではありませんが、ハスキーボイスの人が多いという説もあります。
鈴木さんもわかりやすいハスキーボイスも、小さい頃からのおしゃべりで作られたのかもしれません。
大人気!ハスキーボイスの声優
ハスキーボイスは声優になるには不利と言われることもありますが、逆にそれを武器にして活躍されているプロの方はたくさんいらっしゃいます。
特徴のある声だけに、役が固定されやすいのかもしれませんが、キャラクターにハマればハスキーボイスは最大の武器になります。
女性の声優さんでも、ハスキーボイスを活かして男性や少年の役を演じている方は多いです。
さらに、声のプロフェッショナルとなると、息を吐く量や、喉仏の位置を変えるなどのテクニックによって、ハスキーボイスに近い声を出せるようになるといいますが、逆にハスキーボイスの人が地声をコントロールして、キャラクターに合った声が出せるようになるそうです。
これからハスキーボイスでありながら、トップクラスの役を掴んで活躍しておられる声優さんをご紹介いたします。
朴口美
1972年1月22日生まれ、東京都出身の声優さんで、元々は舞台女優として活躍されていましたが、「ブレンパワード」のオーディションで富野監督との出会い、見事合格し、女性パイロットのカナン・ギモス役をゲット!
声優として頑張ることを決意しました。
その後、「ターンエー・ガンダム」で主役のロラン・セアック役を獲得し、活躍の場と知名度をさらに広げました。
クールな女性の役から、少年役まで幅広くこなし、そのかっこいいハスキーボイスを遺憾無く生かししている俳優さんと言えるでしょう。
映画の吹き替えでは、ヒラリー・スワン、ミシェル・ロドリゲスなどを担当していて、クールでカコイイ女性の役といえば、朴さんと言われるほど得意としています。