「女性は耳から恋をする」「声フェチ」「耳に心地よい」などという言葉があるように、声が魅力的だと、人の関心を引きつけ、恋をするほどに心に大きな影響を及ばします。

ですから魅力的な声を持っている人は、大きな武器を手にしているともいえるでしょう。

あなたも、素敵な声を聞いてドキッとしたことはないでしょうか?一目惚れならぬ、一声惚れすらあるかもしれません。

ただ、声にも様々な種類があり、外見や雰囲気の好みが分かれるように、人によって好みのタイプというものがあるでしょう。

この記事では、ハスキーボイスについて紹介します。

人の印象を左右する声

可愛らしい「フェアリーボイス」、低くて艶っぽい「イケボイス」、甲高く響く「ホイッスルボイス」、透き通るような透明感のある「クリアボイス」、そして特徴的な「ハスキーボイス」など、”声”と言っても、色や響が異なる様々なタイプに分かれ、その人の印象を左右するほどのインパクトを与えます。

見とれるほどのイケメンでも、声が残念だと一気に熱が冷めてしまったり、それほど好みのルックスではなくても、自分にとってドストライクの声質だと、急にかっこよく見えることもあるかもしれません。

アニメのキャラクターを見ても、登場人物の性格や特徴に合わせて声質が決められていて、やんちゃキャラ、おしとやか系、お嬢様系、明るいお調子者など、キャラクターに共通して同じような声が使われていますよね。

ですから、私たちには、共通の声のイメージがあり、声によってその人の印象を決めるということを自然と行なっているることがわかります。

ハスキーボイスは魅力的に聞こえる


様々な声質がある中で、今日は特に「ハスキーボイス」を取り上げて見たいと思います。

ハスキーボイスと聞くとみなさんどんな印象を抱かれますか?”かっこいい””セクシー””大人っぽい”などのイメージがあると思います。

確かに、一度聞くと忘れないような特徴的な響があり、深みや色気を感じる魅力的な声ですよね。

しかし一方で、”かすれ声””しゃがれ声””ダミ声”など、ガラの悪さを連想させるようなマイナスのイメージを持っている方も、少数ながらいらっしゃることでしょう。

辞書によると、ハスキーボイスとは「しゃがれた声・かすれた声のこと」と定義されていますが、「決して悪い意味ではなく、嗄声(させい)の一形態で、良い意味で用いられる」とも付け加えられています。

ですからハスキーボイスとは、かすれた声を褒める時に使われる、100%良い意味の言葉だと考えることができます。

不快感を与えるダミ声とは対照的で、心地よさを与えたり、良い印象を与える魅力的な声のことなのです。

ハスキーボイスが好きな人も多い

あなたは、ハスキーボイスがお好きですか?自分もあんな声になりたいと、ハスキーボイスに憧れた人もいらっしゃることでしょう。

男性の場合でも女性の場合でも、なりたい声として常に人気ですよね。

「ハスキーボイスになるための方法」などの情報もネットなどにたくさんあることからも、ハスキーボイスに多くの方が憧れていることがわかります。

今日は、そんな私たちを魅了するハスキーボイスの魅力について、6つの角度からじっくりと掘り下げていきたいと思います。

さらに、ハスキーボイスを持っている有名人も取り上げて、彼らのキャラクターや好感度と、ハスキーボイスの関係性についても考えていきましょう。

ハスキーボイスが魅力的に聞こえる理由

ここまでで、ハスキーボイスは、人を魅了する声質で、多くの人に愛されている声であることがわかりました。

そうすると次は「どうして?」「どんな所が?」「どのように感じるの?」と、ハスキーボイスが愛されている理由について素朴な疑問が浮かんで、もっと知りたくなりますよね。

ですから、ハスキーボイスが魅力的な6つの理由について一緒に考えていきましょう。

声の響きに癒しを感じる


ハスキーボイスは、独特の味わいや人情味があり、心に訴えかけてきます。

例えば、演歌歌手の森真一さんや八代亜紀さんは、ハスキーボイスの歌手の代表とも言える方々ですが、彼らの歌声は情緒があり、故郷を思い出すような、感情の奥底に響く感覚がありますよね?

このお二人の声は特徴的なので、多くの人にモノマネをされていますが、そのこと自体が、様々な人の心にすっと入り込み、どこかほっこりするような癒しの効果があるからでしょう。

ハスキーボイスは「トウモロコシの皮」を意味する「husk」に由来していて、トウモロコシの乾いた殻が、カラカラのしゃがれ声とイメージが重なることから使われるようになりました。

もう少し想像を膨らますと、トウモロコシの皮は乾いていても、中身はジューシーで甘くホッとさせてくれる味です。

ですからトウモロコシは、大人から子供までみんなに愛されていますよね?ハスキーボイスも、一見乾いたような響きではありますが、後からじんわり心にしみてきて癒されるという点で、トウモロコシと共通しているかもしれません。

聞いていて落ち着く

ハスキーボイスを擬音で表すと、ノイズが混じったような、濁点で表すような「ガサガサ」「ザワザワ」「ゴーゴー」というような感じになるでしょうか?

この擬音を聞いて何が頭に浮かびましたか?風の音・波が打ち付ける音・木々が擦れ合う音などでしょうか?

多少の違いがあるにしても、自然界の音が浮かんだと思います。

声のタイプを専門的に分けると、ハスキーボイスは、不規則な波長をしている「非整数次倍数」を多く含んでいる声となるそうです。

まさに自然界でよく耳にする音なのです。

自然界の音は、私たちの心を落ち着かせ、ストレスや心配事から解放してくれます。

森の中に入って、耳をすますと、木々のざわめきや、葉っぱが揺れる音、風が通り抜ける音などが聞こえてきて、そんな自然界の音を聞いていると、不思議と心が落ち着き、穏やかな気持ちになっている自分に気づくのではないでしょうか?

自然界の音と同じ波長を持つハスキーボイスは、同じように私たちの心を落ち着かせてくれる効果があるのです。

ギャップを感じる

ハスキーボイスの女性はモテます。

その理由はギャップです。

女性の声というと一般的には、高くて可愛らしい声を想像されますよね?

ですから話し始めた時に、イメージしていたのとは違う落ち着いた感じのハスキーボイスが聞こえてくるだけで、一瞬ドキッとして注目を浴びるのです。

しかもハスキーボイスは、野太いわけでも、ただ単に男性のようなトーンの低さでもなく、程よいエアリー感と、落ち着いたトーンの低さなので、女性らしさも感じることができます。

女性の声が高いのは、ピチピチした若さや、チャーミングな印象は与えますが、高すぎると耳障りだったり、頭に響く感じがしてずっと聞いていると疲れるという男性もいます

むしろ、セクシーで落ち着いてていて、なおかつギャップを感じるハスキーボイスの方が好きという人も多いでしょう。

「ギャップ萌え」という言葉があるほどに、意外性はその人の魅力を倍増させてくれます。

さらに、特に女性の場合は、ハスキーボイスであることにコンプレックスを抱いていることもあり、落ち着いた大人っぽい声で恥ずかしがるというギャップも、可愛らしさを倍増させるらしいです。

色気を感じる

酒灼け、ヘビースモーカーなど、勝手な誤解とは言え、ハスキーボイスにはアダンギャルドなイメージが昔から付いて、大人っぽさや不良っぽさ、さらに大人の色気を感じるという人は多いです。

子供は入ることができず、表からは隠されているような、危険で魅惑的な世界の香りがするのです。

だからこそ「かっこいい」「セクシー」という形容詞で表現されるのでしょう。

実際に、高い声の人よりもハスキーボイスの人の方が、飲みに誘いやすいと感じる異性は多いそうです。

さらにハスキーボイスは、小声でささやくようなイメージもあります。

近づかないと聞こえないような声というのは、それだけ会話している相手との密着度がましますので、ドキドキ度が増しますし、耳元でハスキーボイスが響くなんて、想像しただけで色っぽいですよね。

そんなアバンギャルドな雰囲気を漂わせる声は、ハスキーボイス以外にはないでしょう。

低音も高音もカッコ良い

風邪を引いた時のしゃがれ声や、カラオケで熱唱したり、スポーツ観戦などで大声を出した時になるかすれ声では、声量も声質も限度がありますが、ハスキーボイスの場合は、ただのかすれ声とは違い高い音も低い音も綺麗に聞こえます。

さらにボリュームがあまりでないと思われがちのハスキーボイスですが、お腹からしっかり出せば、きちんとボリュームも出ます。

桑田佳祐さんも若い頃に、ハスキーボイスがカッコ良いので、それに憧れて大声を出したり、強いお酒でうがいをするなど試行錯誤されたそうです。

もちろん喉を痛めるような方法で、ハスキーボイスを無理やり作ることはお勧めしませんが、桑田さんのように、高い音でもクリアに聞こえ、低い音には深みが増すハスキーボイスは本当に素敵ですよね。

歌声がセクシー

人気のある歌手で、ハスキーボイスの人は大勢います。

今まで名前を出した、森進一さん、八代亜紀さん、桑田佳祐さんに加え、宇多田ヒカルさん、MISAさん、GLAYのTERUさん、Mr.Childrenの桜井和寿さんなど、日本を代表するシンガー達の多くはハスキーボイスの持ち主なのです。

ここに名前をあげさせていただいた方々は、才能と個性に溢れているので、ハスキーボイスといっても、それぞれにテイストが異なり、唯一無二の歌声で私たちを魅了していますが、彼らの共通点を強いて挙げるなら、セクシーさと言えるのではないでしょうか?

ハスキーなのに艶も兼ね備え、エアリーなのに重みがあり、スモーキーなのにクリアに響く、そんな彼らの歌声は、セクシーでかっこよく、人を惹きつけてやまない色気が漂っています。

彼らのようなトップクラスのアーティスト出なくても、プロの歌手でなくても、ハスキーボイスの人の歌声には独特の色気がありますよね。

ハスキーボイスが特徴的な芸能人9選

歌手に限らず、俳優や芸人さん、タレントなどの芸能のお仕事をされているハスキーボイスの方は多くいらっしゃいます。

その理由として、ハスキーボイスには先ほど考えたように、声の響きに親しみを感じたり、癒されたり、ギャップゆえに注目を集めたり、色っぽく見えたりするなど、人気者になるのにメリットとされている魅力的な特徴がたくさんあるからでしょう。

これから、その中でも特によくモノマネされているような、人気と実力を兼ね備えている芸能人をご紹介したいと思います。

1、宇多田ヒカル

10代でセンセーショナルなデビューを飾り、それまでのJ-POPとは異なる新しい楽曲と歌声で、日本の音楽史に影響を及ぼした、日本を代表するシンガーソングライターです。

宇多田ヒカルさんの母親は、陰鬱で儚げな歌声で、日本人の心を痺れさせた藤圭子さんで、やはり空気感のあるハスキーボイスの持ち主でした。

父親は音楽プロデューサーの宇多田照寛さんで、音楽一家ということに加え、アメリカで生まれ育った得意な環境ゆえに、独特の節回しや、日本人離れした歌唱力を兼ね備え、誰が聞いてもすぐに”宇多田ヒカルだ”とわかるほどのオリジナル感がある楽曲を作り出します。

彼女のハスキーボイスは、エアリーながらも伸びがあり、シャウトやブレスなども、クールでセクシーに聞こえるので、彼女の作り出す独特の歌詞と心地よいメロディーに合わさり、私たちの心にすっと入ってきて、忘れられない曲としてずっと心に残るのではないでしょうか?

2、明石家さんま

長年お茶の間の人気者として日本国民に愛され続け、芸人としてテレビで活躍し続けるさんまさんもハスキーボイスの持ち主です。

天才的なトーク術、驚異的な反射神経、誰もが安心して見られる笑いのセンスの良さ、トークの合間に垣間見られる優しい人間性、ルックスの良さなど、40年以上に渡って芸能界のトップに君臨し続けるには、挙げればきりがないほどのスター性を持っています。

しかしそれらに加え、独特のハスキーボイスも彼の人気を支えていることも忘れたくありません。

さんまさんは、司会業で多くのタレントさんのエピソードトークを引き出しては笑いに変えたり、お笑い番組で、芸人さん相手にテンポよく面白トークをしたり、バラエティーなどで素人を面白おかしくいじったりしていますが、ハスキーボイスが、彼のコミカルさをより親しげに感じられるようにしれくれるのです。

木々のさえずりのように耳に心地よく、しかし注意を惹きつける声なので、彼の話を聞くこと自体が心地よく、しかも注意を引き寄せる恵まれた声と言えるでしょう。

3、YOU

好きなハスキーボイスの女性タレントでも常に名前の上がるYOUさん。

可愛らしいのにセクシー、インパクトがあるのに邪魔じゃないというパーフェクトな声といっても良いほど魅力的な声をしておられます。

YOUさんといえば、「おしゃれ」「美肌」「センス」「声」というキーワードが浮かぶように、女性にとっては憧れの存在で、男性からしても接しやすいけど女性らしさを感じるという、男女双方から支持される貴重なタレントさんです。

今ではバラエティー番組で見かけることが多いですが、デビュー当時はモデルや歌手を中心とたお仕事をされていました。

やはりあの声ですから、歌を出すように進められるはずです。

なんとAKBグループのプロデゥーサーの秋元さんが作詞をし、鈴木サブローさんが作曲をしたCDもあることから、事務所側の人も彼女の声に魅了されていたことがわかりますね。

歌手としての活動は、FAIRCHAILDのボーカルとしてご存知の方もおられることでしょう。

彼女のチャーミングでファンタジックな声がいかされた曲が多いですよね。

さらに、ナレーターとしても声を生かして活躍されています。

4、桐谷健太

1980年2月4日生まれの俳優さんで、人気のテレビドラマや映画などに数多く出演されています。

さらに歌手としても活動しておられ、テレビCM「au三太郎シリーズ」のCMソングである「海の声」は、彼自身が三味線を弾きながら歌い、「第58回日本レコード大賞・優秀作品賞」で一位になりました。

彼がFNS歌謡祭で、生歌を披露した時の反響も凄まじく、男性らしい骨のあるハスキーボイスで、切なく情感たっぷりに歌い上げ、多くの人のハートを釘付けにしました。

俳優さんとしても、素敵な声は魅力になりますが、歌だとよりダイレクトにその素晴らしさが伝わりますよね。

5、山里亮太(南海キャンディーズ)

ハリウッドの超大作である「パワーレンジャー」で、スーパーヒーロの吹き替えもするなど、悪役からアニメまで様々なキャラクターを演じ、芸人としてではなく、声優としてのお仕事も数多くこなしています。

他にもナレーターなど、声だけの出演も多く見られることからも、彼の持つソフトなハスキーボイスが多くに人に愛される声であることがわかります。

本業は、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のツッコミですが、その笑いのセンスの高さと、おかっぱに小さな丸メガネというヴィジュアルから、アイドル好きやマゾなど、しっかりしたキャラ設定に現れているセルフプロデゥース力の高さから、様々な分野のお仕事をされているので、お笑い好きでなくても彼の声を聞いたことがある人は多いことでしょう。

6、木下優樹菜

木下優樹菜さんは、おバカキャラでお茶の間に知られるようになりましたが、今ではすっかりしっかりしたママのイメージに変わってきていますよね?

そんな木下さんは、以前は「ハスキーボイスがコンプレックスだった」と語られていました。

彼女はどうやって声のコンプレックスを克服したのでしょうか?

それは、大好きなハリウッド女優のスカーレット・ヨハンソンの映画を見た時に、スカーレット・ヨハンソンも低いハスキーボイスだが、こんなにもセクシーでカッコ良いということに励まされ、「ハスキーボイスはマイナスではなくセクシーだ」と捉えるようになれたと語られていました。

これはとても良い方法ですよね?

自分自身のことはよく思えなくても、客観的に見るなら自分の声の魅力に気付けたり、良い面に注目するように意識することによって、コンプレックスを強みに変えることができます。

きっと、木下さんの声に憧れたり、彼女の声から勇気をもらった人もいることでしょう。

7、平泉成

「ハスキーボイスの芸能人といえば、誰を思い浮かべますか?」と聞いたら、平泉成さんの名前は必ず上がりますよ。

どれだけの人にモノマネされてきたかを考えても、ハスキーボイスといえば、平泉成さんと言っても過言ではないでしょう。

福山雅治さんや木村拓哉さんなど、有名芸能人も平泉さんの独特の渋い声をモノマネし、一般人の間にも宴会芸として浸透していきました。

平泉さん自身も、モノマネされることを応援の一環と好意的に捉えておられ、ご自身の声を出す3つのコツなども披露しておられるので、なおさら愛されているのでしょう。

1944年6月2日生まれの俳優さんで、1964年に銀幕デビューをしてから、映画やドラマなど数多く出演されてこら、今ではベテラン俳優として作品に味を加えておられます。

良い刑事役や父親役などに起用されていることが多いのも、彼の人間味あるハスキーボイスが一役買っているのではと思われませんか?

8、菊地亜美

1990年9月5日、北海道出身で、2008年~2014年まで女性アイドルグループの「アイドリング!!」として活動し、物怖じしない性格と、プロ意識の高さから、どんな番組でも誰に対しても積極的に絡んでいき、自分の立場を心得たコメントをするので、バラエティ番組でも重宝されています。

アイドルといえば、アニメ声のような、高くてコロコロした声の女の子が多いですが、菊地亜美さんは、ハスキーボイスアイドルとして活躍しました。

彼女自身も、自分の声を個性の一つとして、キャラ作りにうまく生かしていました。

可愛い声の子ばかりの中に、ハスキーボイスの女の子がポツンと混ざると、皆の注意を引き、そのプレミアム感からその人を魅力的に見せてくれることが菊池さんの例からもわかりますね。

9、鈴木紗理奈

鈴木紗理奈さんは、まだアイドルでバラエティに出る人が少ない時代から、可愛い顔なのに面白くてよく喋るという、今でいうバラドルの位置を確立した先駆者とも言えるでしょう。

鈴木紗理奈さんは、大阪市摂津市出身ということもあり、話し上手で、ゲストとの会話を広げたり、テンポよいコメントをすることができるので、バラエティにぴったりだったのでしょう。

日常生活でもノリやツッコミが求められ、面白い人が人気者という大阪は、おしゃべりな人が多く、お店でも街を歩いていても話しかけられることが多いですよね。

だからこそ話術を磨かれるとは思うのですが、喉を酷使する県民性なのか、本当かどうかは定かではありませんが、ハスキーボイスの人が多いという説もあります。

鈴木さんもわかりやすいハスキーボイスも、小さい頃からのおしゃべりで作られたのかもしれません。

大人気!ハスキーボイスの声優

ハスキーボイスは声優になるには不利と言われることもありますが、逆にそれを武器にして活躍されているプロの方はたくさんいらっしゃいます。

特徴のある声だけに、役が固定されやすいのかもしれませんが、キャラクターにハマればハスキーボイスは最大の武器になります。

女性の声優さんでも、ハスキーボイスを活かして男性や少年の役を演じている方は多いです。

さらに、声のプロフェッショナルとなると、息を吐く量や、喉仏の位置を変えるなどのテクニックによって、ハスキーボイスに近い声を出せるようになるといいますが、逆にハスキーボイスの人が地声をコントロールして、キャラクターに合った声が出せるようになるそうです。

これからハスキーボイスでありながら、トップクラスの役を掴んで活躍しておられる声優さんをご紹介いたします。

朴口美

1972年1月22日生まれ、東京都出身の声優さんで、元々は舞台女優として活躍されていましたが、「ブレンパワード」のオーディションで富野監督との出会い、見事合格し、女性パイロットのカナン・ギモス役をゲット!声優として頑張ることを決意しました。

その後、「ターンエー・ガンダム」で主役のロラン・セアック役を獲得し、活躍の場と知名度をさらに広げました。

クールな女性の役から、少年役まで幅広くこなし、そのかっこいいハスキーボイスを遺憾無く生かししている俳優さんと言えるでしょう。

映画の吹き替えでは、ヒラリー・スワン、ミシェル・ロドリゲスなどを担当していて、クールでカコイイ女性の役といえば、朴さんと言われるほど得意としています。

田中真弓

歌舞伎の演目としても演じられ、老若男女問わずみんなに愛されている、国民的アニメの地位を手に入れた「ワンピース」の主人公ルフィの声を担当している、超売れっ子の声優さんです。

ルフィの他にも、「ドラゴンボール」のクリリン、「忍たま乱太郎」のキリ丸など、長期アニメの中でも、レギュラー級のキャラクターを複数担当しているので、知名度も高く、みなさん一度は彼女の声を聞かれたことがあると思います。

さらに、「天空の城ラピュタ」のパズーなどの映画や、「おそ松くん」のちび太、「幽遊白書」のコエンマなど、”このキャラクターもそうだったのか〜”と思わず声を上げてしまうほど、多くの有名作品に出演されています。

ご存知の方も多いでしょうが、ルフィやパズーに象徴される、冒険心旺盛でエネルギッシュ、しかも心根の優しい少年がぴったりくる、明るく元気なハスキーボイスをお持ちです。

岡本信彦

2006年から声優として活動し、空の写真をとることが好きな少年「sola」の森宮依人、世間知らずで曲がった事が大嫌いな役だった「明日のよいち」の鳥丸与一、無愛想でクールな性格を演じた「聖剣の刀鍛治」のルーク・エインズワース、イケメンで文武両道、英語持たんで料理もできるというパーフェクトボーイを演じた「会長はメイド様!」の碓氷拓海など、好青年から冷酷非道な悪役まで幅広く演じることのできる俳優さんです。

しかも岡本さん自身も、漫画に出てくるイケメンそのもののような可愛らしいルックスをしているので、そのセクシーな声と合間ってかなり人気があります。

2012年からは歌手としても活動されていています。

鈴木達央

海外ドラマ「特攻野郎Aチーム」の大ファンで合った鈴木さんは、そのドラマの吹き替えがあると知って、声優という仕事に興味を持たれたことがきっかけで、高校を中退し、日本ナレーション演技研究所名古屋港に3年通い、声優の世界に入られたそうです。

2003年にテレビドラマ「DEARBOYS」の石井努役でデビューし、「ガンキングLEGENDOFDAIKU-MARYU」のディック・アルカイン役、「黒子のバスケ」高尾和成、「サーバント×サービス」の長谷部豊、「SERVAMP」の椿など様々な役をこなされています。

声優さんでも華があり、歌も上手でなので、歌手・俳優としても活動され、マルチなタレントを発揮されています。

高山みなみ

高山みなみさんといえば、大人気漫画の「名探偵コナン」の江戸川コナン役のイメージが強く、ザ・少年声と言われてきました。

他にも「忍たま乱太郎」の乱太郎、「ミスター味っ子」の味吉陽一など多くの少年役をこなしています。

さらに「魔女の宅急便」のキキもはまり役と言われ、映画のヒットとともに、彼女の声優としての名声も一気に広がりました。

他にも「らんま2/1」の天童なびき、「楽しいムーミン一家」のムーミン、「ドラえもん」のスネ夫のママなど、誰もが知っているアニメや漫画のキャラクターを数多くされている人気の高い声優さんです。

そんな彼女も実は22歳まではOLとして普通に働いていて、その後声優を目指されたそうなので、スタートは決して早くはありませんが、声優として確実に成功を納めた一人に数えられます。

吉野裕行

保育園に通っているような小さな頃から、自分の声が人とは違い変わっていると感じていて、声優の仕事を意識していたそうです。

それで両親の反対を押し切って声優を志し、養成所に入られたそうです。

「ヴァンドレッド」のヒビキ・トカイ、「女神候補生」のクレイ・クリフ・フォートラン、「まっすぐにいこう」のマメタロウなど、青年役が多く、陽気で底抜けに明るいキャラクターのイメージの声優さんです。

男性の声優さんで組んでいたユニットに、”彼ならやるだろう”と最初から登録されていたり、後輩からも兄貴と呼ばれて慕われるなど、面倒見の良く人付き合いも上手な人柄で、多くの人から愛されています。

ハスキーボイスは男女共魅力的に見せてくれる

ハスキーボイスを持っている人は独特で、聞いていて心地よいハスキーボイスには、彼らの演じるキャラクターの魅力を倍増させたり、芸能人そのものをよりスペシャルに見せる力があることがわかりました。

今回改めてハスキーボイスの魅力について考えましたが、ハスキーボイスは確かに魅力的な声であることが再認識できたのではないでしょうか?