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段取り上手な人がやっている物事を進...(続き2)

なぜならば、考えていただければ分かると思うのですが、段取りとは、言い換えてみれば物事の取り組み方を意味しており、これが一番基本的なベースになる存在なのです。

つまり、ベースとなる考え方が間違っていたり、そもそもベースとなるものが存在していないとなってしまうと、物事に対する考え方や行動などはめちゃくちゃになってしまいやすくなるのです。

なので、段取りが悪いとデメリットしか発生しなくなってしまうのです。

実際に、難しいことや複雑なことなどを行ったりする時はきちんと前もって何をしなければいけないのかということを考えて実行したりするのが普通だと思います。

とても難しいことを行ったりするときに、何も考えずにただ目の前のことから取り組んできたりするような方はあまりいないと思います。

もちろん失敗が許される状況なのであれば、それも一つの方法になるのかもしれませんが、一般的に考えてビジネスの場面などにおいてはミスをしたりすることは許されないはずです。

そのような場面に関しては段取りを組むことは絶対的に必要なことであり、当たり前の考え方にもなります。

なので、物事を実行する時に段取りが悪くなってしまうという事は、自分自身にたくさんのデメリットが発生するということを必ず理解しておいてください。

段取り上手な人がやっている物事を進める時の5個のコツとは?

段取りという言葉の基本的な意味をご紹介していきましたが、ここからはいかに段取りが大切なのかということを、段取り上手な人がやっている物事を進めるときのコツをご紹介しながら触れていたいと思います。

なぜならば、いくら段取りが大切だとお伝えしたとしても、具体的なメリットやコツなどを理解していないとなかなかその大切さは伝わりにくいからです。

そこで、ここからは段取り上手な人がやっているコツを項目別に分けて、いくつか大切なコツをご紹介していきたいと思います。

もしも日常的に段取りを組むのが苦手だと感じていたり、仕事がいつまでもスムーズに行う事ができないと悩んでいるのであれば、これからご紹介する項目をまずは理解して、日常生活の中で行うことができるように常に意識をするようにしてみてください。

自分の意識を変えることができれば、自分の行動を変化させることができ、結果的に新しい自分になることができますので、まずはしっかりと自分の意識を改革することを目標に実践していきましょう。

1.それぞれにかかる時間配分を意識する

まずはじめにご紹介する段取り上手な人がやっている物事を進める時のコツは「それぞれにかかる時間配分を意識する」ということです。

なぜ「それぞれにかかる時間配分を意識する」ということが物事を進める時のコツになるのかと考えたときに、それぞれの工程においてどれぐらいの時間をかけることができるのかということをあらかじめ考えて行動することで、無駄な時間を割くことがなくなるからです。

なぜならば、ある程度どれくらいの時間をかけるのかということを念頭において、段取りを組んでおくようにすれば、目標達成するまでのそれぞれの工程でしっかりと時間を確認しながら作業を取り組むことができるようになります。

逆に考えてみれば、もしもそれぞれの工程で時間を算出せずに作業を行っていた場合、必要な時間が差し迫ったことを理解することもなくなりますので、段取りを決めていない場合は絶対に必要以上に時間がかかってしまったり、時間をかけてしまったりするようになるのです。

しかし、ある程度時間が決まっていればその辺りで区切りをつけたり、与えられた時間内に作業をこなそうと努力をすることができます。

その意識があるのとないのとでは結果的に全く違ってきますので、時間配分を意識するということは結果的に段取り上手な人が行っている物事を進めるコツに繋がるようになるのです。

おおよその目安でも良いので、時間の概算をすることが大切

しかしながら、初めて行ったりすることに関しては、それぞれの工程でどれぐらいの時間をかけても良いのかということ自体が算出するのが難しかったりすることもあると思います。

ただ、勘違いしていただきたくないのは、そこで絶対的な時間を算出する必要性はないということです。

なぜならば、そこで完璧な時間を算出することは一般的に考えて難しく、完璧な時間を算出することができるのであればそもそもその物事に対してよく理解していなければ難しいはずです。

よく理解していないから段取りを組むのであって、完璧に理解しているのであれば段取りを組む必要性はそもそもメリットが少ないです。

だからこそ、分からないことや初めて行うことに対して、しっかりと概算で良いのである程度の時間配分を意識するようにしなければいけないのです。

初めてやることはわからないことばかりなので、分からないことが続いてずっとその物事に対して時間をかけてしまいやすくなります。

それが必要以上に大きな時間をロスしてしまう理由になり、全体的な物事を理解せずに、断片的な行動だけで終わってしまうので、結果的に失敗を誘発する可能性にもなりますので注意をするようにしてください。

2.一番スムーズにいく方法を考える

次にご紹介する段取り上手な人がやっている物事を進める時のコツは「一番スムーズにいく方法を考える」ということです。

なぜ「一番スムーズにいく方法を考える」ということが物事を進める時のコツになるのかと考えたときに、これはかなり単純な考え方ですが、一番スムーズにいく方法が結果的に時間をかけずに終わらせることができるからです。

日本人の中には時間をかけることが美徳だと考えてる方がいたりするのですが、残念ながらそれは古い考えになりつつあります。

実際に、昔の時代は長い時間の残業することが美徳と考えられていますが、海外ではそのような考えは一切なく、残業する人間は仕事が遅い人間だと判断されてしまいがちなのです。

長い時間をかければ全ての物事が良い方向に行くという保障はなく、短時間でもしっかりと大切なことを押さえておけば、最終的な結果が良い方向にいくものもたくさん存在しています。

さらに、早く終わらせられるという事は、自分自身に時間を生むことのできますので、余裕も生まれますし、余った時間で見直しなどを行ったりすることもできますので、まさに良いことだらけなのです。

なので、物事に取り組む際には、まずはスムーズに終わらせる方法をよく考えることがとても大切なことにつながるのです。

自分で調べたほうが良いか、人に聞いたほうが良いか

物事をスムーズに終わらせるということを考える上で、大切な考え方の一つとしては、「自分で調べたほうが良いか、人に聞いたほうが良いか」という事に注目することです。

なぜこの考え方が物事をスムーズに終わらせる上で大切な考え方になるのかと言いますと、どちらの判断を下すかによって大きくその後の時間が変化する可能性があるからです。