CoCoSiA(ココシア)

思春期の少女の9個の特徴。親に知っ...(続き3)

その葛藤がストレスや不満となり、親への反抗へと繋がってしまうこともあります。

5.友人関係を意識するようになる

自分のことを客観視するようになったり、友達から認められたいという承認欲求が出てくることも思春期の特徴です。

この頃の友人関係は思春期の不安定な心理状態の上に成り立っているため、本音を話さなかったり派閥ができたりと、それまでの友人関係よりも複雑になり様々な問題が出てきます。

その中にはわざと自分より弱い立場の子に意地悪してしまったり、集団で誰かをいじめることによって自分の立場や力を友達に見せつけようとしてしまうこともあります。

6.大きな身体の変化に戸惑う

思春期による身体の変化は男の子よりも女の子のほうが顕著に表れるので、身体的な変化による戸惑いは女の子のほうが大きいとされています。

また男の子を異性として意識し始めたり、男の子も女の子を異性として意識し始めるとても不安定で難しい年頃です。

そのため男の子に身体の変化をどう見られているのか気になり周りの目を意識するようになるので、思春期が早く身体の変化が大きい女の子は戸惑いも多くなるでしょう。

7.相手によって態度を変えることがある

思春期の女の子に多く見られることですが、自分の好き嫌いだけであからさまに接し方を変える傾向にあります。

好きな先生の授業は積極的に受け休み時間も話しかけて仲良くなろうとしますが、嫌いな先生に対してはそっけなく冷たい態度を取ってしまいがちです。

これは異性に対してや友人関係においても例外ではありません。

昨日まで仲が良かったのに、いきなり仲が悪くなってしまったと悩む女の子もいるでしょう。

8.周りの視線を気にし始める

客観性が徐々に身に付いてくる思春期は、自分が周囲から一体どのように見られているのかという意識が強くなります。

この客観性がついてくることにより、異性の目が気になったり友人関係が複雑になったりするようです。

9.周りに影響されやすくなる

自立と依存の間で揺れ動いている思春期の子供は、周囲からの影響をとても受けやすいと言えます。

しかしそれは親ではなく、心を許した友人や異性、部活や学校の先輩など親しい関係の人たちからの影響です。

そのため仲の良い人たちがお酒やタバコ、万引きなどをすると、同じようにやってしまい親を困らせることもあるかもしれません。

また友達が誰かを標的にいじめていたりすれば、自分も同じように理由なくいじめてしまいます。

良いこと悪いことの判断がついていたとしても、価値観が定まっていない思春期だからこそこのような連帯感を求めてしまう傾向にあります。

一方で仲の良い人たちが勉強を頑張っていたり部活に一生懸命だったりすれば、それも同じように連帯感を求め真似をするので良い方向に進む可能性があると言えます。

思春期女子に接する親の対応とは?

思春期の女の子が抱えている身体や心の大きな変化には数多くのものがあることが分かりました。

大人になるために必要なことですが、この時期に悪い方向に進むか良い方向に進むかが決まるので親としても対応の仕方に気をつけなくてはなりません。

お酒やタバコなどやってはいけないことに手を出してしまうこともあるかもしれませんが、これまでのように頭ごなしに叱ったりするのではなく、時には話し合いをする必要性も出てくると思います。

これは、思春期を境に新しい親子の関係性を考えるタイミングがきたとも言えます。

子供の考えを尊重、見守る

子どもというのは日々の中で様々な経験を重ねて悩んだり迷ったり、時には傷つきながらだんだん大人へと成長していきます。

なのでまずは子どもの考えを尊重して、何かあった時には助けてあげられるよう見守ってあげることが大切です。

大人からしたら未熟な考えだったとしても子どもにとっては何度も悩んだ結果得た結論なので、納得がいかなかったり失敗してしまうかもと思っても見守ってあげましょう。

そしてその結論に至るまでの経緯をしっかりと聞き、アドバイスや情報を提示し色々な角度から物事を考えられるようにサポートしてあげることも必要です。

その結果、人として間違っていることや一般的に間違っていることもあるでしょう。

そんな時は頭から否定してしまわず、子どもの意見を踏まえ受け止めた上で軌道修正してあげることがおすすめです。

そうして何度も話し合いを重ね子どもの自主性を伸ばすことで、自立した立派な大人へと成長していきます。

子供としっかり向き合う

思春期を迎える年齢というのは、大人でも難しい問題や将来に関わってくる問題も出てくるため、つい後回しになってしまったり逃げたくなることもあるかもしれません。