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身内とはどこまでを指す?家族関係や...(続き2)

身内という言葉は先ほどもお伝えした通り、自分の感覚によって判断するので、具体的な規定というものは存在していません。

しかしながら、親族という言葉に関しては、身内という言葉と違って具体的な規定が存在してます。

ではどのような規定が存在しているのかと言いますと、親族という言葉の規定は「6親等以内である」ということが法的に定められています。

つまり、親族という言葉は6親等以内でなければ用いることができず、6親等以外であればそれは親族ではないという判断が下されるということになります。

初めて知るという方は具体的な区分が分かりづらいかもしれませんが、大人になればあくまで一般常識の部類に入ります。

なので、親族の具体的な規定がわからない方は、この機会に正しい意味を理解できるようにしてください。

6親等とはどこまで?

この6親等という言葉がかなり難しく、正しく理解できていない方もなかにはいると思います。

なので、ここからは簡単に6親等がどこまでの範囲内になるのかということについて触れていきたいと思います。

そもそも、6親等とは「本人またはその配偶者から数えて6世を隔てた人との関係」を意味しています。

なので、自分を基準として考えて、お父さんやお母さんが1親等になるという考え方をしてください。

そして、お父さんやお母さんのお父さんやお母さん、つまり自分のおばあちゃんやおじいちゃんが2親等になります。

このように考えていき、これが6親等の範囲内であれば親族であり、7親等以降の間柄に関しては親族ではないということになります。

なので、血縁関係が離れている人に関しては親族という言葉で表現することができないということが法律上定められています。

このように親族という言葉は身内という言葉と違い具体的な規定が存在しているので、注意して言葉を用いるようにしなければいけません。

「血族」とどう違うの?

では、親族という言葉と似ている言葉である「血族」という言葉についても考えていきたいと思います。

血族という言葉の持っている基本的な意味は「血の繋がりのある人」です。

なので、生物学的な意味合いを考えてみれば「親子関係、もしくはその連鎖で結ぶことのできる関係者」のことを意味しています。

つまり、考え方としては自分の血が繋がっている人はすべて血族であり、養子縁組などをした場合も、法的な親子関係が発生するのでその対象になります。

一見すると全く同じような意味合いに感じるかもしれませんが、細かい意味を考えてみると血族と親族という言葉は明確な違いがあります。

それこそが先ほどご紹介した6親等が重要なキーワードになります。

あくまで親族と表現することができるのは6親等以内の血族であり、それ以外の親等では認められません。

なので、明確な規定が存在しているかいないかの違いがあります。

この部分の理解が曖昧になってしまうと、正しい意味を理解することができなくなってしまいますので、明確な使い分けができるように注意してください。

人によって意味合いが違う使い方をしている

ここまでは身内という言葉や、身内という言葉に似ている言葉の意味をご紹介していきました。

身内という言葉を改めて考えてみると、非常に広い意味合いや使い方ができる言葉であるということがお分かりいただけたと思います。

また、具体的な規定が存在していないということから、人によってその使い方や意味などは全く異なるということもおわかりいただけたはずです。

なぜなら、人によって価値観が違うのと同じように、自分自身がこれまで生活してきた環境によって、身内という言葉の意味合いは大きく変化するからです。

そして、そもそも身内という言葉に関してはそれ以外にも異なる使い方ができる言葉として認知されています。

では、一般的に身内という言葉はどのような使い方をすることができるのか簡単にご紹介していきます。

血がつながっている親戚のことを指す

身内という言葉を使う場合、一般的には「血がつながっている親戚のことを指す」場合に用いられることが多いです。

身内という言葉が持っている基本的な意味合いとしては「親戚や親類の関係にあるもの」という意味があるとお伝えしました。

なので、基本的に身内という言葉は自分自身にとっての関係性が深い血縁の人を表す言葉として使われるのが一般的です。

これはあえて説明するまでもなく、大多数の方がこの意味合いで身内という言葉を用いているはずです。

例えば、よくある使い方としては「身内に不幸があった」というような表現などで使う場合が多いと思います。

これは家族や親戚などの血縁関係が近い人間に不幸な出来事があったということを表す言葉として使用することができます。

まさに身内という言葉のごく一般的な使い方であると考えることができます。