素直に謝るのはときには必要なことですが、「なにか気に障るようなこと言った?」というセリフは絶対にやめましょう。
「こいつ、おれのこと何もわかってないな」と自分の株を下げてしまうだけでなく、言い回しの取り方によっては高飛車な態度と思われてしまうかもしれません。
過剰に下手に出るのも相手が引いてしまうことに繋がりかねません。
相手に不快感を与えたのはこの言葉だ、と確実にわかった場合だけ謝罪しましょう。
真っ当な相手であれば多かれ少なかれ連絡はあるはずです。
一先ず連絡が来ない時間をもう少し堪え忍びましょう。
2:何度も催促しない
もちろん内容にもよりますが、翌朝デートなのに前夜になっても返事がないという程急ぎでないのであれば、返事を催促するのは御法度です。
相手には相手の生活リズムがあり、返事をするタイミングが自分が思っているタイミングと全く同じだとは言い切れません。
「急かしてくる、焦らせてくる、しつこい」の3拍子を揃えてしまわないように、高まる気持ち、不安な気持ちを落ち着かせましょう。
「ライン、届いてる?」、「読んでる?」など「返事をくれ」とストレートな言い回しではないものの、返事を催促していると解釈できるセリフを連投しないように。
三拍子まっしぐらです。
3:自分の時間を過ごす
古今東西、待っているというのはとても辛いものです。
ただただ何もせずに相手からの連絡を気が気でない中待っていると、幸せな未来を思い描いたりネガティブな考えが頭をよぎって一喜一憂が積み重なって心労に繋がってしまいます。
今から30年も前になるとスマートフォンはおろか携帯電話ですら普及していませんでした。
ラインもなければメールも普及していません。
それ以前は家の誰が出るともわからない自宅への電話か手紙が主な通信手段だったのです。
さらに以前になれば電話すら一般人ができるものではなく、人類の歴史の中で手紙や言づてが主な連絡手段だった時代はとても長いです。
これらは返事の待ち時間がとても長いです。
昔の人たちは忍耐力が現代人よりも備わっていたのでしょうか。
そんなことはありません。
気を紛らわせるためにいろんなことをしたり、思いの丈を芸術へ花開かせたりしました。
小倉百人一首の和歌で、恋の歌が多いのはそのせいかもしれません。
温故知新、待ち時間を別のことに充て、有意義に使うというのも大切なことです。
4:次に送る文章を考えてみる
返事のことしか考えられない! と重度の恋の病にかかってしまっている場合は返事がきた後のことを考えておくのがベターです。
真っ当な人で、自分のことを嫌っているのでなければ相手から連絡は必ずあります。
返事があってから慌てるよりも、待ち時間を実りあるものにしてしまいましょう。
返事の内容によっていくつかのパターンを用意すると良いでしょう。
文章ができあがったら読み返してみるのも重要です。
悪いところがないかチェックして相手の返事に備えましょう。
恋の駆け引きに関わるやり取りですので慎重になってなりすぎるということもありません。
ましてや返事待ちの身。
時間はあるのです。
ただ一つ頭の隅に置いておかなければならないのが、返事が来たときに即答してしまってはいけないということです。
自分としては文章ができあがっているので即答できてしまうのですが、短文でなければ直ぐに返信するのは控えましょう。
コピペで即答すると、事前に返信文を考えていたことが察しの良い人にはバレてしまいます。
10分から30分、長いときで1時間の間を空けてから返信しましょう。
時間を空けようとしてうっかり時間が空け過ぎたり、送ったものだと思い込んで実際には送っていなかったなんてことにはならないように注意することも大事です。