気になる人に連絡をしたのになかなか返事が返ってこない時には、ついつい不安になってしまいますよね。
誰でも一度や二度はこうした経験があるのではないでしょうか。
どうしたらいいのか焦ってしまいますし、一体自分がなにをしたのかと被害妄想気味になってしまったり、どうすれば連絡がもらえるのかといらいらしてしまったり。
必要以上に落ち込んでしまうということもあるでしょう。
せっかくこちらから連絡をしているのに、気になる人からはどうして返事が来ないのでしょうか。
返事が来ない時にはどのような対処をした方が良いのでしょうか。
今回は気になる人から連絡が返ってこない時の対処法ということで、いくつかご紹介していきます。
気になる人から連絡がこない!なんで?!
気になる人から返事が来ないととても不安になってしまいます。
そもそも片思い中というのは、些細なことでも一喜一憂してしまうものです。
気になる人の連絡先を手に入れるだけでも四苦八苦してきたことでしょう。
やっと手に入れた連絡先を前に、「でも本当に連絡をしてもいいのだろうか」「連絡をしたら面倒くさがられないかな?」「一体どういう内容の連絡をしたら受け入れてもらえるだろうか……?」なんていろいろと悩んだ挙げ句、何度もメールの文章を推敲して、書いては消し消しては書いて、送信ボタンを押す直前で思い悩んでせっかく書いたメールを消してしまったり、なんていうこともあったのではないでしょうか。
そんなあれやこれやを経験しつつ、ついに送ったメールにいつまでも返事がこない!なんで?!とパニックになってしまうのもいたしかたないことです。
何度かは返事がきていたけれど今回はこない。
LINEをしたらすぐに既読になっていたのに今回はいつまで経っても既読にならない。
既読になったのに返事が来ない。
などなど、さまざまな局面で不安になってしまい、返事がこない理由をあれこれ考えてしまうのではないでしょうか。
では、実際のところあなたの気になる人は、どうして返事を返してこないのでしょうか。
気になる人があなたを特別に思っていない
返事がないということはあなたのことが気になっていない、もしくはあまり好きではないという可能性もあります。
とても残念なことではありますが、手にとってあなたはそこまで特別な人ではないのかもしれません。
ただし、男性というのはあまり筆まめでない人が多く、返事が来ないからと言って一概に脈なしであるとも言い切れません。
返事をしない理由は相手のことが好きではないからかという質問に対して、はいが40%、いいえが60%であるアンケート結果もあります。
単純に面倒だったり、その時は気分が乗らなかったり、忙しくてそれどころではなくて忘れてしまったりというようなわけで返事をしないこともあります。
男の人は恋愛の優先順位が女の人に比べてとても低いです。
仕事が最優先になっていて、仕事が忙しい時には他のことが考えられない、ましてや恋愛については二の次三の次になってしまうということもままあることです。
独りよがりが独走している
一つのことしか考えられない人が多いというのも理由の一つかもしれません。
女の人はマルチタスクと言って何かをしながら別のことを同時にするということが得意ですが、多くの男の人はマルチタスクが不得意で、一つのことしか一度にすることができません。
悪く言ってしまえば独りよがりで、自分のことしか考えられないので、自分が今いっぱいいっぱいになっている何かがあればそのことで頭がいっぱいになってしまうのです。
そんな時にはたとえ好きな人からでも連絡をもらったのに返すところまで頭がいかないということがあります。
頭の片隅には覚えてはいるのですが、億劫になってしまって返事が遅れたり、返事そのものをしなかったりということになってしまうのです。
相手からのメッセージがくるのを待っている
自分から連絡をしなくても、きっと相手から連絡がくると思っている場合は、相手からメッセージが来るのを待っているというパターンもあります。
自分から連絡をするまでもなく相手から頻繁に連絡が来るのであれば、自分からしようとは思わないでしょう。
定期的に連絡が来るのであればその連絡をやめてみることで、相手から連絡がくるようになるかもしれません。
相手の人が特に用事がなければ連絡をしないというスタンスであれば、他愛もないやりとりを送ってくれるということはないでしょう。
自分から特に連絡するような必要性がないときには自分から連絡をせず、相手からの連絡に対しても世間話のような話題に対してどのように返事をすれば良いかわからないと言う男性は割合に多いものです。
相手からの連絡がどうせ来るだろうと思っていると、自分から自発的に連絡をすることはないでしょう。
その他には、自分が連絡をしなかった時に相手がどのように出るのか気になってしまい、相手の気持ちを探ろうとしてわざと連絡をしないでおいて、どういう反応がくるのか見ようとしている可能性もありそうです。
仕事やプライベートで忙しい
返事をしなくてはという気持ちはあるのに、忙しくて心の余裕がないので返事ができないということも考えられます。
特に先ほども紹介した通り、男の人は仕事など何か一つのことで頭がいっぱいになると他のことに構う余裕がなくなります。
仕事や、プライベートの予定が忙しくてそちらにかかりきりになっていて、届いた連絡を見てはいるけれどこまめに返事をすることができないのです。
連絡をもらっているということは頭の片隅には残っているのですが、今目の前にあることに集中してしまいなかなか返事をすることができません。
連絡をもらったことをすっかり忘れてしまう、返事をしたつもりでいた、というパターンもあるようです。
返事をしたいという気持ちはあるのだけれど、きちんとした返事をしたいと思うからこそ、今の状況が落ち着いてからゆっくりきちんとした返事をしたいと思ってしまって、なかなか落ち着かず後回しになってしまって、なかなか返事ができなくて申し訳ないとずっと頭の中で引っかかっているということもあるようですね。
携帯紛失など、何かしらのトラブル
携帯電話をなくしてしまった、盗まれてしまった、携帯を家に忘れたまま出張へ行くことになってしまったなどの何かしらのトラブルということも考えられます。
仕事や実家の事情でなにか問題が起きてそちらにかかりきりになっていて、トラブル解決のために必死になっていて携帯を見ていないということもありえるでしょう。
メールやラインでのコミュニケーションが苦手
メールやラインなどのテキストでのコミュニケーションを取ることが苦手だという可能性もあるでしょうね。
声に出せば早いことをいちいち文字に起こしたり、スタンプや絵文字などにしたりというテキストメッセージを目にすること自体が疲れてしまい、自分がそれを読んだり、さらには返事を同じ様なのりでしなければならないとなると、疲れてしまって返事をすることがもう億劫になってしまいます。
そもそもメールやLINEなどでのコミュニケーション自体が好きではなくて、あんまりみんなに聞かれるからしょうがなく設定しているだけで、来たメールやメッセージは実は読まないで放置していて気が向いたときしか開かない、という人もいるでしょう。
なにか伝えなければならない大事な用事があるときに連絡をよこすのはわかるけれど、特に用事がないのにコミュニケーションを取りたがる理由がわからない、というちょっとドライな人も意外と多いもの。
「明日の待ち合わせは18時に銀座三越のライオンの前でね」というような、伝えたい内容がはっきりしていて自分にとって必要な情報である場合はきちんと読みますし、返事も「わかった」と返せばよいわけですからまだ簡単なのです。
世間話や個人の日記のような、「今日天気良かったね」「今日銀座の有名な喫茶店にパフェを食べに行ったの」という類のメッセージを送ってこられても、どうリアクションしていいかわからないのです。
「そうだね」「へー」としか言いようのないメッセージを送ってこられると、かと言って本当に「へー」とだけ返すのもなんだしな、と思うとなんて返したらよいのかわからなくなってしまい、考えることをやめて返信することもしなくなってしまいます。
返事が必要そうな内容ではなかったし、なんでそんなメッセージを送ってくるのかもわからないから無視してしまう、というのもまたコミュニケーションが苦手でメールなどが嫌いという人にはよくあることなのです。
興味がなくなった
それまではきちんと返事を返してきていたのに急に返事が遅くなった、返ってこなくなったというときには、残念ながら興味がなくなったという可能性もなきにしもあらずでしょう。
相手があなたからの連絡に対してまんざらでもないと思っていたのなら返事もあったのですが、もう飽きてしまった、興味がなくなってしまったというときには、連絡をもらってもなんとも思わなかったり、面倒だ、うざったいと思ってしまったりして返事をしようというテンションにはなかなかなりません。
最悪、受信拒否の設定にされていてそもそも見てもいないということもあるかもしれません。
特に、連続でメールを送ってしまうと飽きられることが多いようです。
相手の返事がまた来ていないのに、立て続けに連続でメッセージやメールを送ってしまうと、いらっとされてしまう可能性も高いです。
「なんで返事をくれないの?」「今度映画行こうって話返事くれないけどどうするの?」と何度も何度も続けてメールがきてしまうと、「今考えているのに!」とか、「今はそれどころじゃない」なんて相手が思ってしまうかもしれません。
それまではなんとも思っていなかったのに、しつこいメール攻撃にげんなりして、そんなにしつこいんだったらもういいや、と今までもっていた興味がなくなってしまう可能性もあります。
恋人か他に好きな人がいる
相手に恋人がいる場合や、他に好きな人ができたときにはなかなか返事が返ってこないのも仕方がないでしょう。
友達として返事はしてくれていたけれど、恋人や好きな人などもっと大事な人ができたときには、後回しにされてしまうでしょう。
相手の人や、その人の恋人の考え方によっては、異性の友達と連絡をやり取りすること自体が浮気に近いタブーに数えられることもありますから、その場合は後回しというよりももう返事をしないようにしているということなのかもしれません。
気になる人からどのくらいの期間連絡がないと不安になる?
気になる人に連絡をして返事がないとき、どれくらいの間なら待つことができるでしょうか。
ツールによっても異なりそうですね。
メールなら一日二日たっても当たり前かもしれませんが、ラインなどのチャットツールなら即座に返ってくるのが当たり前、少なくともその日のうちには返ってくるというのが普通の感覚になっているかもしれません。
個人差ももちろんあるとは思いますが、だいたいは大きく分けて下記の3つのパターンとなるようです。
3日間で不安が募る
早い人だと一日返信がないともう不安になってしまうようですが、3日もたつと「自分がなにか怒らせるようなことをしたのかもしれない」「もう二度と返事がこないのでは」と被害妄想気味に考えてしまう人も多いです。
毎日、しかも一日に何度も連絡を取り合うのが普通なチャットツールで連絡を取り合っているときなら特に、不安になります。
一日や2日ならなにか仕事が忙しいなどの都合が悪い状況が起きているのかなと考えます。
3日もすぎると、風邪で寝込んでいるのかもしれない、仕事なら流石にどこかで連絡できるタイミングはあったはず、と悩み始めます。
連絡する気があるなら、寝込んでいたとしても出張へ行っていたとしても、流石にどこかで連絡できるタイミングがあるはずではないの?と不安がどんどん強くなってしまって、常にスマートフォンを確認してしまうような状態になりがちです。
1週間だと気持ちが乱れる
3日でも不安なのに、一週間も経ってしまったら気が気ではありません。
自分が送ったメッセージを読み返してなにか失礼なことや怒らせることを言ってしまったのだろうか、と考えたり、なにか事故にでも遭って連絡ができない状態になっているのではないかと思ったりします。
相手との関係性によっては丸1週間や2週間返事が来なくても当たり前のような気もしますが、こちらとしては気になっている人なので、返事が来ないとどうしても不安になってしまうものなのです。
交際しているならともかくまだこちらの片思いになっているだけの人の場合は、あまりしつこく連絡をしても余計に嫌われるかもしれないと不安になりますし、そうなると追加で連絡をすることもはばかられ、ただただ返事を待っているしかなくなります。
待つしかできないと、ついつい考え方がネガティブになり、よからぬ事ばかりを考えてどんどん気持ちが乱れていってしまいます。
2週間だと諦めの気持ち、もはや怒り
現代人の生活サイクルはカレンダーの一行、1週間だと言っても過言ではありません。
月曜日は休み明けで溜まった仕事に忙殺され、火曜日は月曜日の延長でやや手が回らず、週の真ん中水曜日である程度余裕を迎え、木曜日で新たに舞い込む仕事に時間を費やし、平日最終日の金曜日は翌日から休みに入るからと自分やクライアントも仕事を詰め込んで片付けるため忙殺傾向になり、その夜は同僚と飲み会。
土曜日にやっと一息付いて、日曜日に明日の出勤風景が頭によぎって憂鬱になる。
全員が全員同じではないでしょうが、1週間のルーチンがあるのはほぼ間違いないです。
この一週間の中で、届いていたメッセージに返事をしようと思わなければ、翌週もしようと思わないのは想像に難くありません。
相手がメッセージのことを完全に忘れているか、する必要がないと思っているの二択の状況になっています。
忙しくて返事ができない、気が乗らないので返事をしないという言い訳はもう除外されたと言っても良いでしょう。
返事を諦める、片思いであったと踏ん切りを付けると言ったことが必要になってくるタイミングで、実はそのことに自分は気がついていて気がつかないふりをしているだけかもしれません。
返事をしない、相手が自分にその気がないのならそう言ってくれれば良いのにと憤りを感じることもあるかもしれませんが、相手はその程度の人だったのだときっぱり諦めてしまうのも手です。
気になる人から連絡がこないときの6個の対処法
メッセージを送ったものの、返事がない。
恋はいつまで経っても冷静ではいられないものですが、はやる気持ち、焦る気持ちを落ち着かせて自分の行動を律し、見つめ直してみましょう。
1:送った文章に問題がないか確認する
連絡があっても良いはずのタイミングで未だに連絡がないとなれば、言われずとも真っ先にしていますよね、送った文章の確認を。
何気ない会話が相手のコンプレックスに触れるものであったり、不快な気持ちにさせる言葉が含まれていたりすることは全くないとは言い切れません。
知らなかったために避けようがなかった不可抗力とは言え、自分の落ち度なので返事がないのも当然。
素直に謝るのはときには必要なことですが、「なにか気に障るようなこと言った?」というセリフは絶対にやめましょう。
「こいつ、おれのこと何もわかってないな」と自分の株を下げてしまうだけでなく、言い回しの取り方によっては高飛車な態度と思われてしまうかもしれません。
過剰に下手に出るのも相手が引いてしまうことに繋がりかねません。
相手に不快感を与えたのはこの言葉だ、と確実にわかった場合だけ謝罪しましょう。
真っ当な相手であれば多かれ少なかれ連絡はあるはずです。
一先ず連絡が来ない時間をもう少し堪え忍びましょう。
2:何度も催促しない
もちろん内容にもよりますが、翌朝デートなのに前夜になっても返事がないという程急ぎでないのであれば、返事を催促するのは御法度です。
相手には相手の生活リズムがあり、返事をするタイミングが自分が思っているタイミングと全く同じだとは言い切れません。
「急かしてくる、焦らせてくる、しつこい」の3拍子を揃えてしまわないように、高まる気持ち、不安な気持ちを落ち着かせましょう。
「ライン、届いてる?」、「読んでる?」など「返事をくれ」とストレートな言い回しではないものの、返事を催促していると解釈できるセリフを連投しないように。
三拍子まっしぐらです。
3:自分の時間を過ごす
古今東西、待っているというのはとても辛いものです。
ただただ何もせずに相手からの連絡を気が気でない中待っていると、幸せな未来を思い描いたりネガティブな考えが頭をよぎって一喜一憂が積み重なって心労に繋がってしまいます。
今から30年も前になるとスマートフォンはおろか携帯電話ですら普及していませんでした。
ラインもなければメールも普及していません。
それ以前は家の誰が出るともわからない自宅への電話か手紙が主な通信手段だったのです。
さらに以前になれば電話すら一般人ができるものではなく、人類の歴史の中で手紙や言づてが主な連絡手段だった時代はとても長いです。
これらは返事の待ち時間がとても長いです。
昔の人たちは忍耐力が現代人よりも備わっていたのでしょうか。
そんなことはありません。
気を紛らわせるためにいろんなことをしたり、思いの丈を芸術へ花開かせたりしました。
小倉百人一首の和歌で、恋の歌が多いのはそのせいかもしれません。
温故知新、待ち時間を別のことに充て、有意義に使うというのも大切なことです。
4:次に送る文章を考えてみる
返事のことしか考えられない! と重度の恋の病にかかってしまっている場合は返事がきた後のことを考えておくのがベターです。
真っ当な人で、自分のことを嫌っているのでなければ相手から連絡は必ずあります。
返事があってから慌てるよりも、待ち時間を実りあるものにしてしまいましょう。
返事の内容によっていくつかのパターンを用意すると良いでしょう。
文章ができあがったら読み返してみるのも重要です。
悪いところがないかチェックして相手の返事に備えましょう。
恋の駆け引きに関わるやり取りですので慎重になってなりすぎるということもありません。
ましてや返事待ちの身。
時間はあるのです。
ただ一つ頭の隅に置いておかなければならないのが、返事が来たときに即答してしまってはいけないということです。
自分としては文章ができあがっているので即答できてしまうのですが、短文でなければ直ぐに返信するのは控えましょう。
コピペで即答すると、事前に返信文を考えていたことが察しの良い人にはバレてしまいます。
10分から30分、長いときで1時間の間を空けてから返信しましょう。
時間を空けようとしてうっかり時間が空け過ぎたり、送ったものだと思い込んで実際には送っていなかったなんてことにはならないように注意することも大事です。
5:一回だけ電話してみる
しつこく内程度、一回だけ電話をしてみるのは有効です。
電話というのは返信の強制力が非常に高いツールだからです。
メールは相手が受信、開封して初めて返信という流れになります。
ラインなどのメッセージアプリも基本的には同じですが、送信完了から返信までの流れがより実際の対面による会話に近くスピーディーです。
メールと違って既読かどうか送信者が知ることができるため、既読スルーと思われないために良かれ悪かれ返事をしなければと思い、返信の強制力に繋がります。
電話は、相手が電話口に出ればこの強制力が非常に高いです。
なにせメッセージアプリ以上にリアルタイムかつ肉声で内容を伝えることができ、返事までの時間を相手に無条件に与えません。
その場で返事を聞くことができます。
ただ、電話に出てくれなければ不在着信通知を残すだけです。
これは返事の催促ともとれますので何度もコールするのは良くありません。
6:1ヶ月ほど連絡を取らないでみる
押してダメなら引いてみろ、ということでぱったりと連絡をとるのをやめてしまうのも恋の駆け引きには必要な判断です。
その気があれば1ヶ月も連絡を寄越さないということはないでしょう。
待ちに徹するのです。
返事を待っているのと連絡を待っているのでは状況を違うので、見極める必要はありますが有効な手段です。
相手の様子をうかがうためにも、「久しぶり、元気にしてる?」と切り出して不自然ではないのが、一ヶ月というタイミングでもあります。
諸刃の剣なのは言うまでもがな。
相手から1ヶ月の間、なんの音沙汰もなければ自分はどう思うでしょうか。
その気がない、相手にとって自分は特別な人ではない、別の人とうまくいっているかもしれない。
自分が気になる相手を一月も放っておくことで、相手もそう思い踏ん切りをつけて諦めてしまうかもしれません。
付かず離れず、タイミングを見極めて遅すぎる前に何気ない連絡を入れることも頭の片隅にとどめておきましょう。
相手があなたのことを忘れていても、一ヶ月して「久しぶりだね!」と言われたら、素直に「久しぶりだねー」と返せますし、少しは積極的に返事をする気になるかもしれません。
気になる人から連絡がない時に待つべき理由
恋に限らず、バランスは非常に大切なことです。
駆け引きという言葉の通り、前に出るだけでなく一歩引いてみることも重要なことです。
自分の思いや考えが相手に届かなければ意味はありませんし、返事を催促するあまり圧迫感を与えて不愉快にさせてしまったり返事を躊躇わせてしまっては本末転倒です。
好意を持っていることを察してもらえるように心がけることが大切です。
送りすぎると引かれる
恋は戦争、ガンガンいこうぜ! 恋敵が霞むほど高頻度で接触して気になる相手の心をわしづかみというアグレッシブさは基本的に空回りすることが多いです。
草食系と呼ばれる奥手な男子にですら引かれることは少なくありません。
自分を狙う猛獣、猛禽類の目を見て逃げ出さない草食系はいませんよね。
とくに日本人は婉曲的表現を好む傾向があります。
もちろん「好きだ!」と直接的な表現を嫌っているわけではなく、日本人の多彩な感情表現方法の大部分がまどろっこしく遠回りな表現だというだけです。
ですが、こういった奥ゆかしい表現が思う大切さや重さ、慕情の深さに繋がり伝わっていくのも事実です。
本当に好きなのか考える時間ができる
自分を見つめ直す時間はいつでも重要です。
自分の感情に素直なことは長所ですが、冷静になって自分の感情を分析できるのもまた長所です。
連絡がない間、自分の気持ちを整理してみましょう。
恋は盲目という言葉を思い返す良い機会です。
実はとんでもない人に好意を寄せているかもしれません。
好きになったきっかけは、具体的にどういうところが好きなのか。
犯罪やそれに類することをしていないか。
自分にだけ格好をつけていて、周囲から顰蹙をかっているような性格ではないか。
込み入った詮索はよくありませんが、こういったことを考えるのは気になる人に思いを馳せるからこそです。
結果的に自分の気持ちの整理にも繋がるというだけに過ぎません。
また、返事を待たせているという事実について相手がどう感じているのか気になりませんか? もうそろそろ返事があっても良さそうなのにない。
もうラインの既読が付いてからだいぶ経つけれど返事がない。
なんの一報もないというのは普通に考えれば礼を失した対応です。
「取り急ぎお返事まで」など畏まった言い方でなくとも、なにかしら言葉は掛けられるものです。
そういった対応をしてくる相手に対してどうおもいますか? 盲目的になっていないか改めて見つめ直しましょう。
まとめ
押しているのに引いている、引いているのに押している。
そういう言動が自身を輝かせます。
恋に限らず、人の感情に矛盾はつきもの。
とても難しいことですし、人の数だけ答えがあるので太古の昔から人類を悩ませている問題のひとつでもあります。
ですが、好きになる人や逆に嫌いになる人には傾向があると思います。
その傾向を自分なりに理解して好意に気がつき好意を抱いてもらえる努力をする必要があります。
学校の勉強やテストのように理詰めや計算尽くの恋事情というのは趣もへったくれもありませんが、ひとつのツールとして武器としてもっておくのは有用で、やはり大事なことです。
連絡がないだけで自分を不安な気持ちにさせる、自身にとって重要な人への対応は一生に関わる問題にもなりえます。
慌てず焦らず冷静に、広い視野と深い懐でもって気になる人からの連絡を待ちましょう。