そしてまた同時に、素直な人は成長しやすく、環境に溶け込みやすいという面もあります。
これは社内でコミュニケーションを取る際にも有効です。
履歴書に書く際には、客観的な視点を盛り込むといいでしょう。
先輩からアドバイスを受け、自分なりに受けて止めて行動した、初めてのサークルに入って周りの声を聞きながら成長した、というようなことです。
ただ、素直だ素直だというと、今多いといわれている指示待ち人間とも取られますので、その点は注意して履歴書を作りましょう。
4.几帳面
几帳面だということは、利点も不利点もあります。
ひとつ間違えると、神経質で融通がきかないと取られることも。
それをさけるためにも、几帳面な性格が周りにどのようによく作用したかをエピソードとして書き記しましょう。
また、友人や教授、バイトの上司の評価も有効です。
そして、その几帳面さが仕事上どのように役立つかを書いておくとさらに印象アップです。
ちなみに几帳面な人とは、スケジュールや自分の身の回りのことを管理でき、来たる予定に対して相応の準備ができる人、小さなことでもよく気がつき、対処できる人。
自分がそれに当てはまるなぁ、と感じたら、いかに上手に自己PRできるかを考えながら文章を考えましょう。
5.負けず嫌い
負けず嫌いという性格も、よく自己PRに使われます。
採用する側にとっては、例えば営業職など、成績がはっきりするような職務で求められる性格になります。
けれども、負けず嫌いということは、短所もあるもの。
たとえば、人とぶつかったり、以上にライバル心を燃やしたり、自信家だったり、といったことが懸念されるのです。
ではどのように負けず嫌いをアピールしたらいいのでしょうか。
次の点に気をつけましょう。
独りよがりというイメージをなくすこと。
そして正しく競争相手を選んでいることです。
部活のサッカーで、皆と協力しあいながらライバルチームに勝った、具体的なエピソードを盛り込んで、ゼミの研究でいい成績を取るために徹底的にリサーチした、といったことを語れると印象がいいです。
6.責任感がある
責任感は仕事をして行く際、必須だともいえるポイントです。
与えられた仕事にしっかり取り組み、きちんとした成果を出すのは、ビジネスにおいて基本的なこと。
反対に仕事を中途半場に終わらせたり、取引先などにおざなりな態度で対応したりすると、個人だけでなく会社そのものが眉をひそめて見られます。
責任感があるということは、仕事をきちんとやり遂げること、自分の発言に責任を持つこと。
そういった責任感があることをPRするためには、バイトやサークルなどで、困難な状況に陥っても諦めずにがんばったこと、自分の責任の範囲をきちんと見極め、それを満たしていたこと、学校の勉強や課題、サークル、アルバイト先での仕事に真面目に取り組んだことなどを盛り込むといいでしょう。
7.協調性がある
大抵のビジネスはグループ作業。
チームの力が決め手となってきます。
そこでアピールできるのが「協調性」。
協調性がある人は、グループ内の意見を調整したり、空気を読んで的確なアドバイスを出したり、その結果、皆で協力して成果を出せるような人をいいます。
そのために、過去の経験のなかで、グループのどの立場にいてどんな成果を出したのか、を書くことが大事です。
その際、必ず「話をまとめた」だけではなく、「その結果このような成果を得た」ことを付け加えましょう。
ビジネスノバで求められるのは、やはり成果。
協調性もそのためのものです。
そのことを振り返りながら、協調性があるエピソードを書いていきましょう。
8.努力家
努力家を自己PRとする方はたくさんいらっしゃいます。