そうすることで、自分の弱みとともに解決力があるということをPRすることができます。
「〇〇すぎるあまり、〇〇になりがち」というフレーズを覚えておこう
短所を履歴書に書く際、「〇〇すぎるあまり、〇〇になりがち」というフレーズは使えます。
たとえば、「堅実すぎるあまり、臆病になりがち」「面倒見がよすぎるあまり、お節介になりがち」といったように使います。
そうすると、長所と短所のつながりが見えて、短所を長所にすり替えることができます。
もちろん、そのあとに改善方法を書いておくのは必須です。
臆病になりがちな人の場合、「人前に出るというチャレンジをしています」、お節介になりがちな人の場合、「その人の立場に立つようにしています」などとフォローしましょう。
これら改善方法は、今できていなくてもいいのです。
現在進行形で努力中であればいいのです。
ぜひこのフレーズを覚えて、活用してみましょう。
以下に例がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
2.短所の例文
自分をPRする場で短所を書くというのは、どのような印象を与えるのかわからず、難しく躊躇しがちなことです。
それでも、やはり書き記しておくべきもの。
よく自己PRに使われる性格を例にとって、短所の書き方を紹介していきたいと思います。
一生懸命すぎるあまり、神経質になりがち
自分のことを神経質だと思っている方は多いかと思います。
部屋をきちんと掃除しておかないと気が済まなかったり、文房具の置き方にこだわりがあったり、会社の机をきっちり整理しておかなければならなかったり、といったような方ですね。
そして大抵において、神経質な人は自己評価が低く、そのためそれをカバーするために一生懸命になるのです。
一生懸命になるのはいいことですし、仕事の場においても重んじられますが、周りが見えないほど神経質になってしまっては本人もつらいですよね。
ですから、「一生懸命すぎるあまり、神経質になりがち」と書いたら、「深呼吸して自分を取り戻すようにしています」「一旦休憩を入れて全体像を見るようにしています」というように、「神経質」に対してうまいフォロー方法を考えてみましょう。
また、自分自身でも神経質な性格を改善させるよう努力してみましょう。
悩みを書き出してみたり、100点ではなく80点で自分にOKを出せるようにしたり、失敗した時にどう対応したらいいかを事前に考えておくのです。
そうすることで、徐々に神経質さは短所ではなくなっていくことでしょう。
深く考えすぎるあまり、慎重になりがち
石橋を叩いて叩いてなんとか安心を確保してから渡るようなタイプの人は、深く考えるあまり慎重になりがちな人です。
ビジネスの場において、あんな可能性がある、こんな状況になりうる、など待ち受ける可能性をいくつも考えては、それぞれ不安要素を見つけ出し、慎重になってしまうのです。
こういった人は、想像力があるといえばその通りですが、それがネガティブになってしまう人が深く考えすぎる傾向にあります。
そして慎重になり、メール一本送るのでも、なんども読み返して言葉のはしばしまでかんがえ、とても時間がかかってしまい、その分生産性が落ちてしまいます。
どのように改善したらいいでしょうか。
慎重であることは、ミスが減るのでいいことでもあります。
ですからある意味それは長所とも捉えられるのです。
ただ、時間がかかり過ぎてしまっては、会社としても不利益です。
ですので、まずは時間を決めてみましょう。
考えるのは30分まで、と設定してしまうのです。
その間はどれだけ何を考えても構いません。
ですが、30分を過ぎたら行動に移しましょう。
そうすることで、慎重で丁寧でもあり、時間も守れる優秀な社員になることができます。
没頭しすぎるあまり、視野が狭くなりがち
物事に集中しやすい人は、得てして視野が狭くなりがちです。