そんなふうに人のことをきちんと気遣える優しい性格が、自然と表情にも表れて顔には笑顔が浮かんでいることが多いです。
もちろん時には落ち込むことはありますが、にこにこ笑顔の時には一緒にいると、自分まで自然と笑顔が出てきます。
負の感情は人に伝染しやすいと言いますが、一方で悪意や他意のない笑顔も人の心を和ませるため、一緒にいると笑顔になる人は多いでしょう。
5:安心感が得られる
穏やかな人の側にいると、安心感が得られます。
それは例えば、危険な街を歩く時に武道の達人と一緒にいる時のような安心感とは違います。
また、集団に属することで「自分は孤独ではない」と実感することで得られる安心感でもありません。
穏やかな人といる時には、「自分がありのままの自分でいても許してもらえるだろう」「自分という存在を受け入れてくれるだろう」という安心感が得られます。
本当に心の底から自分を受け入れてくれているかどうかは別としても、穏やかな人は「自分が自分らしくいてもいいのだ」という、精神的な部分で安心感を与えてくれます。
無理をする必要はなく、自分を飾り立てる必要もなく、喜怒哀楽が激しくて弱い部分もある自分のままでいてもいいのだと、そんな自分を受け入れてくれるかのような安心感を不思議と得ることができますので、心の底では自分を認めて欲しいと感じている人にはとくに好かれることがあるでしょう。
6:困っている時に味方になってくれる
穏やかな人と付き合いがあると、困った時には味方になってくれることが多いです。
例えば自分一人だけでは解決できないトラブルに遭遇した時には、親身になって話を聞いてくれるでしょう。
必要があればアドバイスもきちんとしてくれて、可能な限り手を差し伸べようとしてくれるでしょう。
それは決して打算的な考えによるものではなく、また「借りを作っておこう」という考えからでもありません。
純粋にこちらの身を案じて、何かできることがあればやろうという気持ちから行動しているのです。
そんな純粋な気持ちから心配してくれる人がいるというだけでも心強くなることができますし、実際に助けを求めれば、自分にできることを親身になってしてくれることでしょう。
7:不思議なパワーがもらえる
穏やかな人には、普通の人にはない不思議なパワーがあります。
それは超能力というわけではありませんが、その人が持つ独特の雰囲気(オーラ)が関係しています。
例えば普段から不愛想で怒りっぽい人は、いかにも不機嫌そうな雰囲気をまとっていますので、理不尽な怒りの感情をぶつけられてはたまらないと、周囲の人はその人を避けるでしょう。
また、どんよりと落ち込んだ雰囲気をまとっている人は、「つかまったら延々と愚痴を聞かされそう」「憂鬱な気持ちが移りそう」という理由からやはり周りに人は集まらないでしょう。
一方で、穏やかな性質の人は、一緒にいる人に心地よさを与えてくれます。
側にいると安心感も得られますし、にこにこ笑顔を見ていると、自分の気持ちまで明るくなったり、幸せな気分になったりすることもできます。
穏やかな人の側にいることは、誰にとってもメリットになるでしょう。
自然と自分まで元気が出るような、その不思議なパワーに惹かれて周りには人が集まりやすいのです。
8:一緒にいるのが疲れない
毎日のように一緒にいる人たちは、互いに一緒にいても疲れることがないのでしょう。
人には相性がありますので、自分が気を遣う相手や、あまり好きではない相手と一緒にいる時には、それが例えほんの1時間程度であってもドッと精神的な疲労を感じてしまうでしょう。
一方で、自分が好意を抱いている相手や居心地の良い相手とは何時間でも一緒にいられますし、別れの時間には一緒にいた時間はあっという間だったようにも感じられるでしょう。
穏やかな人は、誰に対しても基本は穏やかに接していますので、周りの人からは「この人は居心地がいいから一緒にいても疲れない」と思われていることが多いです。
ひょっとしたらそう思っているのはこちらだけで、向こうはこちらといることに疲れを感じているのかもしれませんが、相手に「一緒にいて疲れない」と思わせるだけでも、非常に精神面がよくできた人であることには違いないでしょう。
誰でも時には一人になりたい時があります。
どんなに好きな相手であっても、四六時中一緒にいればどうしても疲れることはありますし、疲れると同時にストレスも感じてしまいます。
しかし穏やかな性格の人は、相手の疲労やストレスを察することも上手いため、適度に距離を保って一緒にいてくれます。
そのため極端に一緒に居過ぎて疲れることはなく、安心して居心地よく接していられることでしょう。
️穏やかな人と親しくすると幸せ!
穏やかな人には、誰もが好感を抱き一緒にいたいと思います。
穏やかな人は、表面上は誰のことも受け入れますが、もちろん内心では苦手な人もいるでしょうし、とても親しく思っている人もいるでしょう。
穏やかな人の側にいたいと思う人は、できることなら相手にも自分のことを親しく思ってほしいと願います。