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復讐したい気持ちを抑える7個の方法(続き3)

復讐心が沸き上がる度に心身をリラックスさせるのは難しいかもしれませんが、時間を見つけて心身の力を抜くように意識しましょう。

4.友人に相談する

1人でいると、どうしてもモヤモヤと悩んでしまったり、復讐することばかり考えてしまったりする人は、友人に相談すると良いでしょう。

自分が信用出来る相手であれば、何も友達でなくても構いません。

職場の人や家族、恋人でも良いでしょう。

自分の辛い気持ちや苦しい思いを聞いてもらうだけでも、少しは気持ちが晴れるでしょう。

「復讐心の話しなんてしたくない」と思うかもしれませんが、1人でため込んでいても良い結果にはならないでしょう。

もし、どうしても誰にも話せないのであれば、1人カラオケなど防音の個室で、思い切り自分の思いの丈を叫んで発散させましょう。

口から言葉として思いが出ると、気持ちの整理が出来ますし、吐き出したことでスッキリ出来るかもしれません。

5.相手のことを考えない

もしも誰かに復讐したいと考えてしまったなら、その相手のことを考えれば考えるほどに、嫌な気持ちがどんどん自分の中に沸き上がってきてしまうでしょう。

そのため、嫌な相手や復讐したい相手がいる時ほど、その相手のことを考えないようにしましょう。

しかし、「象のことを考えるな」と言われたら、誰でも象のことを考えてしまうように、「復讐したい相手のことを考えないようにしよう」と思うほどに、その相手のことばかりを考えてしまいやすいです。

考えないようにすることは実際とても難しいことですので、無理に「○○のことは考えないようにしよう」と考えるのは止めましょう。

相手のことを意識しないように、と考えるくらいならば、自分の好きなことや趣味、仕事のことなどを頭に思い浮かべましょう。

自分の復讐心とは全く関係のないことばかりを考えていれば、次第に自然とそのことだけを考えられるようになるかもしれません。

あくまでも「考えないようにしよう」ではなく、「無関係のことを考える」ように意識しましょう。

6.復讐しようと思っている時間を惜しいと思う

自分ではどうすることも出来ないのに、ただ気持ちばかりが「悔しい。復讐したい。」と考えてしまうことは多いです。

しかし、実際の行動に移すことも出来ないのに、そう考えてばかりいるのは時間の無駄です。

ただでさえ嫌な相手によって自分の時間を台無しにされてしまったのに、その後もずっと相手のことを考えて、無駄な時間を使い続けることなど、誰もしたくはないでしょう。

そのため、誰かに復讐したいと考えてしまいそうな時には、「そんなことを考えている時間が惜しい」と気持ちを切り替える努力をしましょう。

復讐心で仕事に身が入らない時には、「こんなことをしていると仕事が遅れて残業になってしまう。あんな奴のために残業なんてまっぴらごめんだ。さっさと仕事に集中しよう。」と気持ちを切り替えて、モヤモヤとした気持ちを仕事にぶつけるようにしましょう。

7.復讐からは何も生まれないことを知る


もしも復讐したくてどうしようもない時には、復讐劇や誰かに復讐する内容の小説やドラマ、映画などを観てみましょう。

大抵はどの作品も、復讐はさらなる復讐を生むことや、復讐することで今以上に自分が不幸になってしまう結末で語られています。

作品によっては華麗に復讐を遂げるものもありますが、その先で復讐を遂げた人物が幸せな人生を送れているかというと、必ずしもそういうわけではないでしょう。

復讐劇や復讐の物語を観ていれば、復讐からは何も生まれないことを知ることができます。

時々奇抜な作品で、見事に復讐を果たした主人公がその後の人生を幸せに暮らすという作品もありますが、では実際に自分も同じようにそんなふうに行動出来るかと問われたらどうでしょうか?

フィクションの世界と同じように、自分も振舞うことは難しいでしょう。

実際に復讐をするかしないかを決めるのはあなた自身です。

けれども、世の中にあるたくさんの復讐劇の結末がロクなものではないように、現実の復讐の結末もロクでもないことは多く、また復讐から自分が得られるものもほとんど何もありはしないのです。

それを理解出来れば、行動を一歩踏みとどまらせることが出来るでしょう。

そしてきちんと復讐心を抑えることが出来たなら、そんな自分を存分に褒めてあげましょう。