女性は特に体がストレスに敏感であり、少しのストレスでも本人が気づかないうちに神経伝達物質のバランスが崩れていることがあります。
ストレスは自分ではなかなか溜まっていることに気づきません。
「もう少し頑張ろう」と思って続けていたら体を壊したなんて人が多いです。
しかし、起こってからでは遅いのです。
ちゃんと自分のことを甘やかしてあげる日もつって、ストレスと上手く付き合っていきましょう。
2.燃え尽き症候群
やる気が出ないときに多くの人が当てはまる原因、それは「燃え尽き症候群」というものです。
燃え尽き症候群は誰にでもなる可能性がありますが、特にかかりやすい人として、真剣に全力で物事に取り組む人がなりやすいようです。
燃え尽き症候群とは、その名の通り何か目標達成に向けて頑張っていたことが終わった瞬間、やる気が燃え尽きてしまってその後何に対してもやる気がでなくなってしまうのです。
試合や試験、その他仕事の一大プロジェクトなど今まで頑張ってきたものが達成と共になくなってしまうわけですから、それまでのやる気は燃え尽きて他のことへのやる気が一切なくなってしまうのも無理はないかもしれませんね。
どんな人がどんな時になりやすいの?
燃え尽き症候群は、頑張っていない人は基本的になりません。
なんの達成感もなく解放されたという気もないとやる気が極端に減るということもありません。
逆に、全身全霊で一つのことに集中してきたという人は、それが終わってしまった後に極度のやる気減少に悩んでしまうようです。
燃え尽き症候群は恥ずかしいことではなく、むしろそれほど自分が頑張っていたということなので素晴らしいことです。
ですので、少しの間の無気力は自分のためと思って許してあげてもいいかもしれません。
燃え尽き症候群になりにくくするための考え方
とはいっても、やはりやる気がない状態というのはしんどいことですよね。
そのためにも、燃え尽き症候群になりにくくしてしっかりメリハリをつけることが必要となってきます。
燃え尽き症候群になりにくくするためには、まずは気分転換をしっかりするということが必要です。
達成してしまった目標にいつまでも浸っていると、なかなか気分を戻すことが出来ません。
気分転換に遠出してみたり全く新しいことに触れることで、しっかりとメリハリをつけてまた新しいことに興味を持ち始めることができます。
または、仕事なんかであれば一つ一つを区切って進めるのではなく、複数の仕事を一度に掛け持ちしてこなしていくことで、一つが終わってもまたほかのことにスムーズに取り掛かることが出来ます。
どうしても一つのことに目標を設定してしまいますが、大きな目標ではなく小さな目標を日々クリアしていくようにすると、燃え尽きるまでには至らないでしょう。
3.身体的なストレスを抱えている
やる気が出ない原因として、身体的なストレスを抱えている可能性もあります。
身体的なストレスが自分のやる気を阻害して、体を動かそうとしてもできないという状態に陥ってしまうのです。
身体的なストレスは精神的ストレスとは異なるもので、誰にでも降りかかる可能性があるものです。
身体的ストレスを感じているなあという人は、お医者さんにいってプロに直してもらうというのが一番手っ取り早い手かもしれません。
身体的なストレスって例えばなに?
身体的なストレスというのは一体何なのでしょうか?
身体的というほどなので、体に負担がかかっているというのは何となく想像が出来ますよね。
つまり、体に何らかの負荷や攻撃を受けていることで体にストレスが溜まっていってしまうのです。
身体的ストレスの例としては、女性に多いのが肩こりや骨盤のゆがみなどです。
肩こりは仕事を憂鬱にさせる且つ自律神経を圧迫してしまうために、体のストレスから心のストレスへと変換されてしまう場合も少なくありません。
骨盤のゆがみなんかは体全体に負担をかけ体力を奪ってしまうので、「なんか体だるいな~」と感じることで、やる気がそがれてしまうのです。
もちろん、生理痛なんかも代表的な身体ストレスの例です。
お腹が痛いからやる気が出ない、そんなこともあるでしょう。
出来るだけ身体的なストレスがかからないために出来ること
身体的なストレスがかからないようにするには、体を労わるほかありません。