ゆとり教育世代、と聞くとどのようなイメージを持っているでしょうか。

ゆとり教育と言うのは、ある時期に行われていた教育のことで、それまでの教育とは大きく違う方針で育てられてきた人のことをゆとり教育世代と言います。

人間としての根本のでき方がそれまでと違うのですから、それより前の世代の人間にとっては、ゆとり教育世代は理解が難しいと感じてしまっても当たり前ですよね。

ですが、社会の中では、ゆとり教育世代ともうまく付き合っていかなければいけないのです。

自分流に物事を進めて見ても、どこか上手くいかないゆとり教育世代との付き合いで気を付けなければいけないところはどこなのでしょうか。

また、どのような方法で指示すれば、ゆとり教育世代をやる気にさせることができるようになるのでしょうか。

扱いが難しいとも言われているゆとり教育世代について、詳しく見てみることにしましょう。

️ゆとり世代の扱い方に困る!やる気スイッチはどこ?

今、ちょうど社会の中で最もかなめになる働きをしている世代に、若い世代について聞くと「ゆとり世代の扱いが分からない」という言葉が帰ってくることが良くあります。

それでは、ゆとり世代とは、そもそもどのような世代のことを言うのでしょうか。

ゆとり世代と言う言葉はよく聞きますが、実際にはゆとり世代がどこからどこまでなのか分かっている人はそう多くありません。

中には、ただ単に「若い者」という意味で使っているという人もいます。

まずは、ゆとり世代の定義について見てみることにしましょう。

ゆとり世代ってどの世代から?


ゆとり世代と言うのは、「ゆとり教育」を受けてきた世代のことを言います。

ゆとり教育より前には詰め込み式の勉強が奨励されてきましたが、それが様々な子どもの社会問題を引き起こしていることが問題になり、2002年から実施されてきた教育のことです。

子どもたちが自分の力で考えて学び、上から圧迫されることなく伸び伸びと育つことができるような環境を作り出すことが目的で行われてきました。

それより前の世代に比べると学習内容が減っていることもあり、学力の低下が問題になっていることがゆとり世代の大きな弊害です。

土曜日を休日にすることや、絶対評価制を行っているところが特徴だと言えるでしょう。

ただ、少年非行や不登校などの問題が収まらなかったこともあり、学力低下が問題になっていることも受けて2008年にはゆとり教育からの脱却を図り、政策が変化しました。

脱ゆとり教育と呼ばれるのは2011年度から始まっており、ゆとり教育世代と言うのは、2002年から2011年までに義務教育を受けてきた年代のことを言います。

ゆとり世代の年齢

ゆとり世代の年齢は、2002年から2011年ころに義務教育を受けてきた人間のことを言います。

ただし、詰め込み式の勉強からの脱却と言うのは、明確にゆとり教育を定める前から言われていたこともあり、もう少し広い範囲でゆとり世代をとらえることもあります。

また、脱ゆとり教育を受けている人間も、「脱ゆとり教育」の教育内容がそれほど広く知られているわけではないこともあり、2002年以降の人間を全員ゆとり世代としてとらえてしまっている人もいますね。

正確に言えばゆとり世代はとても狭い時期のことを言うのですが、「理解できない人間」を全員ゆとり世代と称する人もいます。

その場合には、ただのジェネレーションギャップに悩んでいる旧世代の弊害と言う気もしますが、取り敢えず、00年代に特殊な教育を受けてきた人間がおり、その世代の人間が変わっていると言われてしまうという風潮があることは間違いないでしょう。

️やる気スイッチを見つける前に!ゆとり世代の特徴を知ろう

ゆとり教育を受けてきた人間には、いったいどのような特徴があるのでしょうか。

ゆとり教育と言う、それまでとは方向を変えた教育を受けてきた人間は、やはりそれまでの人間とは考え方が異なっている部分もあります。

きちんとそうした人間と正しくコミュニケーションをとるためには、そう言った世代についてきちんと知っていることが大切です。

ゆとり世代のやる気スイッチ見つけるためにも、まずは彼らがどのような人間性を持っているのかというところについて見てみることにしましょう。

きちんと理解しているのかしていないのかというところが違うだけで、コミュニケーションが円滑に行くかどうかが大きく変わってくるはずです。

積極性がない


まず、ゆとり教育世代の一つの特徴としては、積極性がないというところが挙げられます。

自分自身で自由にのびのびと育つという教育をされてきているので、自分がやる気のないものに対してはあまり興味を持たない傾向があります。

仕事の場合には、とても好きなことを仕事にするのでもない限り、特に興味を持っていないことが目の前に山積みになっている状態です。

このような状態では、興味を基にした積極性が出てこないのは当たり前かもしれません。

興味のないことに対しても積極的に動くというような、熱量の高い人間はゆとり世代にはあまり見られません。

やる気がないように見えてしまうのは、積極性がない、積極的に動こうとする熱量がないからかもしれませんね。

指示待ち人間になりがち

ゆとり世代の人間は、どこか指示待ち人間になりがちであるという特徴もあります。

自分から積極的に動こうとするのではなく、誰かに指示されて初めて動くことができるというパターンです。

これは、自分から空気を読んで動くことが求められる職場においては、ストレスな存在になりかねません。

もちろん、指示待ち人間にも良いところはあり、指示さえすればきちんと動いてくれる人間だということもできます。

ゆとり世代の人間は、自分から勝手に動いて失敗することを嫌い、間違いがないようにしたいと考えて指示を待っている人もたくさんいます。

こういった特徴を知らなければ「支持しなければ何もできないやる気ない人間」と言うように写ってしまうかもしれません。

ストレスに弱い

ゆとり世代の特徴の一つとしては、ストレスに弱いというものもあるかもしれません。

元々、少年非行やいじめ、そして引きこもりを防ぎ、子どもたちが伸び伸びと自由に育つことを目的として行われてきた教育がゆとり教育です。

引きこもりや犯罪の原因となるストレスと最大限に排除した教育方法なので、そもそも、ゆとり世代はストレスが多い生活には慣れていません。

最も、学歴社会であったというのはゆとり世代でも変わりはありませんので、学歴社会の中で生き抜こうとしてきた人たちは、塾などでストレスの多い生活をした北傾向はあるでしょう。

ですが、そう言った学歴社会へのハングリー精神がなかった人の場合には、他の世代の人よりもストレスに弱い傾向があるでしょう。

自由を求める傾向

ゆとり世代の人に強いのは、自由を求める傾向です。

管理されることを嫌い、自分で自由に行動することを望むのです。

だからこそ、どちらかと言うと厳しく管理される社会の中では、やる気がない人間のように思われてしまったり、社会の中に適応していないように思われるでしょう。

会社を出たプライベートの中で、会社の中での人間関係が通用しないのは、会社の外では自由でいたいという気持ちがあるからです。

あまり会社に対する忠誠心なども持っていないのは、自分の心は自由であるという想いがあるからです。

何かにとらわれれることを異様に嫌うので、管理の強い会社の中では特に扱いにくい人間のように思われてしまう特徴があるでしょう。

仲間意識の高さ

ゆとり世代の特徴の一つとしては、仲間意識の高さも挙げることができるかもしれません。

元来、日本人は和を乱さないような行動をすることが大事だと思う傾向がありますが、ゆとり世代の若者の場合には、特に仲間内でのその意識が強いでしょう。

自分と同じ年代の者に対して、自分と同じチームにいるものに対しては仲間意識を強く持っているために、その仲間とのきずなを大事にするような傾向がみられます。

最も、その仲間意識を持つまでには時間がかかるかもしれませんが、仲間意識さえ持ってしまえばゆとり世代の人とのやり取りは楽になると言えるでしょう。

️ゆとり世代の困るところ!

ゆとり世代のここが困る!というところはどこなのでしょうか。

ゆとり世代だからと言って全ての人が全く同じ行動をとるわけではありませんが、職場でゆとり世代に困っているという人の話を聞くと、どこかに共通点を持っていそうですよね。

同じ「ゆとり教育」を受けているからこその、ゆとり世代の困った部分にはどのようなところがあるのでしょうか。

本人たちは気付いていないであろう「ゆとり世代あるある」の困った場所についてまとめてみました。

常識が違いすぎて読めない

ゆとり世代の困ったところの一つとしてあげられるのが、常識が違い過ぎるというところでしょうか。

受けている教育が違うのですから、彼らの間で育った常識と言うのは、全く別のものになっていると考えられますよね。

実際に話していても「全く違うことを考えている」「違う常識の中で生きている」と考えられる言動が見られることもあります。

もちろんそこにはある種のジェネレーションギャップと呼ばれるものもありますが、教育システムが変わったからこそというところもあるでしょう。

何を指示しても手応えを感じられない

何を支持しても手ごたえを感じることができないというところも、ゆとり世代の困ったところと言えるかもしれません。

のんびりと育ったという印象の強いゆとり世代は、熱量で言うと他の世代よりは劣っている印象があります。

緩やかでのんびりとしているような人が多いので、打てば響くような熱量を持っているわけではありません。

そのようなところが、「指示しても手ごたえを感じることができない」原因でしょう。

また、どちらかと言うと、上の人とのコミュニケーションを苦手としているような人の方が多いので、分からないところがあると殻にこもってしまうようなところがあり、それで「指示しても反応が返ってこない」という意味で、手ごたえを感じることができないという上司もいます。

考えていることがわからない!

ゆとり世代と接している中で何よりも多くいるのが、考えていることが分からないというところなのではないでしょうか。

自己主張の強い人が少ないので、自分の思っていることをきちんと外に出すことができずに、結果、周りの人とうまくコミュニケーションをとることができなくなっている人がたくさんいます。

そこに世代間の違いや常識の違いが絡んでしまっているので、特にゆとり世代の上司に当たる世代とは、まったく意思の疎通が図れないという状態になってしまっているのかもしれません。

きちんとお互いに意思の疎通を丁寧に図れば良いのですが、お互いに理解できないと思い込んでしまっていることも、その世代間でのやり取りの中で「理解できない」と感じる度合いを強めてしまっている原因のようにも思えます。

️ゆとり世代をやる気にさせる10個の方法

何を考えているのか分からないとされるゆとり世代ですが、彼らも適切に扱ってあげれば、きちんとやる気になってくれるはずです。

ここでは、ゆとり世代をやる気にさせる正しい対処法について、いくつかのポイントをお伝えします。

もちろん、たくさんの人間がいますから、自分の部下や後輩が必ずしもその方法で心を開いてくれるとは限りません。

ですが、めげずに試していれば、いつかは正しい方法を見つけることができるはずなので、色々な方法で彼らに接してみてくださいね。

1、まずはゆとり世代との信頼を築く

これはゆとり世代だけとの話ではないかもしれませんが、相手をやる気にさせるためには、まずは信頼を築くことが大切です。

不信感を持っている相手、心を開くことができない相手との仕事では、やる気が出るはずもありません。

相手としっかりと話をして、自分が信用に値する人間であるというところを見せることが大切です。

2、やっていることに対して決めつけない!

ゆとり世代のやる気をきちんと引き出してあげるためには、相手にしていることを否定しないということも大切です。

そして、頭から決めつけたうえで相手に説教するなどというのは以ての外でしょう。

まして、世代も受けてきた教育も違うのですから、あるゴールに対する方略の傾向が違ってしまうのは当たり前のことです。

最初から相手のしていることを決めつけるのはやめましょう。

3、話しや意見を聞く

相手が新人であったとしても、きちんと相手に話や意見を聞くということも大切です。

上からすべてを決められてしまうと、それに対して自由を求めたくなるゆとり世代はたくさんいるでしょう。

指示を与えることももちろん必要ではあるのですが、それに対する意見や話もきちんと聞いてあげなければ、ゆとり世代側の不満が溜まって行ってしまうはずです。

4、全体像をイメージさせながら教える

教えるときには、全体的なイメージが浮かぶような言葉を選んで説明しましょう。

全体像が分からないことに対しては、何もやる気が起きないという人もたくさんいます。

自分が何をしようとしているのか、きちんと分かったうえで作業ができるような状態を作ってあげましょう。

5、指示は具体的に

指示は具体的に出してあげる方が良いですね。

これはゆとり世代だけではなく、どの世代にも言えることかもしれません。

ですが、ゆとり世代を相手にしているときには、あまりに分かりにくい抽象的な指導をすると「あの人は指導が下手だ」と思われてしまうだけになってしまいます。

相手の考える力をつけようとして、そう言った指導方法を取ることもあるかもしれませんが、指示をするときにまでそのようなことはしなくても良いでしょう。

最初の説明の時に、相手に質問をしながら教えて、指示自体は具体的にすることが必要なのです。

6、褒めて伸ばすに注力する

ゆとり世代を指導する場合には、ほめて伸ばすというところを意識すると良いでしょう。

そのようなタイプの教育を受けてきている人が多いので、厳しくしかって育てるよりは、きちんと褒められるべきところを褒めるということが大切です。

もちろん、叱るというところも大切ではありますが、きちんと飴を与えることも大切になるということなので、その使い分けをきちんと行うことができるようにしましょう。

そうすれば、すぐに心が折れてしまうということはなくなるはずです。

7、怒鳴りつけるのではなく、冷静に叱る

ゆとり世代の教育の中で、怒らなければいけない状況になったときには、怒鳴りつけるのではなく、冷静に叱るようにしましょう。

感情的になった言葉はゆとり世代の心には響かないでしょう。

怒鳴って相手との関係性を悪くしてしまうよりは、どこが駄目だったのかを言い含めることが必要になるのです。

かっとなってしまようなところでも、声を荒げないように相手のミスを理解させるようにしましょう。

8、人間性や考え方、プライベートを尊重する

ゆとり世代は、人間性や考え方、そして彼らのプライベートをきちんと尊重してもらえることを望んでいます。

それぞれの個性を育て、のびのびと教育されてきた人材ですから、sの個性をつぶすようなことをしてしまってはいけません。

また、プライベートを尊重するというのは、現代の中では当たり前のように受け入れられている風潮です。

会社への忠誠心や仕事の強要は、現代っ子の中心であるゆとり世代にとって受け入れられる考え方ではありませんよね。

仕事においては半人前であったとしても、人間としては、尊重すべき人間の一人として扱ってあげなければいけないのです。

9、要求するハードルを下げる

要求するハードルを下げるということも大切です。

いきなり大きなハードルを目の前に出されたところで、ゆとり世代は困惑するだけでしょう。

小さめのハードルをいくつも用意して上げた方が、ゆとり世代の若者にとっては楽に感じるはずです。

大きなハードルであったとしても、分化して見れば小さなハードルになることが多くあります。

最初から大きなハードルを渡して試行錯誤を求めるのではなく、ある程度の段階を作って、要求する一つ一つのハードルのレベルは下げてあげるような工夫をすることで、ゆとり世代はやる気を出してくれるのではないでしょうか。

10、「ゆとり世代だから」を禁止する

大事なポイントの一つは「ゆとり世代だから」と言うことを禁止するということです。

ゆとり世代の彼らも、自分たちが批判の的になっているということはきちんと分かっています。

ゆとり世代からダメだと言われている、その声はきちんと彼らの耳に入っているのです。

ですが、ゆとり世代を選んだのは彼らの世代の責任ではありません。

むしろ「ゆとり教育を選んだ自分たちより前の世代の責任」だと思っています。

そのような世代から「これだからゆとり世代は」と言われても、「その教育政策を行う政府を選んだのは自分たちだろ」と思われてしまうだけなのです。

ゆとり世代の若者たちに責任があるわけではないということを頭に置き、「ゆとり世代だから」という魔法のような言葉を口にするのはやめることにしましょう。

️ゆとり世代へのNGな対処法

ゆとり世代とそれより前の世代の違いは明らかです。

一見やる気がないと思われがちなゆとり世代であっても、きちんと扱ってあげれば問題なく働いてくれることもあるのです。

ただしそれは、ゆとり世代を正しく扱ってあげる、ゆとり世代の考え方や生き方になじむということが必要であって、NGな対処法をしているときには、ゆとり世代は思うように働いてはくれないでしょう。

ここでは、ゆとり世代には絶対にしてはいけない対処法について紹介します。

職場のゆとり世代とうまくやっていけないということがあれば、以下のポイントを踏んでしまっていないか確認してくださいね。

大声で怒鳴る

ゆとり教育世代に対して大声で怒鳴って接するというのは間違いです。

ほとんどのゆとり教育世代は、自分より上の人から高圧的に扱われたことがありません。

教育における体罰に対して厳しくなってきた時代の先駆けの人間もいますし、そう言った上からの圧力はパワハラと言われてしまうこともあります。

相手が何かをミスした時にも、大声で怒鳴ったところで委縮されて終わってしまうのです。

何が駄目だったのか、どうして怒っているのかというところを理解させなければ、改善は見られないでしょう。

大声で怒鳴られて自分のミスを悟り、自力で成長するというようなスポ根漫画のような展開は、ゆとり教育世代には通用しません。

また、効率的な方法とも言えませんので、ぐっと自分の感情を抑えるようにしてください。

彼らに感情的になってもだめ

ゆとり教育世代に対して感情的に接するのは間違いです。

感情的に接したところで、ゆとり教育世代にとっては心に響きません。

それどころか「仕事において感情的になる幼稚な人」というレッテルを貼られてしまって終わりなのです。

まして大声で怒鳴るようなことがあれば、委縮することはあっても従順になることはないでしょう。

距離を置かれてしまうのがオチなので、言うことを聞かせたいと思っている相手に対して、感情的になって接すると、逆に悪い結果を招くようなことになってしまいます。

偏見をもたないこと

偏見を持たないということも大切です。

ゆとり世代だからと言って何もできないと言うわけではなく、きちんとした教育を受けてきていないということはありません。

まともに勉強してこなかった人間だと思うのも間違いです。

なぜなら、ゆとり世代であっても、やる気のある人間はいますし、きちんと勉強をして、きちんとしたマナーを学んできた人間もいるからです。

ゆとり教育は、ゆとり教育世代が自ら選んだものではありません。

いわば、「ゆとり教育世代前の人間が選んだ政策」を受けてきた人間なのです。

全く違う人間であるという偏見を持つことは、ゆとり世代にとっても失礼なことにあるでしょう。

人間は、失礼なことをする相手に対して、自分の方は失礼がないように動こうという気にはなれないものです。

良い関係を築きたいのなら、ゆとり世代を色眼鏡で見るのではなく、きちんと公平に見てあげることも大切です。

【偏見を持たないための注意ポイントは、こちらの記事もチェック!】

上下関係をプライベートでも持ち出す

上下関係をプライベートでも持ち出してくると言うのも、ゆとり教育世代にはしてはいけない方法です。

ゆとり教育よりも前の世代にとっては、厳しく定められた上下関係は当たり前ものかもしれません。

確かに、社会において上下関係は大切な部分が大きいですし、そうやって社会や会社が成り立っているのですから、従うのは当たり前というところはあります。

ただし、これをプライベートでも持ち出すのは間違いです。

ゆとり教育の人間にとっては、プライベートは自分のものと言う考え方が当たり前のように浸透しています。

プライベートでも上司だから付き合う、先輩だから付き合うというような考え方はありません。

きちんとプライベートと仕事を切り分ける境界線を持っていない上司や先輩のことは「ウザい」と思うものなのです。

ゆとり教育世代は人間関係が希薄で、と思っている方もいるかもしれませんが、ゆとり教育世代にプライベートでの付き合いを強要するのは危険です。

プライベートで付き合う場合であっても、上下関係を持ち出して相手を圧迫するようなことをすると、プライベート上での付き合いを完全に切られてしまう可能性もありますので注意してくださいね。

️「ゆとり世代~」を口にする前に気を付けるべきこと

ここまでは、ゆとり世代とうまく付き合っていく方法や、彼らの特徴について見てきました。

こうして見てみると、ゆとり世代の人間は扱いに困る大変なものだという印象になるのではないでしょうか。

ですが、これは一方的な偏見です。

例えば、ゆとり世代であっても、きちんと勉強をしてきている人たちもいますし、それなりに常識を持っている人もいますよね。

ゆとり世代でトップクラスの学歴を持っている人たちは、「ゆとり世代前」の中堅以下よりも常識を兼ね備えているかもしれません。

「ゆとり世代よりも前の教育を受けている」ことが、必ずしも免罪符になると言うわけではないのです。

特に、これからの時代にはゆとり教育世代の人間がたくさんいます。

そう言った人たちが増えてくる中で、すぐに「ゆとり教育世代は~」と口にして説教を始める人間は、ゆとり世代の人間からしてみると「古い」「いつまでも旧体制にこだわって」「“ゆとり教育世代ではない”ことくらいしか俺たちに勝てるところなんてない癖に」と思われてしまうかもしれないのです。

ゆとり世代と話が通じないのは、ただ単にジェネレーションギャップと呼ばれるものかもしれません。

ただ単に自分の考え方が現代に即していないからかもしれないのです。

ゆとり世代だからと言う言葉は便利でもありますし、確かにゆとり世代の考え方が以前とは違うところはあるでしょう。

もちろん、ゆとり教育というものが生んだ弊害も見過ごすことはできないことは確かです。

ただ、ゆとり世代と言う言葉を盾に、全てを否定することはしてはいけません。

「ゆとり教育前の自分」が正しいと決めつけて接するのは間違いです。

特に、ゆとり世代は、グローバル化の時代の中を成長してきた人間が多くいます。

それらの人間の持っている視点を「ゆとり教育だから間違っている」という目で見下してみるのは間違いだということを頭において接することにしてくださいね。

️やる気を出せばゆとり世代も戦力になる!

いかがでしたか?

「ゆとり教育」を受けてきた世代をなかなか理解できないと悩んでいる人はたくさんいます。

ですが、ゆとり教育を受けているからと言って、人間的にダメな人が多いと言うわけではないことを覚えておいてください。

もしかすると、ゆとり世代の場合には、やる気のスイッチが違うところにあるのかもしれませんし、きちんと正しく教育をしてあげれば、きちんと使える人間になってくれるでしょう。

戦力にならないと最初から排除して考えるのではなく、時には自分の方が柔軟な姿勢を持って相手に接することも大切です。

これからの社会を担っていくのはゆとり世代となるのですから、そういう人間が育つために必要なことを教えてあげるのが「ゆとり世代前」の人間です。

その間にはジェネレーションギャップもありますが、うまくそこを乗り越えてあげれば、理解できないと思っていた若い世代の考え方にもなじむことができるかもしれません。

お互いに「違う教育を受けては着ているけれど頼りになる人間」として交流することができるように、頭の柔ら夜会行動をとれるように、心の余裕をもって接してみてくださいね。